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  日本軍の機関銃の装備数を教えて下さい。 タラリ 2003/03/30 22:13:20 
  おはようございますtarariさん ja2047 2003/03/31 06:07:04  (修正3回)
   ├おばんでーす。ja2027さん。 タラリ 2003/03/31 20:57:02 
   └ja2047さん、どうもありがとうございました... タラリ 2003/04/16 14:00:34  (修正1回)
    └いえどういたしまして、訂正です ja2047 2003/04/21 21:05:08  (修正1回)

  日本軍の機関銃の装備数を教えて下さい。 タラリ 2003/03/30 22:13:20  ツリーへ

日本軍の機関銃の装備数を教えて下さい。 返事を書く ノートメニュー
タラリ <vgezpxzsqe> 2003/03/30 22:13:20
両角業作手記の検証を書こうとしています。日本軍の機関銃の装備数がわかりません。

渡辺さん、ゆうさんに較べればずっと簡易な確認作業で見切り投稿していますが、
ゆうさんを見習って、この板で教えてもらうことにします。

両角手記には17日の捕虜大量虐殺の前に
「もし、発砲事件の起こった際を考え、二個大隊分の機関銃を配属する。」
とあります。
http://members.tripod.co.jp/NankingMassacre/butaibetu/yamada/66i.html#morozumi

したがって、下記の突っ込みが可能なわけです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「発砲事件」とは誰が誰に発砲する事態なのか。捕虜はむろん武装解除してある。
妙な話です。捕虜兵の護送、警備としては二個大隊分の機関銃は過剰です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ただし、戦時編制や重機、軽機の配備数の詳細の確認ができていません。
下記HPによれば「1個小隊に2個の軽機」だが、「日中戦争の頃には4個分隊すべてに
軽機関銃を配備」とあります。

http://homepage3.nifty.com/sweeper/gun/m_gun/11lmg.htm

軽機関銃は1個中隊につき6挺、12挺のいずれでしょうか。
これは1個大隊当たり24挺か48挺、2個大隊当たりでは48挺か96挺になります。
ただし『南京戦 閉ざされた記憶を求めて』では1個小隊は6個分隊という表が出て
います。1個小隊が6個分隊とすれば別の計算でしょうか。

機関銃中隊は1分隊に重機1挺(『南京戦 閉ざされた記憶を求めて』による)という
とは、1個小隊に4分隊4挺、1個中隊に3個小隊12挺、1個大隊に4個中隊48
挺、2個大隊で96挺の重機となります。ただし、重機は通常4人で搬送します。
こんな大げさなものはあらかじめ搬送しておかなくては使用不可能であり、護送・監視
目的では使う必要のないものです。

  おはようございますtarariさん ja2047 2003/03/31 06:07:04  (修正3回) ツリーへ

Re: 日本軍の機関銃の装備数を教えて下さい。 返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/03/31 06:07:04 .jpg ** この記事は3回修正されてます
おはようございます tarariさん

>日本軍の機関銃の装備数がわかりません。

下記HPが一番お求めの内容に近いかと思います
http://www1.odn.ne.jp/tobu7757/J_wsd/armydate/guide/unit_guide7.htm

ただし、これはあくまで標準編成のようで、33連隊の「支那事変動員下令時編成表」(jpegを添付)と見比べると、
HPの大隊が歩兵3個中隊、各4個小隊で機関銃1個中隊、2個小隊であるのに対し、
実際は歩兵4個中隊各3個小隊で、機関銃1個中隊が4個小隊の構成であったりします。

HPの内容を正とすると、一個大隊に軽機関銃x36、重機関銃x8
ですね。
33連隊史の記述からすると、軽機関銃36または48、重機が8または16になるかと思います。

なお、機関銃大隊はありませんので、機関銃中隊の重機の数が大隊の重機の数になります。

65連隊9中隊のI伍長証言の「機関銃3〜4丁」から見ても、重機は32挺ではなく多くとも16挺だったのではないでしょうか。

>ただし、重機は通常4人で搬送します。
こんな大げさなものはあらかじめ搬送しておかなくては使用不可能であり、

おっしゃるとおりですね。

>護送・監視目的では使う必要のないものです。

人数が人数ですから、I伍長証言の3〜4挺であれば、そこまでは断言できないでしょう。
16挺とか32挺であれば、確かに監視としては大げさです。

   ├おばんでーす。ja2027さん。 タラリ 2003/03/31 20:57:02  ツリーへ

Re: おはようございますtarariさん 返事を書く ノートメニュー
タラリ <vgezpxzsqe> 2003/03/31 20:57:02
おばんでーす。ja2027さん。

RES早し、jaさんは何をする人ぞ。
ありがとうございます。助かります。この世界は資料持ったもん勝ち
ですね。
これからもどんどん聞いてみようっと。

   └ja2047さん、どうもありがとうございました... タラリ 2003/04/16 14:00:34  (修正1回) ツリーへ

Re: おはようございますtarariさん 返事を書く ノートメニュー
タラリ <vgezpxzsqe> 2003/04/16 14:00:34 ** この記事は1回修正されてます
ja2047さん、どうもありがとうございました。
南京戦史を読むと確かに機関銃=重機で軽機関銃は軽機関銃と書いてあります。

南京戦史にはp259に師団の兵器の一覧が載っていますが、それによると
13DはLg292挺、3年式MG80挺となっています。

師団の編成がわかれば、1大隊当たりいくらとすぐ出るのですが、13Dの師団編成を調べても記載がないのですね、これが。
1師団=2旅団、1旅団=2連隊、1連隊=3大隊とすると80が割り切れません。

他の部隊の編成を見ますと歩兵百五十連隊が3大隊と連隊機関銃隊に機関銃が配属されているという例があります。これを参考にすると1師団に機関銃配属隊が16、ということは1大隊に5挺、二大隊分で10挺ということでいいのでしょうか。

すでに書き直しましたが、今後のこともあるので師団の編成について別の見方があれば教えて下さい。

    └いえどういたしまして、訂正です ja2047 2003/04/21 21:05:08  (修正1回) ツリーへ

Re: ja2047さん、どうもありがとうございました... 返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/04/21 21:05:08 ** この記事は1回修正されてます
いえどういたしまして、訂正です

>南京戦史にはp259に師団の兵器の一覧が載っていますが、それによると
13DはLg292挺、3年式MG80挺となっています。

では、手に入る資料に合わせて修正。
13師団は58,118,65,104の4連隊ですから、単純に割ると一個連隊あたりMG20挺、LG73挺ですか。

通常一連隊が3個大隊ですから、大隊のMG6〜7挺、LG24挺強ですね。

先のtarariさんの投稿、
「下記HPによれば「1個小隊に2個の軽機」だが、「日中戦争の頃には4個分隊すべてに
軽機関銃を配備」とあります。[中略]これは1個大隊当たり24挺か48挺、2個大隊当たりでは48挺か96挺になります。」
の、少ない方の推定が当たっていたようです。

しかし・・「南京戦、閉ざされた記憶を尋ねて」のP53記載の「戦時編制」に従って計算した場合、
LG数は一個小隊中の6分隊のすべてが軽機分隊であるとすると、
6x3x4=72ということになって、随分多くなります。

昭和12年夏にはまだ「戦時編制」には移行してなかったと言うことになりますね。



あとは、もう実際の編成表を見ないとわかりません。


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