人体を内側から焼く 「ウィリー・ピート」

元米兵は言います----「それを吸い込むと、口の中から喉、呼吸器が焼ける。人間の体の中が焼ける(burning inside)」

たいへん重たいかもしれませんが、イタリア国営テレビRAIが、ファルージャで米軍が一般市民に対して白燐弾を使った、と告発する内容のドキュメンタリーをアップしました。このサイトがなぜ南京事件を問題にし、毒ガス弾の使用を問題にしているのか? その背景に通じると思ったからです。

『ファルージャ 隠された大虐殺』
英語版 WMV 43MB

燃える雨2(「ファルージャ 隠された大虐殺」日本語訳) 

以下に、Falluja, April 2004 - the book の池田さんの説明を要約引用します。詳しくは、
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-3f16205b292bc9f07303103b2cb16af9.html

・・・・インタビューに答えていた元米兵の言っていた"burning inside"という言葉が、頭を離れません。

これまでに見たファルージャでの死者の写真の多くが、鼻から口にかけて(特に口)および眼球が、「銃撃されて死んだ」とか「爆死」とかとは素人目にもまったく異なった、ひどい形状になっていました。そして「ウィリー・ピート」が「人体の内側から焼く」のだ、と、昨年のあの作戦の現場にいた元米兵が説明しているのです。私は兵器についてはド素人ですから、直感が働くような知識は持ち合わせていません。説明されてはじめて、それが人間に対して何をするのかがわかる。

「ウィリー・ピート」はファルージャの米軍で用いられていたスラングです。 フィルムの中で元米兵は言います----「ウィリー・ピート」は「服は必ずしも焼かない。人体だけ焼く」。

元米兵は言います----「それを吸い込むと、口の中から喉、呼吸器が焼ける。人間の体の中が焼ける(burning inside)」。

「それは女も焼く。子どもも焼く」。

20歳そこそこという肌のツヤをした元米兵は、そう語っているのです。

「ウィリー・ピート(Willy Pete)」、コードネームでは「MK77」。これが使用されていたことが占領国側からの確実な情報として伝えられたのは今年の6月でした。英国の下院議員への私的な書状において、英国防省のミニスター(国防省においては「閣外相」)であるアダム・イングラムが、米軍がファルージャにおいて「MK77」を使用していたことを認めた、ということを、英紙インディペンデントがスクープ。 →US lied to Britain over use of napalm in Iraq war (by Colin Brown of the Independent) →当ウェブログ過去記事

しかし、この「MK77」がwhite phosphorus bombs−−白燐−−であるとはっきりわかったのは、11月8日、昨日のBBCの記事を見たときのことです。(よく読めばウィキペディアにも「リン」って書いてあるのに、頭の中でつながらなかった。)

US 'uses incendiary arms' in Iraq Last Updated: Tuesday, 8 November 2005, 11:13 GMT http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4417024.stm

イタリア国営テレビRAIが、ファルージャで米軍が一般市民に対して白燐弾を使ったと告発する内容のドキュメンタリーを放送した。

冒頭で触れた映像は、このBBC記事にある「RAIテレビの放送したドキュメンタリー」です。

RAIのドキュメンタリー・フィルムは、ヴェトナムでの映像から始まります。戦闘機から次々と投下され炎の塊を地上に出現させる爆弾と、服を全部焼かれて逃げてくる子ども(あの有名な写真が撮影されたのと同じ現場です)−−説明のために、映画ですが『地獄の黙示録』を引き合いに出しておきます。

『地獄の黙示録』のように見える映像は、ステレオタイプな「あいるらんどのような田舎」のような美しいヴェトナムの村落を爆撃する米軍戦闘機から、撮影担当の米兵が技巧を凝らして爆弾の効果をフィルムに収めた映像、バックに流れるMamas and PapasのCalifornia Dreamin'は、当時米軍ラジオからよく流れていた曲だそうです。(正直、これはキます。コッポラの映画より私にとってはダメージが大きいです。)

続いて米軍エンベッドの映像(暗視カメラ)が数秒流れ、昨年11月のファルージャでの戦闘に参加した米兵のインタビュー。続いてジャーナリストのジュリアナ・スグレナ、NGO『バグダードへの橋』の人……とインタビューが続き、それからファルージャからの映像、イラク人医師のインタビュー、再度米兵へのインタビュー……と続いていきます。白旗を掲げた男の人が銃撃を受けているところの映像や、米軍エンベッド記者のケヴィン・サイツが撮影した、モスク内部で無抵抗の人を米兵が銃殺しているところの映像も入っています。そして…………

えーっと、このドキュメンタリーについては説明があるので、まずはそれをご覧ください。

イタリア語記事 http://www.uruknet.info/?p=17579&hd=0&size=1&l=x
英語記事&フォトギャラリー http://www.uruknet.info/?p=17582&hd=0&size=1&l=x

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