No. | P. | 内容 | 撮影者 初出誌 |
東中野氏の否定根拠 | 画像 click |
否定根拠への疑問 | 検証記事リンク | 写真判定 |
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129 | 201 | 棲霞山のセメント工場の仮手当て所と施薬所1938年3月 | フォスター | 3月ならすっかり平穏になっていたので「南京陥落後3ヶ月たっても殺人はやまなかった。」は間違いだ。 |
「南京陥落後3ヶ月たっても殺人はやまなかった。」は間違いだ。■では東中野さんにお尋ねしましょう。すっかり平穏な状態のなかで竹篭に担がれて運ばれているのは一体何なのですか? 仮手当て所に運び込まれるのは、病人か、怪我人か、あるいは遺体ですね。それとも、セメントでも運んでいるとでもいうのですか? あなたの文章にはそういう人間的な視点が、微塵も感じられませんね。 「写真をみたらそのことが一番気がかりです。平穏になった3月になっても、遺体、もしくは病人が運ばれているのか? そんなはずはないと思うが、慎重に調べなければいけないな」と思うのが普通のニンゲンではありませんか? ■あなたが大学の研究費という浄財を使って米国イェール大学図書館までいき、ベイツ資料を調べたなら、南京攻略戦のなかで当時の外国人がどのような赤十字活動(人道活動)をしたのかぐらい、読者のために噛み砕いて説明したらどうですか? ■そういえばあなたは、「1月20日頃には平穏になった」だけを強調して「南京陥落後3ヶ月たっても殺人はやまなかった。」という『ザ・レオプ・オブ・ナンキン』の言い過ぎを糾弾しています。しかしよく考えれば、そのまえに、「1月20日頃までの日本軍の蛮行」について、あなたはどのような態度をとるのか、あなただったらこの僧侶達の嘆願に対してどう答えるのか、姿勢を表明しても良いのではありませんか? ■もし、それを全くほっかむりするような御仁が守備隊長になったら、第六十号文書に書かれていたような蛮行は、3ヶ月どころか何年でも止むことが無かったでしょうね。 ■南京城の北西20キロの棲霞山寺は、いまでも観光名勝となっている古刹、大寺院です。《棲霞山寺の場所》。日本軍が上海から南京へと北進を始めるや、棲霞山寺には日本軍に追われるように難民が駆け込んだそうです。また、南京攻略戦が始るや南京郊外からも難民が集まりました。《資料》「栖霞寺1937年」8月公開へ ■そこで起きた、日本軍によって繰り返された強姦と略奪。告発したのが、南京安全区国際委員会第六十号文書「棲霞山寺よりの覚書」です。その全文。 ■棲霞山のふもとのセメント工場敷地内にも、ドイツ人とデンマーク人が管理する「安全区」として難民キャンプが作られました。[棲霞難民キャンプ(1937年の冬〜1938年の春)] 棲霞山の [お寺] の高僧たちが連署した抗議の手紙が、セメント工場の [難民キャンプ] のデンマーク人シンドバーグを仲介して、南京の国際委員会に渡り、それが日本の領事館にわたったと思われます。 ■高僧たちの手紙は、一時的に事態は良好になったものの、抜本的な対策を取らない限り、略奪と強姦は収まらないと考えたからこそ、連名で認められたのです。手紙の中で新任の注意を褒め称えているからといって、これが『感謝状』でないことは明らかです。ケンカ腰の文面にならないように書かれた、切実なる嘆願書です。 ここに避難している難民の八〇パーセントは所持品を一切失い、家をこわされ、家畜を殺され、貴重品を盗まれたものであるます。多くの婦人は夫を失い、子供たちは父親を失いました。成年の大半は日本軍によって殺されたのであります。多くのものが負傷者・病人であり、医療はまったくおこなわれておらず、射殺されるのをおそれて街道を歩くものもありません。米の残りもきわめて乏しくなっております。水牛もなく、種籾もないのに、どうして農民が春になって農作業をすることができるでしょうか?■このような嘆願書を「もう事態は解決した証拠だ」などと嘯く人物に出会った今、私は、静かにつぶやく銀幕スター裕次郎の、あのせりふを思い出しました。 『卑劣な奴だ!』 |
"n/143 + α"129-30 | ||
130 | 201 | 南京、太平洋ホテルに宿営する日本兵、3月17日 | フォスター | ザ・レイプ・オブ・ナンキンの 「一人の日本兵が子供を捕らえて、金目のものがないか身体検査をした」 はでっち上げである。 |
■日本軍ならそのくらいのことはやりかねない、日常茶飯事だ、と中国人に思われてしまっていたのですね。 『残念です』、というのが私の感想です。 「一人の日本兵が子供を捕らえて、金目のものがないか身体検査をした」 |
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