惨無人道的殺人手段(n-102)

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102 168 惨無人道的殺人手段  (日本兵)
写真集
ナンキン
写真に写っている男性は、軍装、鉄兜、長靴の形状、ネッカチーフなど日本軍兵士にしては不可解な様相である。 まず襟が日本軍の詰め襟ではない。左腰に刀の鞘がない。右腰のベルトに固定されているはずの水筒がベルトの上に位置している 惨無人道的殺人手段 
■東中野さんは読者には試し様がないこととなると、自信をもって断言します。この場合はどうでしょうか?
生首を持とうとして持てなかった経験でもあるのでしょうか?妙です。自信は何処から来るのでしょうか?

■でも、また、しかし、
東中野さんらの<思いつき検証>は、実証趣味オジサンの簡単な調査によって、またまた、たちどころに、木っ端微塵となりました。
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=one;no=16;;id=imgbord#16

1、軍衣
昭5式軍衣以外のものには見えません。 「襟が日本軍の詰め襟ではない。」と書いてありますが、それは乱暴な断定です。

2、鉄兜
旧陸軍の九十式鉄帽以外のものには見えません。

3、長靴
別におかしな形には見えません。本来、士官の長靴は自前の別あつらえですから、一人ずつ形が違っても不思議はないのですが、それにしても変わった様子はありません。左足の長靴の前面に黒い縦筋があるように見えるのは、日本刀の刀身の影でしょう。

4、ネッカチーフ
これは鉄帽の紐を蝶結びにしてあるのです。 特に将校に多いのですが、鉄帽の紐を戦国武将の兜の飾り緒のように大きく蝶結びにするのは、一種の戦場のおしゃれであって、珍しいものではありません。

5、刀の鞘
この写真では明瞭でない。腰には付けていないようにも見える。

6、水筒
日本軍の将校用水筒に見えます。水筒は肩紐で、左肩から右腰に下げて着用します。そのままだと行軍中や戦闘時に動いて邪魔になるので、「胴締め」という腰ベルトを装具の上から巻いて、動きを抑えます。

7、その他
左肩から右腰へのベルトがもう一本見えますが、これは拳銃嚢の肩紐です。右肩から左腰へのベルトは、図嚢と呼ばれる書類カバンのものです。

で、以上から結論は次の通りです。
軍装のほとんどは、日本軍の軍装品として不審な点はない。
これは戦闘状態の日本軍人ではない。
検証16

検証19

[27]腰より上の水筒の例

タラリ 
 

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