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  石油の一滴は血の一滴 熊猫 2003/06/09 20:34:03 
  こんばんはお久しぶりです。 ja2047 2003/06/09 22:01:40  (修正1回)
  昭和18年に出来た標語です。 タラリ 2003/06/10 23:58:47 
  │└くだらない情報ですが。。。 熊猫 2003/06/15 18:53:58 
  │ ├「国家」の責任と「個人」の責任 ゆう 2003/06/15 19:37:27  (修正1回)
  │ └逆ですよ。 ja2047 2003/06/15 20:52:59  (修正1回)
  有難うございます。 熊猫 2003/06/13 16:43:07 
   └ハイダー・アトリーの『日本の粘土の足』 第四期石器人 2003/06/14 19:30:14 
    └はじめまして第四期石器人さん 熊猫 2003/06/15 18:29:09 

  石油の一滴は血の一滴 熊猫 2003/06/09 20:34:03  ツリーへ

石油の一滴は血の一滴 返事を書く ノートメニュー
熊猫 <xhcvsuquwp> 2003/06/09 20:34:03
「石油の一滴は血の一滴」素晴らしい言葉ですね!!環境問題を考えたら今も大切にしたいくら有難いお言葉ですね。
いったいこの言葉は何時、誰が言ったのでしょうか?1937年当時はそんなに石油が不足していたのでしょうか?

日本の石油生産・輸入・備蓄を考えると1940年以降に出来た言葉のような気がするのですが?
石油の推移(単位:千バレル)
 年  輸入  生産   期初在庫  
1937  20321  2470   10467    
1938  18404  2465   12465 
1939  18843  2332   20242
1940  22050  2063   19901
1941   3030 1941 20857
1942 8146 1690 12346
1943 9848 1814 6839
1944 1641 1585 2354
1945 0 809 195 

石油精製品の推移(単位:千バレル)
 年  輸入  生産   期初在庫  
1937  16654  12573 32595   
1938  14044 13142 31891 
1939  11818 11981 31156
1940  15110 10806 29680
1941   5242 15997 28036
1942 2378 16674 25883
1943 4652 16167 18488
1944 3334 9615 11462
1945 0 1933 4751

ガソリンを使って人を燃やすのはさほど問題ではないと思いますが?それにしても残酷ですね。 

  こんばんはお久しぶりです。 ja2047 2003/06/09 22:01:40  (修正1回) ツリーへ

Re: 石油の一滴は血の一滴 返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/06/09 22:01:40 ** この記事は1回修正されてます
こんばんは お久しぶりです。

>「石油の一滴は血の一滴」日本の石油生産・輸入・備蓄を考えると1940年以降に出来た言葉のような気がするのですが?


どうも石油が禁輸になってから言われ始めたようですが、オリジナルは第一次世界大戦当時イギリスでできた言葉のようですね。

海軍大臣だったチャーチルの言葉と聞いたことがありますが、元ネタ未確認です。
(訂正します、クレマンソーでした (^^;;
彼が"le sang rouge de guerre" "the red blood of war" と呼んだことから、
"Oil is as necessary as blood.”または”a drop of oil is worth a drop of blood”という英文が出来たそうです。)


仰るとおり、1937年当時の日本で、石油事情が太平洋戦争開戦時以降のように悪くなっているとは思えないのですが。
南京に進撃した日本軍の補給状態から考えると、手持ちのガソリンを使ったと言うより、南京市内に残されていたガソリンを使ったと見る方が自然なのではないでしょうか。

本来首都であり、100万都市であるのですから、相当量のガソリンが残されていてもおかしくはありません。
それを示唆する資料がないか、調べてみます。


なお、戦時中のドイツでの燃料油不足を根拠に、ホロコーストの死体焼却手段に疑問を持つ人がありますが、ドイツでは潤滑油の廃油が使われたそうです。
いやな話ではありますが、死体焼却には短時間で燃えるガソリンよりも、じっくり燃える重質の油の方が向いているようです。

  昭和18年に出来た標語です。 タラリ 2003/06/10 23:58:47  ツリーへ

Re: 石油の一滴は血の一滴 返事を書く ノートメニュー
タラリ <vgezpxzsqe> 2003/06/10 23:58:47
昭和18年に出来た標語です。

 「支那事変」では双方が戦争ではないと主張していたため、日本、中国とも戦略物資を自由に第三国から輸入出来ました。第三国がどちらか一方に輸出の拒否をすると拒否した国からは敵国と見なされるという規定がありました。アメリカは中国にシンパシーを持っていましたが、それだからといって石油禁輸によって日本との戦争に及ぶことは考えていませんでした。

 日本の石油製品の輸入先はほとんどがアメリカでした。昭和一六年八月に至って日本が南部インドシナまで進駐するに及んでやっと対日石油輸出禁止の措置が取られています。それまでの日米関係の緊張状態からすると意外なほど遅い決定です。

 それはともかく、南京戦直前には南京は中国の首都であり、道路の大きさや建物の巨大さに京都より広い、大きいと兵士たちが陣中日記など記しています。その道路には元は多くの自動車が走っており、ガソリンスタンドが営業し、城外には徳士古(Texaco)石油などの石油貯蔵庫があったそうです。日本軍はこの石油、ガソリンを思うまま使うことが出来ました。
 捕虜や便衣兵容疑のものを機関銃で倒したあとに、ガソリンなどをかけて焼き、まだ息のあるものが動くのを見つけては銃剣で刺殺するのは理にかなっています。ただし、焼くのに使った油が、すべて本当にガソリンだったかどうかは判然としません。記述によってはケロシン、石油と記すものもあります。

戦利品であり、日本軍のなけなしの軍用自動車、戦車に使うには十分で、ケチケチ使うようなことはありませんでした。

 「石油の一滴は血の一滴」は日本では昭和18年に使われ始めた標語です。

  │└くだらない情報ですが。。。 熊猫 2003/06/15 18:53:58  ツリーへ

Re: 昭和18年に出来た標語です。 返事を書く ノートメニュー
熊猫 <dhcvsuquwp> 2003/06/15 18:53:58
くだらない情報ですが。。。
[321] 03/06/06 22:42 G5/Uuhwe4BK
賠償金は大虐殺を信じてる奴が払うべきだ。
K−Kとタラリと熊猫が払え。

タラリさん、どうやら私たちはヨシリン坊主に嫌われているようですね(笑)

  │ ├「国家」の責任と「個人」の責任 ゆう 2003/06/15 19:37:27  (修正1回) ツリーへ

Re: くだらない情報ですが。。。 返事を書く ノートメニュー
ゆう <pmyqfxtjon> 2003/06/15 19:37:27 ** この記事は1回修正されてます
「国家」の責任と「個人」の責任


>賠償金は大虐殺を信じてる奴が払うべきだ。
>K−Kとタラリと熊猫が払え。


「国家の責任」と「個人の責任」を意図的に混同した、いやらしい論法ですね。

この論法でいくと、「福祉の充実」や「貧困の解消」を主張する人は私財を投じなければなりません。「国家」のやるべき事と、「個人」のやるべき事を、混同してはいけません。

こんなレベルの連中のお相手、ご苦労様です(笑)。

  │ └逆ですよ。 ja2047 2003/06/15 20:52:59  (修正1回) ツリーへ

Re: くだらない情報ですが。。。 返事を書く ノートメニュー
ja2047 <zguiletmbk> 2003/06/15 20:52:59 ** この記事は1回修正されてます
逆ですよ。
日中共同声明で、日本は ”日本側は,過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し,深く反省する。”と表明し、
これを受けて中国は”中華人民共和国政府は,中日両国国民の友好のために,日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する。”と表明したのですから。

「日本に責任がない」と主張する人は「賠償請求放棄は不要である」と主張しているに他ならないのです。

  有難うございます。 熊猫 2003/06/13 16:43:07  ツリーへ

Re: 石油の一滴は血の一滴 返事を書く ノートメニュー
熊猫 <dhcvsuquwp> 2003/06/13 16:43:07
有難うございます。
元の表はきれいに入力したんですけど、投稿後は表が醜くなって申し訳ございません。資料の出所は私が最近読んだ本(「貧国強兵」森本忠夫・光人社NF文庫)より引用しました。著者は「南京大虐殺」についても触れており肯定しておりました。当時の軍艦や戦車の生産台数の資料を見るとお粗末ではありますが、軍部は国の経済力を無視した無謀な戦争を行ったんですね。

   └ハイダー・アトリーの『日本の粘土の足』 第四期石器人 2003/06/14 19:30:14  ツリーへ

Re: 有難うございます。 返事を書く ノートメニュー
第四期石器人 <irssnyejbj> 2003/06/14 19:30:14
ハイダー・アトリーの『日本の粘土の足』
と、記憶していますが、タイトルが間違っていたらごめんなさい。
アトリーは当時のイギリスの女性経済学者で、日本にも滞在して、日本の経済構造と問題点を零細企業の経済活動から積み上げて鋭く分析し、軍事産業に依存し、歪にゆがんだ日本に、戦争を遂行する能力が根本的にかけていることから、日中戦争の長期戦で、勝つことが不可能であることを指摘しています。

「貧国弱兵」も素晴らしいですが、こちらはさらに多くの資料から、実態を浮き彫りにしています。お勧めします。

    └はじめまして第四期石器人さん 熊猫 2003/06/15 18:29:09  ツリーへ

Re: ハイダー・アトリーの『日本の粘土の足』 返事を書く ノートメニュー
熊猫 <dhcvsuquwp> 2003/06/15 18:29:09
はじめまして第四期石器人さん
ありがとうございます。
あなたの投稿は以前からROMしておりました。
さっそく、その本を探すことにします。「貧国強兵」は1940年以前の資料が少ないですよね。メインは日米の戦力比較に集中していました。


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