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目下中支にゐます…約五十里の敵,金城鐵壁を木ツ葉微塵に粉砕して敵首都南京を一呑みにのんでしまった,極楽に行きかゝつたのは五回や十回ぢやないです,敵も頑強でなかなか逃げずだから大毎で御承知のように百人斬り競爭なんてスポーツ的なことが出來たわけです。小銃とか機関銃なんて子守歌ですね,迫撃砲や地雷といふ奴はジヤズにひとしいです,南京入城まで百五斬ったですが,その後目茶苦茶に斬りまくって二百五十三人叩き斬ったです。おかげでさすがの波平も無茶苦茶です。百や二百はめんどうだから千人斬をやらうと相手の向井部隊長と約束したです。支那四百余州は小生の天地にはせますぎる,戦友の六車部隊長が百人斬りの歌をつくってくれました
百人斬日本刀切味の歌(豪傑節)
一,今宵別れて故郷の月に,冴えて輝くわが剣
二,軍刀枕に露営の夢に,飢えて血に泣く聲がする
三,嵐吹け吹け江南の地に,斬って見せたや百人斬
四,長刀三尺鞘をはらへば,さっと飛び散る血の吹雪
五,ついた血糊を○衣でふけばきづも残らぬ腕の冴え
六,今日は○かよ昨日はお○,明日は試さん突きの味
七,國を出るときや○の肌よ,今ぢや血の色黒光り……(中略)
まだ極楽や靖國神社にもゆけず,二百五十三人も斬ったからぼつぼつ地獄落ちでせう 」
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