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  従兄弟はごく平凡な青年でした。 とほほ 2005/01/29 22:26:35 

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  本日発売・東中野修道氏「南京事件 証拠写真を検証する」 ゆう 2005/02/03 20:40:09 

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本日発売・東中野修道氏「南京事件 証拠写真を検証する」 返事を書く ノートメニュー
ゆう <pmyqfxtjon> 2005/02/03 20:40:09
本屋に平積みになっていましたので、早速買ってきました。

第1章「南京戦とは何だったのか」は、これまでの東中野説のまとめ。第2章以下が、写真分析です。とりあえず第1章を斜め読みしたのですが、いやあ、東中野先生、相変わらずです。

>このように陥落後の人口は「二十万」もしくは「二十五万」と認識されていたのである。・・・かりに殺人の蔓延が目撃され、城内で一万二千人が殺されたと非難するのであれば、その非難を強める意味でも、誰かが「一万人以上が虐殺され。人口は十九万以下になった」と書いて然るべきであった。ところが誰ひとりとして人口減とは記録していない。(P54)

「二十万」自体、幅を持った「見当」の数字なのですから、一万の虐殺があったとしても、「人口は十九万以下になった」なんて書く人、いるわけないじゃない。先生、「集会は200名の参加を得て成功した」という文章を見たら、「私が行かなかったら199名だ、ウン」なんて大真面目に言いそうな気かする(^^)

「反日工作撹乱隊」説は復活しているわ、「捕虜の4条件」を真面目に論じているわ、安全区敗残兵狩りでは「反抗的でない市民が処刑された可能性はかぎりなく低い」なんて言い切ってしまうわ、王固盤の雑談は「談話を発表する」なんてものものしいことになってしまうわ。先生は、絶対にこの「思考錯誤」板を見ていないぞ。

映像資料の検討は、タラリさんなり渡辺さんなりja2047さんなりにお任せするとして、ただまあ、いくら「写真の問題」を暴いたところでそれは別に「南京虐殺」を否定する材料にならないのは、あちこちで言われている通り。


実は私の関心は、「盧溝橋事件」の方にあったりします。この分野、結構真面目な議論ばかりで、私がネタにできるようなトンデモ論にはなかなかお目にかかれないんですよね。右派の中村粲氏にしても岡野篤夫氏にしても、ストライクゾーンぎりぎりという気はしますが、十分「研究」のレベルに達している。ところが、この東中野氏は・・・。

>北京郊外の蘆溝橋で、日本軍はいつものように実弾ではなく空砲を使って演習していた。ところが、昭和十二年七月七日二十二時四十分、日本軍が発砲される。秦郁彦『盧溝橋事件の研究』でも明らかなように、これは中国第二十九軍が放った一撃であった。

>一発のみで終わっていたのであれば偶発的なものだったとも言えるが、さらに第二撃、第三撃、第四撃とつづいた。そうなると偶発的どころか意図的な射撃、すなわち挑発と言わざるを得ないであろう。そう判断した日本軍は、結局、第一撃から七時間が経過した七月八日の視界明瞭な午前五時半、第四撃を受けたのち、ようやく反撃に出たのである。(P27)

さて、どこがおかしいか。ちょっと御存知の方でしたら一目瞭然でしょうが、ちょうどコンテンツ作成中ですので、「答え」はそちらに書いておくことにしましょう(^^)


*「問答有用」と、マルチポストになってしまいました。
あちらにレスがついてもうっとおしいので、削除しておくことにしましょうか。


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  従兄弟はごく平凡な青年でした。 とほほ 2005/01/29 22:26:35  ツリーへ

本日発売・東中野修道氏「南京事件 証拠写真を検証する」 返事を書く ノートメニュー
ゆう <pmyqfxtjon> 2005/02/03 20:40:09
本屋に平積みになっていましたので、早速買ってきました。

第1章「南京戦とは何だったのか」は、これまでの東中野説のまとめ。第2章以下が、写真分析です。とりあえず第1章を斜め読みしたのですが、いやあ、東中野先生、相変わらずです。

>このように陥落後の人口は「二十万」もしくは「二十五万」と認識されていたのである。・・・かりに殺人の蔓延が目撃され、城内で一万二千人が殺されたと非難するのであれば、その非難を強める意味でも、誰かが「一万人以上が虐殺され。人口は十九万以下になった」と書いて然るべきであった。ところが誰ひとりとして人口減とは記録していない。(P54)

「二十万」自体、幅を持った「見当」の数字なのですから、一万の虐殺があったとしても、「人口は十九万以下になった」なんて書く人、いるわけないじゃない。先生、「集会は200名の参加を得て成功した」という文章を見たら、「私が行かなかったら199名だ、ウン」なんて大真面目に言いそうな気かする(^^)

「反日工作撹乱隊」説は復活しているわ、「捕虜の4条件」を真面目に論じているわ、安全区敗残兵狩りでは「反抗的でない市民が処刑された可能性はかぎりなく低い」なんて言い切ってしまうわ、王固盤の雑談は「談話を発表する」なんてものものしいことになってしまうわ。先生は、絶対にこの「思考錯誤」板を見ていないぞ。

映像資料の検討は、タラリさんなり渡辺さんなりja2047さんなりにお任せするとして、ただまあ、いくら「写真の問題」を暴いたところでそれは別に「南京虐殺」を否定する材料にならないのは、あちこちで言われている通り。


実は私の関心は、「盧溝橋事件」の方にあったりします。この分野、結構真面目な議論ばかりで、私がネタにできるようなトンデモ論にはなかなかお目にかかれないんですよね。右派の中村粲氏にしても岡野篤夫氏にしても、ストライクゾーンぎりぎりという気はしますが、十分「研究」のレベルに達している。ところが、この東中野氏は・・・。

>北京郊外の蘆溝橋で、日本軍はいつものように実弾ではなく空砲を使って演習していた。ところが、昭和十二年七月七日二十二時四十分、日本軍が発砲される。秦郁彦『盧溝橋事件の研究』でも明らかなように、これは中国第二十九軍が放った一撃であった。

>一発のみで終わっていたのであれば偶発的なものだったとも言えるが、さらに第二撃、第三撃、第四撃とつづいた。そうなると偶発的どころか意図的な射撃、すなわち挑発と言わざるを得ないであろう。そう判断した日本軍は、結局、第一撃から七時間が経過した七月八日の視界明瞭な午前五時半、第四撃を受けたのち、ようやく反撃に出たのである。(P27)

さて、どこがおかしいか。ちょっと御存知の方でしたら一目瞭然でしょうが、ちょうどコンテンツ作成中ですので、「答え」はそちらに書いておくことにしましょう(^^)


*「問答有用」と、マルチポストになってしまいました。
あちらにレスがついてもうっとおしいので、削除しておくことにしましょうか。

従兄弟はごく平凡な青年でした。 返事を書く ノートメニュー
とほほ <csqrkrwfrq> 2005/01/29 22:26:35
某所から無断転載です。

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大山洋一郎
従兄弟はごく平凡な青年でした。その従兄弟が「ノモハン」で、奇跡的に生き残りました。しかし、「戦死の公報」1939年が届き、彼の葬儀も行われました。
叔母は、息子の死を信じることが出来ず、泣き崩れました。葬儀のとき、「写真がにこりと笑った」といってその死を信じることが出来ませんでした。そして葬儀の中取り乱し、やりきれない思いがいたしました。
「公報」は間違いでした。しかし、敗戦後帰ってきた従兄弟は、精神的に、病んでいました。あまりにも凄惨な戦争を体験した彼は、生きる希望を失ったのです。
「戦地での支那人は、戦闘員なのか、ゲリラなのか、市民なのか分からない。いつどこから、玉が飛んでくるか分からない恐怖から、村を通過するとき、全村を焼き払った。女、子どもも殺したこともあった。」とぼそりと話していました。
今、アメリカ兵は、その恐怖の中にあるのではないでしょうか。
ブッシュは、暖炉の部屋からぬくぬくと嘘に満ちた言葉「民主主義と自由」を語っています。イラク人は何人殺されたのでしょう。イラクへの不当な侵略でしかないのに。
日本も戦争指導者は本国の安全なところから「聖戦」を語っていました。「支那チャンコロ」「支那ポコペン」支那人、満人を軽蔑し、差別する言葉、「鬼畜米英」が新聞紙上で踊れました。、抵抗する人たちを匪賊と語りました。そして虐殺しました。
僕の従兄弟は、ごく大人しい、ごく平凡な、商人の一人息子で、叔父たちは跡取りの一人息子として大切に大切に育てました。
しかし、戦後は精神を病み心はずたずたになって帰ってきました。

今戦場にあるアメリカ兵の若者は悲しいかな戦前の日本兵と同じ立場にあるように思います。
アメリカの言う「民主主義と自由」は嘘でぬりかためられた言葉です。「聖戦」「神国」を信じ込ませられた日本兵。そして支那人を虐殺し、村を焼き、侵略したのです。その凄惨な現実を体験した従兄弟は、戦後生きることは出来ませんでした。叔父や叔母より早く若くして亡くなりました。彼の平凡な平和な生活であったはずの生活はずたずたに引きちぎられました。
加害者といて機能した日本人。マインドコントロールされた日本人はその戦争を聖戦として疑うことが出来ませんでした。
今アメリカ兵は自国の誤った戦争を批判できないところにあります。なんと同じ過ちを人間は繰り返し繰り返しするのでしょう。その同じ過ちを小泉はしているのです。なんという時代がきたのか。
若い人たちはなぜ立ち上がらないのか。団塊の世代は、学園紛争で声を上げたではありませんか。その団塊の世代は、何をしているのですか。
我々に問題を突きつけた団塊の世代は金儲けの中でスポイルされたのですか。
僕の血小板は10分の一です。白血球も、赤血球も危ないです。
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