『わかりやすい日中戦争』	返事を書く ノートメニュー
KOIL <yyiivymypb> 2003/02/03 22:09:32 ** この記事は1回修正されてます
ども、KOILです。現在二次試験に向けて勉強中です。 どうも、第一志望校は丁半博打になりそうです。 ・・とまぁそういう事は置いといて。 もうかなり前のことになりますが、松尾一郎氏はこう書きました。 ----------------------------------------- 【タイトル】中国軍史料について＞名なし便衣兵さんへ 【　名前　】松尾一郎 <nanking@excite.co.jp> 【　日付　】2002/10/26 19:33:59 　またどうせ適当な事を述べると思いますので史料掲示しておきます。 　中国軍の軍事データについては、アメリカで出版された以下の史料を使用 　Chinese Civil War Armies 1911-49,Philip Jowett stephen Andrew 　[Men-At-Arms series 306] 　この史料は中国軍の設立時から国共内戦に至るまでの軍事史および、政治問題、装備に至るまで掲載されており、もちろんドイツ軍装備については、ドイツのシーメンスから買収と書かれております。シーメンスはもちろんラーベの会社です。（笑）湾岸戦争時にシーメンスはイラクに耐爆シエルター売ってました。（笑） 　日本語版としては 　三野正洋『わかりやすい日中戦争』（光人社） 　名なし便衣兵さんでも読めば充分理解出来ます。 ----------------------------------------- 今回、『Chinese Civil War Armies 1911-49』は入手できませんでしたが、『わかりやすい日中戦争』の方は 予備校近くの図書館にありましたので、借りて読んで見ました。 すると・・・・・・ ----------------------------------------------------------- (5)ドイツ 　ドイツもまた列強の一員として中国に関心を持っていた。 　蒋介石、張作霖もこれを利用して、ドイツに軍事顧問団の派遣を要請している。 これに応えてドイツ政府は昭和九年からH・F・ぜークト大将を指揮官とするグループを送 り、主として戦車兵の訓練を行っていた。 　また、彼はドイツの商社HAPROの代理店を南京に置き、中国への武器、兵器の輸入を一 手に請負わせた。 　HAPROはドイツ政府の国営会社とも言われている。これにより中国へは、 　ドイツ、イタリア、イギリス製の戦車、ドイツの小銃、チェコの機関銃、 フランス、スウェーデンの火砲 　が大量に輸入され、その後の戦闘で日本軍を苦しめるのであった。 　しかし、日独防共協定(一九三六年十一月)以後、同盟国日本と敵対する中国に軍事顧問を 派遣したり武器輸入を斡旋することはこの協定の精神に反するので、いずれも中止となり顧問 団は帰国している。 ----------------------------------------------------------- 『わかりやすい日中戦争』p272-273 だってさ。 一体どこをどう読めば松尾氏のような解釈ができるのだろう？ 一通り斜め読みしましたが、 ジーメンスの文字はこの本のどこにも出てきませんでした。

Re: 『わかりやすい日中戦争』	返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/02/04 06:55:43
はじめまして　ＫＯＩＬさん ”Men-At-Arms series ”　↓これですね http://www.dropbears.com/b/broughsbooks/military/men_at_arms.htm http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1855326655/ref=nosim/broughsbooks/102-1756856-0720141 Men-At-Arms series というのは研究書というより図解本ですから、図書館にはあまり置いてないでしょうね。

Re: はじめましてＫＯＩＬさん	返事を書く ノートメニュー
KOIL <yyiivymypb> 2003/02/05 22:17:09
はじめまして、ja2047さん おお、書籍のご案内ありがとうございます。 確かに、ja2047さんのおっしゃるとおり図鑑みたいですね。 ジーメンス社＝軍需企業説の根拠はこの程度か・・・・ （余談ですが、図鑑の中身の一部をwebで読めるとは、amazon.comもずいぶん太っ腹な事をやりますね。）

Re: はじめまして、ja2047さん	返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/02/05 23:09:31
そうか、ＫＯＩＬさん受験生でしたね。 ご健闘を！ >ジーメンス社＝軍需企業説の根拠はこの程度か・・・・ ま、装備の中身が問題ですね、電話機だったかも知れないし。 昔自衛隊の装備品の展示を見に行ったら、戦闘糧食のキットの中に”丸美屋のふりかけ”がありました。 これを以て丸美屋が軍需産業だという人はいないでしょう（＾＾ もっとも、第一次大戦では、ジーメンス−シュッケルト製の戦闘機や重爆撃機が少数ながら存在したのですが。 http://www.luftfahrtmuseum.com/htmi/itf/sswr1.htm

Re: 『わかりやすい日中戦争』	返事を書く ノートメニュー
とほほ <yclfglvbxs> 2003/02/04 22:27:29
ドイツのシーメンス社ね(^^; 松尾さんに富士通の起こりを聞いたらおもろいだろうね、敵国ドイツのスパイ会社にされちゃうね(笑)

Re: 『わかりやすい日中戦争』	返事を書く ノートメニュー
ゆう <pmyqfxtjon> 2003/02/05 19:29:17
受験生頑張れ 三野氏の「わかりやすい日中戦争」は、最初の方でいきなり、 ＞このように見るかぎり、シナあるいは支那という表現が、中国とそこに住む人々に対する侮蔑には当たらないように思える。 ＞本書ではこのことから、”支那”の言葉をそのまま使っている。明らかな差別用語の使用は当然糾弾されるべきだが、行き過ぎた抑制も問題といえよう。（Ｐ２９） と、あぶなっかしいことが書いてありましたので、多少警戒ぎみに読んでみたのですが、中身は結構まともでした。 「南京事件」についても、 ＞南京においてはたしかに日本軍による虐殺が行なわれたが、その数は中国側の主張より大幅に少なかった。 ＞かといって、日本の中国に対する侵略行為が決して許されるものではないことを申し添える。 とまあ、それなりにしっかりした意見です。 こんなことはともかくとして（＾＾）、KOILさん、吉報をお待ちしています。 最後の追い込み、頑張って下さい。 （この一言が言いたくて、レスしました（＾＾））

Re: 受験生頑張れ	返事を書く ノートメニュー
KOIL <yyiivymypb> 2003/02/05 22:24:06
ありがとうございます。ゆうさん。 とりあえず最後の最後までやれるだけやってみます. (゜д゜)ゞ