今回提示する写真は、元歩兵４７連隊の写真班だった方が、戦後の焼却命令に反して、缶に入れ油紙で包んで自宅に埋めていたとされる、１６ミリフィルムと写真中の６枚の写真です。撮影者の氏名（1988年没）はＯＦＦ会の席でタラリさんと、とほほさんには話しましたが、詳しい内容はまたの機会とします。

左の写真：歩兵４７連隊の兵舎
現在の、大分大学教育福祉科学部付属小・中学校付近

右の写真：出征のためトキハデパート前を行進する兵士

左の写真：永定河を白昼渡河する兵士
1937年9月14日の４７連隊

右の写真：南京城壁を上がる第３中隊
1937年12月12日の写真です。上に日章旗を持った兵士の姿が見えます。
伝説の煙幕は、確認できません。うっすらと白く見えるのが煙幕ということでしょうか？
この写真は殆んどの方が、初めて見るのではないでしょうか。一番乗りネタとしてぶら下げる予定です。

この２枚の写真は、オマケの掲示と思ってください。漢口作戦と武寧作戦のものです。

左の写真：武漢大学での慰霊祭
1938年12月6日撮影
出征（1937.8.1）から武漢攻略（1938.10.26）までの歩兵第４７連隊の戦死者は４５４名、負傷者は１，６１２名。

右の写真：武寧作戦
1939年3月20日〜3月29日の間に撮影されたものと思われる。
兵士の様子からして休憩ではなく、敵の攻撃を避けるために待機しているものだと思われます。