読売新聞記者小俣行男氏の従軍体験記、「侵掠」を紹介します。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8503/omatayukio.html
氏は直接に「南京事件」を経験したわけではありませんが、その従軍記録の中に、「日本軍の非行」に関係するエピソードが至るところに顔を出します。当時の日本軍の実情を知る上で、貴重な資料であると言えるでしょう。
また、私のページでは紹介しきれませんでしたが、読売新聞の「平沢記者」が「鹿地亘」の元愛人「河野さくら」にプロポーズ、失恋して自殺未遂を図ったところ、そこまで想ってくれるなら・・・と結果的に射止めてしまったエピソードなど、興味深い話が多数紹介されています。
なお、氏は、タラリさんが紹介された「従軍カメラマンの戦争」のカメラマン、小柳次一氏とは同行取材を行っていたようです。
大変面白い一冊です。オークション「easy
seek」で、まだ入手可能だと思いますので、ぜひ入手しての一読をお勧めします・・・って、こりゃ早い者勝ちだな。
ちなみに私は、「欲しい」と思ってから無事入手できるまで、半年ほどかかりました。
しかし、「第一部」だけで、コンテンツが40になってしまいました。そろそろ整理統合の時期かもしれません。
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