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  新掲示板開始です(^.^) とほほ 2001/03/10 18:24:09 
  >「日本が侵略を認めないのは許せん」とい... とほほ 2001/03/11 15:38:38  (修正2回)
   └一定の管理のもと性欲処理の施設の営業を許... とほほ 2001/03/12 02:50:41  (修正1回)

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とほほ <bfyonxxicq> 2001/03/10 18:24:09
ちとフライング気味での新掲示板スタートですが、旧板では折角の皆様のご意見が非常にわかりにくくなりますので、取りあえずスタートです、旧板でのperipheriqueさんのご意見をまとめて転載します。

以下、3月8日付の日経朝刊「春秋」(朝日しか読まない人のために>天声人語みたいなもんです)から引用。
>米国駐在のころ、家人が車で接触事故を起こした。隣の車がふらふらしながらぶつかってきた。明らかに先方の過失である。車から降りた老弁護士はしきりに恐縮していた。さすが米国紳士、と思いきや、警察官が到着すると態度が一変し、自分に落ち度はないと言い張った。
>横転事故多発でタイヤ回収騒ぎに発展したブリジストン・ファイヤストン問題を取り上げたNHKスペシャルを見た。事故原因が明らかになっていない段階で、日本人の会長は遺族に謝罪を表明した。日本なら当たり前と思われるこの行動が、怒りをかきたてる結果になり、批判は全米規模で広がってゆく。
>一方で、このタイヤを装備したメーカーは、米議会の公聴会で「原因はタイヤだ」と断言することで危機を乗り切る。罪が己に及ばないようにするためには、公の場では絶対に謝罪したり非を認めたりしない
(引用おわり)
「日本が侵略を認めないのは許せん」という人たちの言う「侵略」の定義はよく分からないが、それを言うなら、その日本の「侵略」の前後に、英国がインド(含むパキスタン&バングラデシュ)、香港、シンガポールを、フランスがベトナム、アルジェリア、タヒチを、オランダがインドネシアを、旧ソ連がバルト3国を「侵略」してたのも歴然たる事実。その意味でなら日本は中国を「侵略」したと言えるね。
これを言うと、前述の「人たち」は、決まって「他国が侵略してたら自国も侵略してよい、ということにはならない。」「他国はどうあれ、先ず自国の罪を認めて謝罪するのが筋道。悪いことをしたら先ず素直に謝るなんて小学生にでも分かること。」なんてことをおっしゃるよね。
これは「小学生の世界でのみ通用する躾・道徳論」。オトナの世界はもっと複雑なの。例えば離婚訴訟。たとえ自分の浮気が原因でも、最初から「原因は私にある。私が悪かった、慰謝料山盛り払うよ。」と言うバカはいない。それならそもそも訴訟にはならない。交通事故もしかり。自らの浮気が原因で離婚する妻の両親は、娘に「あなたが悪いのだから先ずあなたが謝りなさい。慰謝料もあなたが払いなさい。」とは決して言わない。娘は小学生じゃないから。遺産相続争いでも同じ。日本人同士、あるいは血縁同士ですやこうなんだもの、いわんや国家の存亡、あるいは国家賠償をかけた国際関係をや、でしょう。
英国が香港返還で謝罪した?フランスはベトナムに謝罪した?アルジェリアには?オランダはインドネシアに謝罪した?全て「否」である。
この中で日本だけが謝罪するのか?ってゆーか河野「機密費」洋平っていう大バカが、もう謝罪しちゃってる。一方的に慰謝料払うことになる。(ってゆーかもう払ってるし)。「遺産相続権」は有無を言わさず放棄だね。だって先に自分だけ認めてるんだもの。全てはその前提からスタートでしょ。交渉のやり方としては最悪だね。
次に来るのが、「じゃあ、ドイツは?日本はドイツを見習ってきちんと謝罪すべきだ!」。ドイツと日本は同盟国だったけど、戦争目的も政策もやったことも全然違うでしょうが。ドイツが否定してるのはナチスの犯罪。ユダヤ人虐殺は偶発的な戦争犯罪ではなくて、法律に基づき計画的に遂行された「政策」だもの。戦争の結果としての虐殺、ではない。虐殺自体が目的だった。これと当時の日本とが、どうして同列に扱われなければならないのかな?

はじめましてですね。よろしくおねがいします。
さて、問題は「西欧が植民地主義を反省しそれを廃した」のはいつか?ということです。第二次大戦開戦前ですか?アルジェリアが独立したのはいつですか?オランダは1945年に日本が降伏した後、インドネシアにノコノコと戻ってきて何をしようとしたのでしょうか?フランスはベトナムに戻ってきたのでは?ディエンビエンフーでホーチミン率いるベトミンに大敗したのは大戦後のことです。命からがらベトナムから逃げ出したのです。非を認め、謝罪して独立させたワケでは全然ない。
植民地支配、現在の価値観・道徳観で考えれば、わたしも現代に生きてますから、怒りを感じずにはいられません。でも当時はそういう時代だった。与えられた運命・時代背景の中で、当時の日本人、すなわちわたしたちの曽祖父、英国人、フランス人もみな生きていたのです。たまたま早く産業革命・市民革命を経験して国力が相対的に強かった強国が弱小国を支配した、もし立場が逆であれば、逆に支配されていた、そういう時代なのです。いまの「平和主義」「人権主義」の価値観には、全面的に同意しますが、名目上はともかく、たかだかここ30年間のハナシですよ。ワタシが言いたいのはその基準で当時の必死に生きた人々、国家の歴史を断罪するのは「どっかおかしいのでは?」ということです。

秀吉、家康のキリシタン弾圧、いまの価値観で考えれば「信教の自由」への著しい侵害行為ですね。ところが、彼らがキリシタン及び宣教師を弾圧・排除し、禁教しなかったらどうなっていたか?今ごろ貴方もわたしもスペイン語かポルトガル語で会話していたことでしょう。当時の世界情勢はそうだった。南米を見て下さい。ブラジルでポル語、その他の国は全てスペイン語を話してますが、別に偶然じゃない。「神の下の平等や平和を説く宣教師」で人心を懐柔し、やがて銃器で武装した残虐極まりない騎兵隊がやってくる、だから秀吉も家康も禁教したのです。少なくともわが国の歴史教科書であればそういう側面から論じるべきなのに、いまの歴史教科書では「残酷なキリシタン弾圧」ばかり論じてる。こうした現状をおかしい、と言うことさえ許されないのでしょうか?

「歴史は歴史であり事実を事実としてそのまま伝えていくべきものでありその事により人間社会は反省を踏まえ成長していきます。歴史を断罪するのではなく歴史を正しく伝えていく事が重要なのです」とおっしゃいますが、では、「正しい歴史」とは一体何でしょうか?歴史は数学や物理化学とは異なります。1+1=2、これは世界中どこでも真理です。では歴史はどうか。例えば、わが国と韓国と中国で「全く同じ歴史」を子供たちに教えるのか?歴史はシェアできるものなのか?例えば「1868年明治維新」、「1914年第一次世界大戦勃発」、と年表しか教えないのであれば、それも可能かもしれません。しかし、その背景、その国の歴史における意義を説明しようとすれば(しなければならないに決まってる)、科学ではなく解釈の問題、言い替えれば歴史は「物語」にならざるを得ないのです。例えば中国によるチベット「侵略」問題、ダライラマと江沢民が共通の歴史教科書を作れますか?正しい、正しくない、の問題ではないのです。「同じ史実」に対し、「異なる解釈」が当然ありえる。大英帝国の栄光の歴史は、フランスにとっての屈辱の歴史になりえる。もっと分かりやすくいいましょうか。巨人ファンにとっての栄光の歴史は阪神ファンにとっての屈辱の歴史になるのです(笑)。ゲームの結果は事実だから共通。解釈・感じ方が違う。これをむりやり共有化しようとすれば、もう「共産主義インターナショナル」しかないでしょうね。>その結果としての帰結が今の悲惨な旧ユーゴ問題ですよ。

もう少し説明しましょう。秀吉は朝鮮に出兵しました。おそらく、韓国の「国定」教科書では「秀吉」はとんでもない侵略者として扱われ、迎え撃った鄭成功(でしたっけ?)は、「民族の英雄」として扱われているのでしょう。想像ですけど。では、その300年前に日本に侵攻し、対馬や隠岐の住民を婦女子まで残虐極まりない方法で皆殺しにした元寇については、どう記述しているか。元はモンゴルであり、フビライが皇帝ですが、日本侵攻の実働隊はほとんど朝鮮の兵士だった。われわれは鎌倉時代に日本侵攻を企てた。対馬や隠岐では無抵抗の婦女子を皆殺しにした、と教科書に書きますか?書くわけないのです。わたしが韓国の国民だとしたら、「そんなことは教科書には書くべきではない。そのときの事情・背景があったのだ。それらを説明せずにその事実だけ書くことは百害あって一利なしだ」と言うでしょう。そういうことなのです。

「良好な国際関係」とは、なにも「考え方(歴史観)を共有」することではないのです。「考え方(歴史観)の違い」を認めた上で、現実的な対応として、お互いの一致点、妥協点を見出すことでしょう。
これは口で言うほど簡単ではありません。ご存知かどうか知りませんが、日本には核兵器禁止運動が二つの団体に分裂しています。共産党系の「原水協」と旧社会党系の「原水禁」、労働運動も同じです。共産党系と旧社会党系で別々の団体を組織してお互いにいがみ合っている。核兵器廃絶運動では毎年、同じ広島で別々に場所を借りて「世界大会」を開いているのでまさに「世界の恥」なのですが、要するに基本的に「同じ左翼」で「目的が同じ」であっても、これほど「考え方の共有」は難しい、ということですよ。もっとも、こういう「朝日なひとびと」こそが、口を開くと「日本は、中国・韓国に理解される正しい歴史観を持つべきだ」と言うのだから、人間って、面白いもんですね。キミたち、日本語で、しかも仲間うちでハナシが通じないのに、大丈夫か?

いまも不景気だけど、1930年代はもっと不景気だった。特に悲惨だった東北の農村では娘の身売りは当たり前の世界。東京の吉原や各地の赤線で、泣く泣くつらい思いをした女性が沢山いただろう。ましてや、日本の属領だった韓国では尚更、経済環境は厳しかっただろう。

現在でも、韓国では日本以上に売春産業が盛んなのは周知の事実であるが、今でも騙されて人身売買さながらに女衒に売られる女性(行方不明となる女性)が多数いることは日本ではあまり知られていない。
もっともこれは中国も北朝鮮も同じだが。要するに男尊女卑の社会で、特に女性の命=人権の価値が軽いのである。現在でさえそうなのだから、1930年代なら「いわずもがな」。生活苦から娘を身売りする親だって大勢いただろう。
わたしもひとりの人間としては、自分の意志に反して(親の意思でかもしれないが)売春をせざるを得なかった女性にはたいへん同情するが、それを国家として日本だけが謝罪し、国民の税金で慰謝料を払え、賠償しろ、となると話は異なる。食えないためにやむにやまれず売春する、古今東西どこでもある話だからだ。また、これとは別に、戦時レイプなどは尚更どこにでもあるハナシだ。あるいは日本の兵士あるいは日本人だけが「異常性欲エロ集団」だった、とでも言うのだろうか?世界で一番好色なのはドイツ人だ、と言ってる米国人の知人はいるが。平時のレイプ事件の発生率を各国で比べてみるがよい。戦争になると順位が逆転するとでもいうのか?

「国家として」の定義は不明ですが、管理売春は「当時でも犯罪だった」のですか?「国家として行った犯罪」とおっしゃる前提としては、「管理売春=犯罪」でないと意味が成立しないと思うのですが。いうまでもなく、当時は管理売春=適法、ヤミ売春=違法だったのでは?
「国家が売春を管理した」って具体的にどういうイメージなのかよく分かりませんが、いまでも例えばソープランドは保健所や労働基準監督署、税務署が管理してますよね。保健所は衛生のため、労働基準監督署は労働条件を守るため、税務署は税金を取るためです。まじめに議論してるつもりですが、ソープンド嬢に日本政府として賠償すべきですか?公的機関が管理してるから?
あるいは戦時中は、日本が「政府として」女衒みたいに売春によって慰安婦が得た収入を組織的にピンハネして、国家の歳入にでもしていたのでしょうか?そんな予算があったのでしょうか?戦前も立憲君主国家ですから(もっとも最近の国会のていたらくと比較すればよほどまともで真剣な論戦をしてる)予算案は審議したハズ。予算の歳入計画には慰安婦からのピンハネ分が計上されていたのでしょうか?常識的にそんなはずはないのです。現在同様、中間搾取していたのは民間業者で、形式上、役所ないしは軍(軍は役所ですよ)が管理してたわけですよね。

「関与ははっきりしている」の「関与」は内容によって意味が全然違うのは先に述べたとおりです。(保険所も「関与」してるし「女衒」も関与。でも意味は180度違う。)また、はっきりしている、というのも資料・証言に何を採用するのか(要するに採用者のイデオロギー)で大きく変わってくる。
また、「国際法」。これもよく出される議論ですね。今現在、この世の中では国際法、これは絶対に重要でしょう。では当時は?例えば全ての国の軍隊が戦時国際法を末端の兵士まで理解し、尊重してたのでしょうか?まさかとは思いますが、「吉原」や「京都先斗町」での管理売春は当時から「国際法違反」として告発ないしは勧告されていたのでしょうか?一体誰から?誰に対して?米軍による東京大空襲や原爆投下は、ともに無抵抗の一般市民、それも婦女子を無差別に大量虐殺した行為ですが、(両方とも、ほんの一瞬で10万人以上も無差別に殺戮してるんですよ)これらも国際法に照らし合わせた上で違法でない、ということで投下ボタンが押されたのでしょうか?
ついでに、是非、知っておいて頂きたい現実があるので、ひとつクイズを出します。意外かもしれませんが、日本は、別に戦前ずっとならず者の悪徳国家だったわけでも何でもなかったので(笑)、国際連盟では設立以来、脱退まで常任理事国(5大国)でした。国際連盟設立の際、5大国は、「これからの国際社会が協力して何を目指すか」の「規約」「憲章」を決めました。そのとき、当時の日本が「規約」「憲章」として入れるべきだと主張し、そして結果として米国、英国、フランス、イリアに否決された「規約」、一体それは何だったでしょうか?ってゆーか、こういうことこそ歴史の教科書に載せるべきだ・・・・・。みんなが知らないことがおかしい。

「しかし、軍はこれらすべてを実行していた。」「そもそも、慰安婦制度を設置したのは軍である」
結論としては、逆に民間業者、すなわち女衒は一切関与しておらず、国営・官営で法律に基づき予算計上した上で日本国家・軍が、政策として売春を女性に強要していた、ということですか?
川田うんちゃら、という方の本の引用ばかりですが、その本の内容こそ、まさに「採用基準が採用者のイデオロギーに左右される典型」だと思いますよ。読んでないけど。わたしはこの問題については、いろんな説を聞いた上で、「自分の頭で」判断するしかないので。
川田うんちゃら、とか吉実うんちゃらという方の本を他でも引用されてますが、むちゃくちゃおかしなこと、言ってますよね。例えば、「ブッシュは日系人への差別的取扱いについて政府としてちゃんと謝罪して賠償してるじゃないか(だから日本政府も謝罪しろ)。」とか。
あのー、日系人って、まんま米国の国民なんですけど。米国籍を持ち、米国で働き、米軍での兵役の義務も果たし、税金も納めていたにもかかわらず、「日系」だという「人種的理由」だけで差別され、全財産を奪われ、荒野の強制収容所に監禁した、この事実を謝罪してるのでしょ?繰り返し申し上げますが、日系人はれっきとした米国民だったのです。これといわゆる「戦争責任」の問題とは全く次元のハナシなのに、意図的に混同してるのかな。意図的だったら悪質だし、意図的でない、すな
わち違いが分からないなら単なるバカですね。

川田うんちゃら、とか吉実うんちゃらという方の本を他でも引用されてますが、むちゃくちゃおかしなこと、言ってますよね。例えば、「ブッシュは日系人への差別的取扱いについて政府としてちゃんと謝罪して賠償してるじゃないか(だから日本政府も謝罪しろ)。」とか。
あのー、日系人って、まんま米国の国民なんですけど。米国籍を持ち、米国で働き、米軍での兵役の義務も果たし、税金も納めていたにもかかわらず、「日系」だという「人種的理由」だけで差別され、全財産を奪われ、荒野の強制収容所に監禁した、この事実を謝罪してるのでしょ?繰り返し申し上げますが、日系人はれっきとした米国民だったのです。これといわゆる「戦争責任」の問題とは全く次元のハナシなのに、意図的に混同してるのかな。意図的だったら悪質だし、意図的でない、すな
わち違いが分からないなら単なるバカですね。
>これ、全部、本の著者の川田うんちゃら、というヒトのことです。念のため。

あと、初歩的な質問ですが、日本人の慰安婦はいなかったのですか?日本人の慰安婦なんてものは存在せず、韓国人の慰安婦しかいなかったのであれば、植民地差別に基づくおかしな制度といえるかもしれないけど、両方いたなら、要するに韓国も当時は日本の一部だったから、売春婦の募集が行われて、両国から応募、ないしは身売りがあった、ということですよね。また、東北地方からの娘身売りが最も多かったのと同様、植民地たる韓国の方が庶民の暮らしは貧窮を極めただろうから、慰安婦の応募(ないしは身売り)が相対的に多かった、こういうふうに理解してますが。

「日本とドイツだけが国家として管理売春」という点で言えば、さきほど述べたとおり、「国家として管理」の意味が不明ですが、ごくごく常識的に考えれば日本とドイツの兵士だけが世界中でとりわけ異常性欲者なハズもないし、もっともドイツのことは分かりませんが(笑)、すくなくとも当時の日本について言えば、結局、満州で日本人女性をレイプしまくったソ連の兵隊や、日本占領後に米軍基地周辺で日本人婦女子を強姦した米国兵士(いまでも沖縄では深刻な問題です)や、ベトナムでラマン(愛人)を沢山つくったフランス兵のような事態を防ぐために(軍紀維持、現地の治安維持のために)、一定の管理のもと性欲処理の施設の営業を許可した、というのが実態でしょう。それとも、日本の兵士だけが生死をさまよう戦場で異常に性欲が強くオンナと見れば誰でも手を出し、一方で米英の兵士は聖人君子宇なのでセックスをする必要もなかった、ということでしょうか?だからこそ現在、平時の状態での各国でのレイプ事件の発生率を比べてみるべきです。NYのサウスブロンクスで女性が夜一人で歩けますか?渋谷ならOKでしょうが。

こちらこそありがとうございました。ワタシの発言内容だけをご覧になると、おそらく「こいつ右翼や!歴史修正主義者や!」とお感じかもしれませんが(笑)、毎週土曜日に英会話学校に通い、海外の関連の深い仕事に従事するごく普通のリーマンです。英会話学校でも外人講師とこの種の議論をしています。彼らは「そんな話はいままで聞いたことがない」と一様に驚き、最初は不快感を示しますが、「そもそも日本人は主張をしない。英会話学校でも旅行のハナシ、映画のハナシなどたわいもないことばかりでつまらない、こんなに議論をしたのは初めてだ」となります。
わたしは別に好戦主義者でも国家主義者でも何でもありませんが(しつつこい)、普通の人間関係が「友情」「友好」も大事だが、ときとして「議論」「ディベート」「ケンカ」を必要とするのと同様、国際関係というのも、なにも「フレンドシップ」だけではなく、ときには「ディベート」ときと場合によっては「実力行使(WAR)」が当然ありえる、と思っているだけです。(<この考え方自体は、英会話の講師からすればごくまっと考え方なのですが、日本ではこうした考えさえ「平和に反する」とされる)別の意味で言い換えれば「人命は地球より重い」という考えに同調せず、「人命よりも貴い価値「も」ある」と考えているに過ぎません。
現実主義者なのかもしれませんね。

だから、戦時レイプが起きていないとはだれも言ってません。日本軍も米軍もフランス軍もドイツ軍もソ連軍も韓国軍も、どの軍隊でも起きることだ、と言っているのです。女性を商品として扱っているのも、その是非は別として古今東西みな同じではないですか。ベトナム戦争終結後、韓国兵が現地に残していった私生児がどれだけいたか。貴方は、日本軍の兵士、すなわち我々の曽祖父だけが「明日をも知れぬ命の状態でオンナばかり追いかけていた変態エロ軍団だった」とおっしゃりたいのでしょうか?あるいは、他国はどうあれ、日本人だけがそれを謝罪・賠償するべきだ、とおっしゃるのでしょうか。これについては既に論じてますが。

サッカー、誰でも知ってますが、ボールがフィールドの真ん中にあるのはゲーム開始、得点後の再開のほんの一瞬だけですね。国家と国家の戦争も同じです。太平洋や大西洋のど真ん中の無人島で戦うワケがない。「他人のシマでドンパチ」>うまい言葉ですが、では世界史上、最も「他人のシマでドンパチ」が大好きで、それを繰り返してきた、その結果として現在の繁栄を謳歌している国家はどこか?日本ですか???否、
第1位=英国、第2位=フランス、第3位=スペイン、その他オランダ、ポルトガル、ロシア、・・米国、・・ドイツ、・・・中国、日本、韓国ってゆー感じかな(笑)。
フォークランド紛争って覚えてますか?確か1970年代後半か1980年代前半、ワタシはまだ小学生でした。アルゼンチン沖の群島、フォークランド諸島が自国領だとアルゼンチンが主張したばっかりに、英国軍にこっぴどく叩きのめされた。地球儀あったら見てください。あそこは英国のシマなのでしょうか(笑)?他人のシマでドンパチ、英国はまだやってます。いつも「朝日なひとびと」のみなさんが「お手本にしろ、見習え、」とおっしゃるドイツ、イラクに軍を出してませんか?イラクを攻撃したのは米軍、英軍だけではありません。あそこも他人のシマです。これって侵略???朝鮮戦争、開戦直後から、あっという間に北朝鮮軍は韓国奥深く侵攻しました。あ、これは侵略か。でも我が家にある家永「ノーベル賞候補」三郎センセイの「日本の歴史」では、韓国が先にしかけたことになってるけど。長くなりましたが、要するに戦争ってのは、そもそも「やるか」「やられるか」、であって、「専守防衛」なんてのはそもそもあり得ないのです。

明治政府について、ワタシが習った教科書にはこう書いてありました。
「身分制度は廃止され、四民平等となったが、士族、華族、新平民といった差別がある不十分なものだった」
「憲法が制定され、その後、様々な法律も整備されたが、天皇主権で民権は著しく制限されていた」
「議会選挙が行われたが、納税額によって選挙権が制限された不十分なものだった」

今の価値観からすれば、すべてYESでしょう。異議なしです。では、当時はどういう時代背景だったのか?当時の時点でも、これらは「意義なし」(笑)だったのか?
「当時のアジアで、身分制度を廃した国が日本以外にあったのか?」
「同じ時代、米国の黒人は白人と平等な扱いを受けていたのか?」
「当時のアジアで、憲法を制定し、法律に基づいて国民の権利、義務を定めた国が日本以外にあったのか?」
「当時のアジアで、議会選挙を実施していた国があったのか?」

いずれも、「NO」です。これらには「意義」は大いにあった。

明治政府のもと国会議員の選挙が行われていたほぼ同時期、お隣の中国4千年の清国では、西太后という女帝が国家を支配し、恋敵の手足をちょん切って壷に入れたりしていた。そんな時代だったのです。
何故、否定的な側面ばかりを強調し、曽祖父を尊敬せず、国民の歴史を評価しないのか、ワタシには全く理解できません。

  >「日本が侵略を認めないのは許せん」とい... とほほ 2001/03/11 15:38:38  (修正2回) ツリーへ

Re: 新掲示板開始です(^.^) 返事を書く ノートメニュー [問答有用(クマ板)へ]
とほほ <bfyonxxicq> 2001/03/11 15:38:38 ** この記事は2回修正されてます
>「日本が侵略を認めないのは許せん」という人たちの言う「侵略」の定義はよく分からないが、それを言うなら、その日本の「侵略」の前後に、英国がインド(含むパキスタン&バングラデシュ)、香港、シンガポールを、フランスがベトナム、アルジェリア、タヒチを、オランダがインドネシアを、旧ソ連がバルト3国を「侵略」してたのも歴然たる事実。その意味でなら日本は中国を「侵略」したと言えるね。

国家の歴史を断罪すると言うのはどういうことでしょうか?
国家とは何ですか?

歴史は歴史であり事実を事実としてそのまま伝えていくべきものでありその事により人間社会は反省を踏まえ成長していきます。歴史を断罪するのではなく歴史を正しく伝えていく事が重要なのです。

peripheriqueさんの論理は歴史を正しく伝えた結果が国家を断罪する事になるのであれば歴史を捏造すべきと言う結論を導き出す危険性がありませんでしょうか?キリスト教を弾圧した国家体制と言うのは封建制度と言う人権を無視した悪徳制度です、これは紛れもない事実です、人類はそれを反省克服し現在の民主社会があるのではないですか?

民主社会と言うのは自然にできたものではありません、過去を踏まえ過去を反省しながら理想に向けて人類が歩んできた結果です、また今後も発展していかねばなりません。

とはいえ少しはおっしゃる事はわかります(^^;
日本の問題点は戦前の国家体制がそのまま引き継がれている所にあるんですよ。戦前の日本は必ずしも悪ではない、とおっしゃいますが、日本を植民地主義にはしらせ近隣を蹂躙したのは紛れもなく戦前社会なのですよ。
全くその通りですよ、ですから西欧は植民地主義を反省しそれを排したのです、もっとも西欧にも妙な輩はまだまだいますがね(^^;侵略の定義とは「他人のシマでドンパチやる事」です。

大人の世界にはお詳しいようですね(^^;、国家の存亡とおっしゃいますがその国家を滅亡寸前に追いやったものは何なのでしょうね?
国家の問題を人間社会の処世術で語る事自体がその危険を大きくはらむのですよ。
確かに植民地支配は被支配者層に対して許すべからず人権侵害を行ってきましたしその体制は憎むべきものでしょう。ところで伺いますが、そうした植民地支配に対してperipheriqueさん(おっと、初めましてですねようこそです(^.^))は怒りを感じておられるのですか?それとも一つの社会体制としての立場を認められるのでしょうか?

「【従軍慰安婦】をめぐる30のウソと真実 吉見義明・川田文子 編著 大月書店。」の中から吉見義明さんの最後の節を以下に転載します、段落改行等WEB用に編集してあります。(著作権法違反かな?とにかく転載は禁止)
---ここから---
●7章 30自分とは関係ないことでいつもアジアから謝罪を要求されてムカつく。
当時、生まれてもいなかった若者に責任はない。個人として謝罪する必要もない。当事者ではないのだから、あまりに自分に引きつけて考えるのはどうだろうか。

だが被害者が名誉の回復を求めていることにむかつくのはおかしいだろう。また事実を直視せず、居直ることは新しい問題をうむことになるだろう。なぜ名誉の回復を求めているのか、日本と言う国家に責任はないかどうか、たちどまって考えてほしい。
私は日本国家に責任はあると思う。そのとき、日本人として、父母や祖父母の世代が築いた繁栄という資産のみ受けついで、戦争責任という負債は知らないとはいえないだろう。いやなら日本国籍を離脱するしかない。

いつもアジアから謝罪を要求されているというのは事実だが、それは、これまで政府関係者が何度も不徹底な「お詫び」や「反省」をのべながら、真の謝罪をしてないからだ。戦争責任問題に取り組む機会は、敗戦直後、講和の時期、東南アジア諸国との賠償交渉の時期、日韓条約締結の時期、日中国交回復の時期など、何度もあった。しかし、どの時期にも十分にはおこなわれなかった。そこから若者のフラストレーションがたまるのはよくわかる。
何度も謝罪する必要はない。一度でいいから、罪を認めて、あやまればいいのである。しかしそのためには何がおこったか、どこで過ちを犯したかを明らかにするとともに、しっかりと記憶する必要がある。

また、もし個人補償が必要ということになれば税金から支払われるのは当たり前だろう。その場合、財政が破綻する事を心配する人がいるが、そんなことはない。
田中宏一一ツ橋大学教授の計算によれば、日本政府がこれまでに払った補償・援護(ママ)などの金額は、日本人にたいしては、賠償をふくめて約一兆円程度だという。日本がはじめた戦争による死者の数は、日本人約三一〇万人外国人約二〇〇〇万人といわれているにもかかわらずである。日本人に対しては現在も毎年約一兆円程度が支給されている。これとはべつに、敗戦五〇年目の一九九五年には、日本人戦没者の遺児と兄弟姉妹に、「特別弔慰金」として6040億円が支給された(田中宏〔ママ〕ほか『遺族と戦後』)。

私は、日本人にたいするこれらの支給が不当だ、といっているのではない。将官など上級者に厚く二等兵・下級軍属などに薄いという点をのぞけば、必要だろう。また、特別弔慰金六〇四〇億円のように、やる気になれば支払えるということである。
第二次大戦中に強制収容した日系人にたいして、アメリカ政府が謝罪し、補償したとき、ブッシュ大統領は謝罪の手紙を被害者に送った。その中に次のような一節がある。
損害賠償と心からの謝罪を申し出る法律の制定で、私たちアメリカ人は言葉の真の意味で、自由と平等と正義という理想に対する伝統的な責任を新たにしました。
補償という点からみると、一人あたり二万ドルという額はあまりに少なかったが、それでも法律をつくってきちんと謝罪している。そして、それをアメリカの理想に対する責任の再生と考えている。

私達も、慰安婦問題を解決することによって、自由・平等・正義という理想にたいする責任を果たすという新しい歴史と伝統をつくりたいものである。
---ここまで---

>わたしもひとりの人間としては、自分の意志に反して(親の意思でかもしれないが)売春をせざるを得なかった女性にはたいへん同情するが、それを国家として日本だけが謝罪し、国民の税金で慰謝料を払え、賠償しろ、となると話は異なる。

こう言う事のわかる人でよかった(^^ゞ
しかし国家として行った管理売春は日本とドイツだけですよ、しかも国家として行った犯罪に国家として償うのは当たり前のことでしょう。それを日本がやればこそ日本は世界に対し誇りと信頼とリーダーシップを担うべき存在になるのではないですか?
それをやればこそ戦争の悲惨さや平和を訴え今のアメリカにノーといえる存在になれるのではないでしょうか?

日本の現在の繁栄は周辺諸国の犠牲の上に成り立っています、個人がその尊厳の回復を求めていることに国家として謝罪することは誇り高き事だと考えます。

はい国際法に抵触しており、国家・軍の関与管理ははっきりしてます。

「関与」は内容によって意味が全然違う
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03/ いまだってソープランドソープランドひとつつくる許可を得るにも警察や保健所など公共機関は関与している。
慰安婦だって軍が関与しているのは当然じゃないか。

小林よしのりさんの漫画『新ゴーマニズム宣言』第三巻にこんな考え方が披瀝されているが、慰安所と軍の関係は『関与』というような生やさしい関係ではない。民間業者がソープランドを営業するさい、警察や保健所などは風紀紊乱や衛生取り締まりのため、業者には届出義務を課し監督する権限を持っている。けれど警察や保健所みずからソープランド設置命令をくだすことも、その利用規則をつくることも、ソープランド嬢を募集することも、ソープランド嬢の性病検査をすることも、ましてや直営のソープランドを営業することも、そして、まさか、警察学校でソープランドの開設の仕方など教えるはずがない。しかし、軍はこれらすべてを実行していた。
以上「従軍慰安婦をめぐる30のウソと真実」3章 川田文子 より
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そもそも、慰安婦制度を設置したのは軍である、とも書いてありますね。

>(保険所も「関与」してるし「女衒」も関与。でも意味は180度違う。)また、はっきりしている、というのも資料・証言に何を採用するのか(要するに採用者のイデオロギー)で大きく変わってくる。

関与の内容はかなり明確にわかっていますが、資料・証言に何を採用するかで大きく変わるのはわかりますが、その採用基準が採用者のイデオロギーであるとする根拠はうなづけません。
ではこうした軍の関与を否定するにたるイデオロギーの異なる人の採用する証言・資料とはどのようなものでしょうか?
私の手元にはない資料があるのかもしれませんのでよろしければ教えてください。

>その本の内容こそ、まさに「採用基準が採用者のイデオロギーに左右される典型」だと思いますよ。読んでないけど。わたしはこの問題については、いろんな説を聞いた上で、「自分の頭で」判断するしかないので。

いや、ですから、peripheriqueさんが聞いた色んな説を教えてください、と言っているんです(^^;
そうした説にきちんとした根拠がありこうした吉見さん達の研究をひっくり返せるほどの根拠があるのか、と言う事です。事実検証を不可知論で片付けてしまえばそれこそ歴史は科学として意味を為さなくなります。イデオロギーや主義思想の違うものどおしの翻訳機が科学であり論理なのではないですか?

>一定の管理のもと性欲処理の施設の営業を許可した、というのが実態でしょう。

しかしその効果は全くなく慰安婦の悲惨な状況を作り上げたにすぎず強姦事件も暴行事件も減っていない。なにより性欲処理の為に女性を商品、ものとして扱ってよい、ということにはならず正統化は出来ない。

では国家管理について少し詳しく一度書いてみます、今日の所はこれで、、。
投稿ありがとうございました、これからもよろしくお願いします。(^.^)/

   └一定の管理のもと性欲処理の施設の営業を許... とほほ 2001/03/12 02:50:41  (修正1回) ツリーへ

Re: >「日本が侵略を認めないのは許せん」とい... 返事を書く ノートメニュー [問答有用(クマ板)へ]
とほほ <bfyonxxicq> 2001/03/12 02:50:41 ** この記事は1回修正されてます
>>一定の管理のもと性欲処理の施設の営業を許可した、というのが実態でしょう。

細かいことなのですが、やはり「実態」と書かれていると修正せねばなりません。

実態は「兵士の性欲処理を目的として慰安所を軍が敷設した」であります。最初の慰安所は南京虐殺の前後に敷設されました、以降慰安所は日本軍の進駐先で敷設されていく事になります、これは前線も例外ではありません。

秦郁彦氏の「南京事件」によりますと
---
〔四、慰安婦の大量投入---〕
平時から兵士の性処理に遊郭などを活用してきた軍幹部が、戦地の強姦防止に慰安婦の投入を着想したのは自然であった。第一次上海事変でも小規模な例があったとされるが、千田夏光氏の調査によると、日中戦争では、軍の要請で御用商人が北九州の遊郭から集めて十二年末、上海に開設したのが慰安所(正式名称は「陸軍娯楽所」)第一号とされている。
上海派遣軍では、長参謀が主任となって幕僚会議で方針を決め、十三年正月の前後に南京でも慰安所が開設され、またたく間に各駐屯地に広がった。その一つでもある常州慰安所の「使用規定」(十三年三月)なるものを見ると、「慰安の道を講じて軍紀粛正の一助となさんとするに在り」と宣言している。
それなりの効果はあったようだが、十三年春以降、戦線が拡大すると、部隊が慰安婦をつれて進撃するのが慣例化し、なかには第一線より進みすぎた彼女達の一行が包囲されて救出部隊がかけつける珍事も起きたという。
近代戦史に珍しい慰安婦随伴の日本軍と言う姿は、南京事件がきっかけになって確立されたといえそうだ。
「南京事件」秦郁彦 中公新書 P238〜P239
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とあるわけで、慰安婦制度と言うのは日本軍が発案し開設した制度です。


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