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訴訟における国家と個人の関係について質問 俺の嫁 2004/02/05 12:44:05 (修正1回)
└お久しぶりです。好久不見了(^^) 熊猫 2004/02/05 20:15:59
└隔了好久。你没忘记我的事高&#... 俺の嫁 2004/02/06 21:44:48
└【国家が個人に対して、戦争被害の補償をす... 熊猫 2004/02/06 22:38:13
└>【国家が個人に対して、戦争被害の補償を... 俺の嫁 2004/02/07 20:47:47 (修正1回)
└戦争被害とは、戦闘に巻き込まれた被害、仕... 熊猫 2004/02/07 22:29:11
└>実際の戦闘行為から逸脱した行為について... 俺の嫁 2004/02/09 12:33:38 (修正1回)
└少し論点がずれてましたね(^^) 熊猫 2004/02/09 20:09:00
└>平時の場合はそうですね〜 俺の嫁 2004/02/12 21:20:41
└>被害当時の主権国家の責任ということであ... 熊猫 2004/02/13 10:46:26
└>それは日本の司法判断に委ねるしかないと... 俺の嫁 2004/02/13 21:50:13
└「平時」と「戦時」の違いです。 熊猫 2004/02/14 14:31:39
└>「平時」と「戦時」の違いです。〜 俺の嫁 2004/02/17 18:22:49
└日本の制度で考えればよいと思います。 熊猫 2004/02/17 22:37:24
└>「三権分立」の精神 俺の嫁 2004/02/23 23:40:29 (修正1回)
訴訟における国家と個人の関係について質問 俺の嫁 2004/02/05 12:44:05 (修正1回) ツリーへ
訴訟における国家と個人の関係について質問 |
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/05 12:44:05 ** この記事は1回修正されてます |
訴訟における国家と個人の関係について質問
戦時中に誰かが遺棄した毒ガスによる被害者が、日本を告訴してるような問題は 国家と個人がお互いに義務と権利を主張できるという考えですよね。 @被害者である個人が、加害者である国家を告訴できると。
これは逆も考えられますよね。 個人が加害者で、国家が被害者の場合。 つまり、北朝鮮が日本に大量殺戮のテロを行った場合に、 A「個人がしたことであり、国権の発動ではありません」 とキムが言い切れば、日本は北朝鮮に対して報復もできなければ 補償を求めることもできないということになるんですよね。
国内法で報復を可能とする法律の制定は可能なのでしょうが、 @を認めるという解釈はAも認めるということなんですよね。
そう考えると、個人の権利を認める解釈には無理がある気がします・・ 日本国憲法と同じで完全な性善説を基にようやく成り立つ解釈なのでしょうか 詳しい方が居られましたら見解を聞かせていただければ幸いです。
最近イラク戦争が正しいような気がしてなりません 大量破壊兵器をもっている【可能性がある】国家に対する先制攻撃は悪いことなのかと。。。 |
└お久しぶりです。好久不見了(^^) 熊猫 2004/02/05 20:15:59 ツリーへ
Re: 訴訟における国家と個人の関係について質問
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/05 20:15:59 |
お久しぶりです。好久不見了(^^) @国家に責任があるかどうかが問題です。一般に、国家が個人に対して、戦争被害の補償をすることはないと思います。 ・毒ガスは例外的な問題と思います。日本は敗戦の際、中国に兵器を渡す義務があった。しかし、渡していなかった。むしろ、戦争犯罪の隠蔽行為を行ったのでは?本来なら、他にもないか調査をするべきところ放置したままになっていることではないでしょうか。戦後、元兵士などから聞くなどして、当時の情報提供をすることは出来たはずです。
Aは北朝鮮に限らず、個人の犯罪を国家の責任とは出来ないでしょう。海外で犯罪を犯す日本人だっています。日本の責任ではないでしょう。・・・・しかし、北朝鮮の場合は複雑ですよね。実証できないと厳しいと思います。 |
└隔了好久。你没忘记我的事高&#... 俺の嫁 2004/02/06 21:44:48 ツリーへ
Re: お久しぶりです。好久不見了(^^)
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/06 21:44:48 |
隔了好久。你没忘记我的事高兴。回答谢谢。 ネット翻訳です。
>一般に、国家が個人に対して、戦争被害の補償をすることはないと思います。
「日本人の戦争被害者はアメリカに対する個人的な補償請求権はある。個人的に勝手に告訴してください。」というのが日本政府の解釈ではないですか? もしも補償する必要が全くないのなら問題ないのですが、例外的にとはいえ日本は補償を要求されていますよね
>北朝鮮に限らず、個人の犯罪を国家の責任とは出来ないでしょう。
そんなことはないでしょう。 もともと未成熟の国家同士の関係はヤクザ組織の関係と同じです、 国家の責任として扱うべきではないのですか? 先進国から国際社会の一員と認められる国家ならまだしも 中国や朝鮮のように人権上先進国から問題視されるような国の国民に 個人の権利が先進国同士と同じように認められるべきなのでしょうか。
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└【国家が個人に対して、戦争被害の補償をす... 熊猫 2004/02/06 22:38:13 ツリーへ
Re: 隔了好久。你没忘记我的事高&#...
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/06 22:38:13 |
【国家が個人に対して、戦争被害の補償をすることはない】 これは、あくまで一般論です。通常は個人に対する補償はないと思います。 事例にもよるのではないでしょうか? ・戦争被害とはみなされないもの、実際の戦争とは関係ない被害。これ等は、司法判断に任せるしかないと思います。 当初の、毒ガスの件は戦争被害ではなく、戦後日本が調査義務(調査責任)を怠ったために発生した事件だと思います。
国と国との関係は対等平等であるべきだと思います。現実は違いますけど・・・・。 個人の犯罪を国家犯罪と立証できれば問題ないと思います。慎重に対応しないと「日本が世界の悪者」になる可能性があります。 北朝鮮に限って言えば、多くの国民が国家機関の何かに属していますので、「国家犯罪(国家責任)」と解釈しやすいと思います。むしろ個人犯罪であるとは解釈できないでしょうね。
不適切な解答であったら申し訳ございません。俺の嫁さんの、投稿内容より私なりに空気を感じての解答です。 |
└>【国家が個人に対して、戦争被害の補償を... 俺の嫁 2004/02/07 20:47:47 (修正1回) ツリーへ
Re: 【国家が個人に対して、戦争被害の補償をす...
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/07 20:47:47 ** この記事は1回修正されてます |
>【国家が個人に対して、戦争被害の補償をすることはない】 >これは、あくまで一般論です。通常は個人に対する補償はないと思います。 >事例にもよるのではないでしょうか?
一般論とおっしゃいますが、私が論点にしているのは思うのはその点なのです ここの掲示板では、個人の賠償請求権を認める観点から【日本は賠償すべきである】というのがマジョリティであったように思います。違うならば即退散いたしますが、いかがなのでしょうか。
毒ガスの訴訟の件は日本にも多々言い分があると思いますし、今回はその前の権利についての判らなかったもので質問しました。
>国と国との関係は対等平等であるべきだと思います。現実は違いますけど・・・・。 >個人の犯罪を国家犯罪と立証できれば問題ないと思います。慎重に対応しないと「日本が世界の悪者」になる可能性があります。
つまり熊猫さんの考えは、下記の通りでよろしいですか? ・訴訟自体が国際社会においてあまり認められない特殊な事例である。 ・しかしながら訴訟となれば、行為に対する責任は司法に任せるしかない。 ・現実には国際社会は、表向きのルールよりもパワーバランスで成立している。 (各国の恒久的な国益が優先しているのが常識)
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└戦争被害とは、戦闘に巻き込まれた被害、仕... 熊猫 2004/02/07 22:29:11 ツリーへ
Re: >【国家が個人に対して、戦争被害の補償を...
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/07 22:29:11 |
戦争被害とは、戦闘に巻き込まれた被害、仕方のないことだと認識しています。実際の戦闘行為から逸脱した行為については、個人が国家に対して訴訟できると考えています。「逸脱した行為」であるかどうかは、司法が判断することであるとの認識です。 「日本軍の正当なる軍事行為」に対する個人訴訟であれば、認められるものだとは思いません。 他の方の考えは知りませんが、「日本軍の正当なる軍事行為」と判断していないのではないでしょうか?こればかりは、他の方に聞かないとわかりませんね(^^; 私の考えは俺の嫁さん解釈でよろしいと思います。 |
└>実際の戦闘行為から逸脱した行為について... 俺の嫁 2004/02/09 12:33:38 (修正1回) ツリーへ
Re: 戦争被害とは、戦闘に巻き込まれた被害、仕...
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/09 12:33:38 ** この記事は1回修正されてます |
>実際の戦闘行為から逸脱した行為については、個人が国家に対して訴訟できると考えています。「逸脱した行為」であるかどうかは、司法が判断することであるとの認識です。
>私の考えは俺の嫁さん解釈でよろしいと思います。
すみません、やはり解釈は異なるようです。 私は逸脱した行為に対して個人が訴訟を起こせるという解釈に異論を申してますので。。 お互いがそれぞれの共同体(国家)の中で、共同体の利益を根拠に行動している限り 個人が保護されるべきは、共同体内(国内)であって、諸外国に保護される権利はないでしょう。 あるとすれば、国際社会における責任ですが、これによる保護を受けるには、 個人が所属する共同体が国際社会のルールを遵守している必要があると思います。 人権上個人の権利を保護していない中国に、そんな権利はない、というのが私の解釈で、熊猫さんも同じかと思いましたが違うようです。 |
└少し論点がずれてましたね(^^) 熊猫 2004/02/09 20:09:00 ツリーへ
Re: >実際の戦闘行為から逸脱した行為について...
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/09 20:09:00 |
少し論点がずれてましたね(^^) >諸外国に保護される権利はないでしょう。 平時の場合はそうですね。話の内容は戦時についてでしたので、占領国の国民に対する義務と責任があると解釈してほしかったです。占領地の治安の維持、食料の確保などの責任と義務があるでしょう。
論点は、被害者(個人)が加害者(国家)に対して損害賠償できるかどうかだと考えると解りやすいと思います。 被害者は個人ですので、その国の国家制度は関係のないことです。被害者の国家が関与していると前提してのご意見でしょうか? |
└>平時の場合はそうですね〜 俺の嫁 2004/02/12 21:20:41 ツリーへ
Re: 少し論点がずれてましたね(^^)
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/12 21:20:41 |
>平時の場合はそうですね〜
平時と戦時で違うというのは、占領国の国民の保護義務という話ですか? 熊猫さんは主権の有無で平時と戦時を分けているのでしょう。 であれば、この話に対するレスとしては不適当だと思います。
私は国民が主権国家に対して告訴するのは正当であると考えています。 被害当時の主権国家の責任ということであれば、毒ガスは明らかに中国政府の責任でしょう。
>論点は、被害者(個人)が加害者(国家)に対して損害賠償できるかどうか
私も理解してきました。 それが正しかろうが間違っていようが「損害賠償を請求する権利」はある ということですね であれば、私の言ってるのは完全に間違いですね ただ、それが司法でどのような扱いになるかは、 「政治的にどうか」ということが大きく影響するってことですね ただそうにしても
>被害者は個人ですので、その国の国家制度は関係のないことです。
この部分に関しては、請求する権利は、国家制度は関係ありませんが 司法は国家制度に影響されるということですね。 |
└>被害当時の主権国家の責任ということであ... 熊猫 2004/02/13 10:46:26 ツリーへ
Re: >平時の場合はそうですね〜
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/13 10:46:26 |
>被害当時の主権国家の責任ということであれば、毒ガスは明らかに中国政府の責任でしょう。
それは日本の司法判断に委ねるしかないと思います。 毒ガス事件の判決の趣旨は、「日本が戦後の義務を怠った」事であると解釈しています。 降伏の条件として、「全ての兵器は中国に渡す義務があった」のですから、毒ガス兵器を掘り出して中国側に渡す責任があるのではないでしょうか。埋設した兵器の問題であり、戦後発見された不発弾の問題とは根本的に違います。
スレとは関係ないですが・・・・ 「現在の日本は毒ガス兵器を中国に隠している」状態であり、一日も早く調査活動をするべきだと思います。
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└>それは日本の司法判断に委ねるしかないと... 俺の嫁 2004/02/13 21:50:13 ツリーへ
Re: >被害当時の主権国家の責任ということであ...
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/13 21:50:13 |
>それは日本の司法判断に委ねるしかないと思います。毒ガス事件の判決の趣旨は、「日本が戦後の義務を怠った」事であると解釈しています。降伏の条件として、「全ての兵器は中国に渡す義務があった」のですから、毒ガス兵器を掘り出して中国側に渡す責任があるのではないでしょうか。
日中お互いの言い分の議論は不毛です。
「個人」に対して補償を行う旨の判決が異常ではないかと思うんです 日本人観光客が中国人を殺したのとはわけが違って、どう考えても国家レベルの話ではないかと。。金持ち国家で平和ボケした判決のような。。。 判決の社会的影響を認識できているとは思えません。国家間レベルの政治的経済的な話に発展する可能性のある訴訟に司法ごときが判決をくだすことが間違っていると思うのです。 各国の善意に基づいた司法を行うことは、現在の国際社会では未だ無理があって、政治判断に任せるというのが正しいのではないかと思います。
>「現在の日本は毒ガス兵器を中国に隠している」状態であり、一日も早く調査活動をするべきだと思います。
そうですね、ODAを完全に停止して 日本人の雇用対策としてやってもいいかもしれませんね GDP数百億円分の景気回復になりますよ
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└「平時」と「戦時」の違いです。 熊猫 2004/02/14 14:31:39 ツリーへ
Re: >それは日本の司法判断に委ねるしかないと...
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/14 14:31:39 |
「平時」と「戦時」の違いです。 「平時」については、俺の嫁さんと認識が同じようなので問題ないと思います。
「戦争被害」とは、軍事的に仕方の場合に限定されるのではないでしょうか?つまり、正当な軍事行動の被害です。これは、個人ではなく国家同士の問題です。 毒ガスを地下に埋設する行為は正当な軍事行為ではないことはご存知だと思います。戦争被害ではなく、平時に国家が個人に対して行った犯罪行為です。・・・私の個人的見解です(^^)。
理由 ■戦争終了時に、中国へ毒ガス兵器を渡す義務を怠った。戦争は終了しており「平時」の犯罪である。 ■戦後(平時)、日本は毒ガス兵器の埋設場所を調査することが可能であったにもかかわらず、野放しにしていた(今回の判決のポイントだと思います)。 ■毒ガス兵器の使用は国際法で認められておらず、正当な軍事行為ではない。つまり戦争被害ではない。
日本と中国の関係は、国家制度の問題ではなく、国際条約の問題のほうが大きいと思います。犯罪者の引渡しなども含めて、今後解決しなければならない問題が山積みであることは間違いないと思います。当面は、相手国(日中双方)の司法判断と政治判断が入り乱れると思います。
賛成です。私もODA廃止論者です(^^)。 |
└>「平時」と「戦時」の違いです。〜 俺の嫁 2004/02/17 18:22:49 ツリーへ
Re: 「平時」と「戦時」の違いです。
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/17 18:22:49 |
>「平時」と「戦時」の違いです。〜 >〜■毒ガス兵器の使用は国際法で認められておらず、正当な軍事行為ではない。つまり戦争被害ではない。
まで熊猫さんの話は理解できます。
>日本と中国の関係は、国家制度の問題ではなく、国際条約の問題のほうが大きいと思います。 >当面は、相手国(日中双方)の司法判断と政治判断が入り乱れると思います。
そこで熊猫さんの意見を聞きたいのですが、 条約が優先され、司法判断に政治判断が入り乱れるという関係の裁判で イチ裁判官が毒ガス事件に判決を下すことによって発生する影響の責任を負えると思いますか? |
└日本の制度で考えればよいと思います。 熊猫 2004/02/17 22:37:24 ツリーへ
Re: >「平時」と「戦時」の違いです。〜
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熊猫 <xhcvsuquwp>
2004/02/17 22:37:24 |
日本の制度で考えればよいと思います。
つまり、「三権分立」の精神で考えれば良いのではないでしょうか。司法の独立は、国家の良識のバロメーターであると認識しています。日本の国家制度に基づいて選ばれた裁判官です。公に携わる者の責任は国家の責任だと思います。 今の日本に司法以外に判断する場所は無いと思います。行政や立法機関では無理でしょう。 |
└>「三権分立」の精神 俺の嫁 2004/02/23 23:40:29 (修正1回) ツリーへ
Re: 日本の制度で考えればよいと思います。
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俺の嫁 <mllillbiwp>
2004/02/23 23:40:29 ** この記事は1回修正されてます |
>「三権分立」の精神 >司法の独立は、国家の良識のバロメーターであると認識しています。 >行政や立法機関では無理でしょう。
理想的な「法学」的には罪があるということですね 温厚な単一民族の箱入りな思想ですが、そのようなつつましさが今後の国際社会ですべての国にとっての常識となる日がくればいいですよね。 ありがとうございました |