今回提示した写真は、『支那事変画報(毎日版)』第十二輯(1987年12月11日)P22・23の見開きより提示しました。「陣中雑景」という特集の写真です。
問題の山羊の写真ですが、キャンプションが確認できるようにスキャンしています。ピッポさんが興味を示したキャンプションは如何でしょうか(^^)
『南京事件「証拠写真」を検証する』東中野修道P116より
【引用開始】--------
日本軍は徴発のさいに代価を支払い、支払い不能の場合は証明書を置いていた。
【引用終了】--------
だとすると、大量の領収書や支払い証明書は何処へ消えたのでしょうか?日本軍が置いていった証明書が、大量に中国で発見されないのは何故でしょうか?
豚などの家畜を盗られたという証言はあるが、それらを遥かに凌ぐ証明書は何処へ消えたのでしょうか?証明書は相手に手渡して初めて購入の意思を伝えたことになり、黙って置いていくことを「盗む」といいます。それこそ日本軍が略奪行為を公認していた証拠です。売買契約が成立しない場合は泥棒です。
証明書を置くことで売買契約が成立するとでも思ったのでしょうか?
写真の検証
常識的に考えて農民が貴重な財産である、家畜を捨てることはありません。キャンプションを書いた記者は農業を理解していないとしか思えません。日本軍の侵略にあわてて逃げたからでしょう。常識的に考えれば『日寇暴行実録』のキャンプションのほうが正しいのは言うまでもありません。