上海南駅空爆(n-002)

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東中野氏の否定根拠 画像
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002 78 上海南駅空爆 S.H.ワン
Life3710
Look3712
日寇
赤ん坊”やらせ” 上海南駅空爆    ■実際に赤ん坊の腕はもぎ取られ泣き叫んでいます。Look 1937年12月21日号 それを助け出そうとする大人。それらを見れば "やらせ" だとはとてもいえません。とんでもないいいがかりです。爆撃による駅被害の凄惨なようすは、"Shanghai's Undeclared War"の写真をみてください。

■「ウソだからプロパガンダだ」という論法から、「プロパガンダだからウソに違いない」になっています。2次利用3次利用のフィルムではなく、元のフィルム (News Parade, The Year of 1937)を見てじっくり検証する必要があるでしょう。

元の写真。掲載誌 Look のキャプションによれば、帽子の男も救助者のひとりで、もう一人の救助者である黒服の男は、プラットフォームに赤ん坊を置いて再び右側の爆撃現場に戻ったとのこと。線路に横たわる犠牲者は14歳の少年だそうです。

元の映画についてのリポートが投稿されました。
そして東中野トリックの原因。さらには、東中野トリックの源流。

■この写真は、Life 1937年10月4日号に紹介され、日本が起こした戦争への批判を巻き起こしました。そのため、当時からこの写真に対する日本側の批難は凄まじかったのです。赤ん坊が線路の上に居るように見える錯覚から、「線路の上にわざと赤ん坊を置いたに違いない」「黒服の男が撮影のために赤ん坊を運んだ」「ご丁寧に発煙筒まで焚いて煙を出している」などなど。『写真がウソ』だという目的のためのに、あらゆる「ウソ」がでっち上げられては消えてきました。それも、聖戦遂行の為の情報戦だったのです。

■東中野教授もそうした歴史的なウソを蒸し返しているに過ぎません。前著『ザ・レイプ・オブ南京の研究』をお持ちの方は、是非この本と較べてみください。前著で挙げていた重要根拠のひとつが引っ込められています。「ウソ」や思いつきがでっち上げられては消えいく、その有様がよくわかります。
※そうです。赤ん坊の居る場所が、線路からプラットフォームに、極秘?裏に変わってしまったのです。

検証156

検証230

図:上海南站

検証93

思考2004/01/11

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"n/143"-002
有効

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