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[6307]ガザ攻撃抗議 とほほ 09/2/9(月) 13:58
[6308]ハマスの先制攻撃? とほほ 09/2/9(月) 14:11
[6315]ハマスを美化してはならない。 とほほ 09/2/9(月) 18:50
[6323]Re(1):ハマスを美化してはならない。 とほほ 09/2/12(木) 10:24
[6309]反イスラエル?(裸の王様) とほほ 09/2/9(月) 14:30
[6310]イスラエルボイコット運動? とほほ 09/2/9(月) 15:00
[6311]反イスラエル運動は平和運動ではない。 とほほ 09/2/9(月) 15:21
[6318]経済制裁は戦火を拡大する、南アとは違う。 とほほ 09/2/9(月) 19:36
[6320]ボイコット運動の効果? とほほ 09/2/9(月) 21:18
[6312]イスラエルの歴史とパレスティナ問題 とほほ 09/2/9(月) 17:06
[6313]イスラエル大使追放は平和運動ではない。 とほほ 09/2/9(月) 17:55
[6314]ユダヤ陰謀論は放逐せよ。 とほほ 09/2/9(月) 18:22
[6324]中東と反ユダヤ主義 とほほ 09/2/12(木) 10:38
[6325]Re(1):中東と反ユダヤ主義 とほほ 09/2/12(木) 19:04
[6316]パレスティナ和平のために。 とほほ 09/2/9(月) 19:02
[6319]パレスティナ和平のために(その2) とほほ 09/2/9(月) 20:51
[6321]反ユダヤ主義への警戒にたったイスラエル批判 とほほ 09/2/9(月) 21:47
[6317]日本政府・当局への働きかけ とほほ 09/2/9(月) 19:12
[6322]イスラエル総選挙 とほほ 09/2/12(木) 10:11

[6307]ガザ攻撃抗議
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 13:58 -

引用なし
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   イスラエルのガザ攻撃は、一段落しているとはいえ、現状は軍事占領下にあり、攻撃以前よりもガザの状況は悪化しています。これまでに私も色んな抗議をしてきましたが、賛同できない抗議活動に批判を加えたりもしてきました。

ここでひとまず、一連の私の言動をまとめておきたいと思います。

>しかも、ブッシュからオバマへという、政権移管期の空白状態を狙って、イスラエルはこのような非人道的報復を行ったのでしょう。

私はとりあえず駐日大使館なら翻訳する人もいるだろうと考えイスラエルとアメリカ大使館に以下のようなFAXを送りました。
FAX番号は以下の通りですので、皆さんもとにかく送ってみてはいかがでしょう。
私の文面を雛形にしてもよいし、「こんな抗議文はおかしい」と言う人は自分で考えて、、、(^^;

○駐日アメリカ大使館 FAX:03-3505-1862
J・トーマス・シーファー駐日米国大使
○駐日イスラエル大使館 広報室/文化部 FAX:03-3264-0792
日イスラエル特命全権大使ニシム・ベンシ



イスラエル軍によるガザ市民に対する無差別爆撃への抗議

 私は日本の広島に住む1市民で、米国での9.11同時多発テロ事件以来、歯止めの効かなくなった、中東アラブ民衆に対する、欧米社会やわが日本を始めとした国際社会の暴力を常日頃から憂慮していたものです。

 本日、驚くべきニュースが飛び込んできました。第1報は「イスラエル軍がガザ地区に対してハマスへの報復として空爆を行った、200名以上が死亡した」というものでした。
 この時期に、どこのだれがこのニュースを額面通りに受け取るものでしょうか?
 私たちは、9.11以降、歯止めの効かなくなった現状に対して、米国の新大統領に大きな期待を寄せている矢先でした、「オバマ氏ならきっとこの暴力の連鎖を食い止められる」との期待に胸を膨らませていたこの時期に行われたイスラエルの空爆なのです。この空爆は決してテロに対する怒りの報復などではなく新米国大統領に対する政治的メッセージ以外の何者にも見えません。

 しかもインターネットを飛び交う情報は(政治組織や政府機関、報道機関の情報では無く、ガザに住む平穏な生活を望み穏健に暮らしている人たちの悲鳴とも呼べる情報のことです)、ガザに対する無差別爆撃を示唆しています。

このような政治的メッセージのための無意味な大量虐殺を直ちに中止してください。皆様方の国家指導者であればこのメッセージを理解するに十分な賢明さを備えているはずです。この攻撃は無意味です。直ちに中止し援助活動を開始してください。国際社会はこの事件を真剣に注視しています。

駐日イスラエル大使館         
駐日イスラエル特命全権大使ニシム・ベンシトリ 殿
駐日アメリカ合衆国大使館             
J・トーマス・シーファー駐日米国大使 殿

広島県広島市安芸区矢野東6-5-16-204
082-889-0353
平 志朗



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[6308]ハマスの先制攻撃?
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 14:11 -

引用なし
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   >いくら勉強してもきりがないので、どこかで意見を言うことは否定できないと思う。
>なので敢えていいますが、どのようなことを勉強した結果、ハマスの先制攻撃をスルーしてイスラエルの報復だけを攻撃できるのか、その根拠を教えてください。そのような根拠があるなら、「歴史を勉強しなさい」と言う前に、端的に指摘すべきではないですか?それが誠実さと言うものでしょう。

**さん、そんなことはどうでもいいのですよ。とにかく今行われている暴力をとめさせることが先決でしょう?
矢野さんがそう思うのであれば、矢野さんが思う抗議文の雛形を作るなりしてみんなに呼びかけたらよいのです。矢野さんに賛同する人はそうするでしょう。私もハマスのテロは承認しませんししてません。

テロに軍事行動を起こしてはならないのは一次大戦以来の世界の教訓です、しかしブッシュ政権以降「テロとの闘い」が公認されてしまったのです。
「テロとの闘い」と言う言葉にはそういう歴史的意味合いも強いのです。
ハマスをテロとみなすか、国家政権と承認して軍事行動とみなすのか、矢野さんに応えるためにはもう少し議論が必要ですが、そんなことを言っている場合じゃないでしょう?

最初の攻撃がどちらでしょうか?どちらが悪いのでしょうか?などと関係ないのです、今行われている暴力を止めさせるのです。
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[6309]反イスラエル?(裸の王様)
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 14:30 -

引用なし
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   > イスラエルの行為に「理解を示す」のは、かつての日本のアジア侵略に理解を示すのと同じことですよ。

これは、多少違うと思います。
イスラエルの民(ユダヤ人)はある意味、ユダヤ陰謀論と反ユダヤ主義によってイスラエルの地に二次大戦後強制移住させられたのです。それを行ったのは国際社会です。責任は国際社会とシオニストにありますがユダヤ人にはありません。

日本の侵略戦争の責任は日本と日本人にあります。

私は思うのですが、今回のマスコミ報道の問題点はここにもあると思うのです。
マスコミのインタビューに答えるイスラエル市民は皆同様に「ガザ攻撃を支持する」という証言をしている人ばかりを放送してますし、世論調査も支持していると報道してます。これも確かなことかもしれません。
だからどうしても「イスラエル人」への共感が薄れていきます。まあ事実は事実なのでしょうから仕方が無いのでしょうが、イスラエルを孤立させてはならないと思います。

でも、イスラエル人の意思は報道とは私は違うと思うのです。ある意味現代のイスラエル人は「裸の王様に支配された民衆」です。

これは加藤典洋という人の書いた「日本の無思想」と言う本に書いてあった「裸の王様」の解釈なのですが、、、。

王様が裸であることは皆知っていたのだけど、それを口にすることがはばかられるので皆黙っていた、しかしある少年が「王様は裸だ」と叫んだことで、皆もそれを声にすることが出来たのだ、と言う解釈もあるし私なんかもそういう物語だと思ってました。

でも、そうではないのだ、と言うのが加藤典洋さんの解釈では、皆は「王様が裸に見えているのは自分だけだ」と思い込んでいたのだ、というのです。つまり自分以外の他の人間には王様の豪奢な衣服が見えているのだけど自分だけが見えない、このことを皆に気づかれたくない、と言う自己防衛が事実を語れなくさせているのだというのです。

今のイスラエルの人たちだって同じだと思うのです。皆が絶対におかしいと思っているはずです。なぜなら我々と同じ人間だからです。でもイスラエルの人皆が、「今のイスラエルの行いが悪いと思っているのは自分だけだ」と考えて真実が語れなくなってしまっているのではないでしょうか?。
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[6310]イスラエルボイコット運動?
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 15:00 -

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   in article "[*** 23007] パレスチナ市民社会からのボイコット呼びかけ"
**** wrote:
>1.アラブの人々の土地に対する占領と植民地化の一切を終わらせること、そして壁を撤去すること、

アラブの人々の土地を占領から解放すると言う意味は、イスラエルが現在所有している土地をパレスティナに返還すると言う意味でしょうか?

>2.イスラエル内のアラブ=パレスチナ人市民の基本的な諸権利を、完全に平等なものとして承認すること、

これには無条件に同意賛同します。

>3.国連決議194号に明記されている通り、パレスチナ人難民たちが自らの家に帰還し、財産を取り戻すという彼らの権利を尊重し、保護し、そして支援すること、である。

これは現在イスラエル人民が所有している土地財産を、放棄せよ。ということでしょうか?

質問の趣旨を説明しておきます。
国連は国連決議181号決議において、明確にパレスティナの土地を2分割しイスラエルの生存権を認証してます。

一方、今回の呼びかけで指摘された194号決議は上記の181決議を撤回したものではなく、181決議と全く矛盾する内容を決議しており問題が多いことは中東問題に携わるものであれば常識です。181決議もユダヤ人の生存権を保証したもので守られなくてはならない決議です。

イスラエル支援企業ボイコットは194決議のみを一方的に提示しておりますが、もしこれが「イスラエルの軍事行動抗議の意思表示」と言うことであれば賛同しますが、論調が経済制裁も視野に入れた胡散臭いものとなってます。

>「戦争犯罪」の意味やボイコット運動の意味をかなり誤解されているようです。
>ボイコットについては、先ほど投稿しました[AML 23007]のパレスチナ市民社会からの対イスラエル・ボイコットの呼びかけを熟読いただければと思います。

重ねてお尋ねしたいと思います。
パレスティナ市民社会からの要請はもちろん友人である我々は十分に熟慮し共感し彼らの人権を全力で守らねばならないものです。しかしこれは例えるのであれば犯罪被害者家族に対し十分な共感と援助と共感を示すのは当然ではあるものの復讐を思いとどまらせることも友人としてつらくとも行わねばならないことであります。

しかし、もう一人のかけがえの無い友人であるイスラエル市民社会の安全と権利も我々は十分に視野に入れておかねばなりません。

経済制裁の成功例として都度都度南アフリカの例が引き合いに出されますが、これは唯一うまくいった例にすぎず、しかも南アフリカの国内問題でありますので当事者として対象となった主権は一国です。

しかし国家主権の対立する状況下においては経済制裁はなんら効果を挙げた例はありません。経済性や国際社会からの孤立化はますますイスラエル国内の御馬鹿勢力を付け上がらせ、イスラエル市民は一丸となって国難に立ち向かうことでしょう。

私たちには「怒り」は当然必要で、イスラエルに対する厳重抗議も必要で全力でこの暴力を止めさせる地球市民としての義務があります。しかし私たちが友人として介入すべきは暴力追放に対してであり、両者の生存権も十分に視野に入れておかねばなりません。

安易な経済制裁の発動はヒズボラやハマス、アルカイダといったイスラム原理主義カルトへの同調へも繋がることを懸念しているのです。
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[6311]反イスラエル運動は平和運動で...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 15:21 -

引用なし
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   >あなたが反対だと言うのはあなたの自由だが,ボイコット運動をやろうとしている相手=組織を捕まえて言う以上、ではそれ以外になにが具体的にできるのか、明確な対案を出すべきです。

そりゃ、自民党の理屈と一緒です(笑)
やっちゃいかんことはいかん、と言っているのです。やってはいけないことの代替案なんか必要ありません。大体どっかのアホが何をいっているか知りませんが同じにせんように、、、。

パレスティナや中東のアラブ社会を取材するフリージャーナリストがどうしてもアラブ諸国人民に肩入れしていくことや反ユダヤ主義に傾倒していくことは十二分に理解できますし木村愛二氏などはかわいいくらいにその典型でしょう。

中東問題は我々50歳代60歳代の人間にとっては自分の人生とその歴史がほぼ重なります。学生の頃からその議論に口角泡飛ばしてきたことです。ブッシュ以降におけるパレスティナ問題はブッシュが9.11の報復としてアフガニスタンを攻撃したことで、絶望的な気分になってしまったことも事実です。

しかし、中東の平和運動はもうすでに反イスラエルの立場を明確にして行われることが、あなたが言うように事実なのであれば、残念ながら**なんとかとか**なんとかの言うとおり「日本の平和運動はおしまいだ」と言う主張を認めざるを得ませんが、私はあきらめません。

いろんな署名運動や要請の中で注意をしておかねばならないのは、この部分です、皆さん。こういうことはチベット問題も同じことです。対立を煽る要請には慎重に、、、、。

平和運動が行うべきことは、暴力否定、軍事行動否定です。経済制裁と言うのは軍事行動を前提にしないかぎり全く効果はありません。

また、もしイスラエルがひどすぎるから少しパレスティナの暴力を強化したほうがよい、なんて考える人がいたら、その考え方こそが中東問題をこじらせているのだと言うことを自覚した方が良い。

イスラエル社会の人たちが理解できない、なんてことは日本に住んでいる我々であれば理解できないことはないと思います。
北朝鮮がもしロケット弾を数発打ち込んできたら「拉致問題」でヒステリックに戦争を煽る連中がどれだけ飛び上がって喜び勇みあがるか、現実にそういう連中が権力に入り込んでいくか、容易に想像できますでしょう?

日本は、イスラエルのように北朝鮮にひどいことをしていない?
もしこう考える人がいるのであれば、まさに「イスラエルの人々もアラブの現状を理解していない」と考えることに無理なく理解が出来ると思います。

拉致事件が頻発していた時期は「日本は北朝鮮と戦争していたのですよ」知らなかったでしょう?今のイスラエルの人々も一緒です。これだけインターネットも発達した情報社会でイスラエル人が知らないはずがない?
日本人は六ヶ国協議から全くはじかれており歴史認識問題のおかげで国際社会でほぼ信用失い、どこからも相手にされていないことを誰も知らないでしょう?

9.11事件直後、アメリカの報道番組でパレスティナの高校生とイスラエルの高校生とアメリカの高校生の討論番組をやっていたのを覚えてます。非常にしっかりとした平和主義に根ざした発言をその高校生たちはしていたのを覚えています。その年代がそろそろ30歳代になります。まだまだ希望はあります。

>お勧めしたいサイトです。

ご紹介のサイト勉強になりました。
特に「パペから学ぶ歴史認識と多文化共生」と言うページのパペ氏の論説には感銘を受けました。
歴史を正しく認識することがこそが平和に繋がるものなのだ、ということが良くわかります。

以下はその一部です。皆様にもお勧めしたいです。(メール用、また文字化け防止用に段落改行等編集してます)
パペ氏の研究の専門は、48年のイスラエル建国をめぐる国際政治史、およびパレスチナ社会の破壊に関する実証史研究です。イスラエルの国家的「正史」は、「世界に離散するユダヤ人が荒野のパレスチナに結集し、自らの手で土地を耕しゼロから国家をつくった」というものであり、建国にまつわる暴力性は完全に隠蔽されています。

しかし実際には、500にも達する数のパレスチナ人の村が48年前後に破壊され、100万人ものパレスチナ人が虐殺・追放されたとも言われます。つまり、イスラエル国家はパレスチナの村々の廃墟の上に建てられたというわけです。この相対立する歴史観は、イスラエルにおける「歴史修正主義論争」として知られ、1990年代に活発化しました。

パペ氏はこの論争のなかで、もっとも厳しくイスラエルの正史を批判した歴史家であると同時に、イスラエル国家をユダヤ人だけの独占物にしようというシオニズムを断固として批判する「反シオニスト」の論客でもあります。ユダヤ人のパペ氏は、このために「裏切り者/非国民」というレッテルを貼られ、イスラエル国内では窮屈な思いをさせられていますが、しかしアラビア語にも堪能な彼は、それゆえに他の群を抜いた歴史検証の厳密さからイスラエルの正史批判を行なっており、その研究能力・言語能力によって多くのパレスチナ人の友人を得ています。


> それは、これらの企業がイスラエルという抑圧的侵略国家を積極的に支援しているという事実と、それはおかしいということを広く知らしめることにある、と私は思います。

そういうことであれば、賛同しても問題はないと思います。これは質問しているだけですから。
ただ、南アフリカなどを例に出して経済制裁を視野に入れた要請をそのまま引き受けることは危険だと思います。
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[6312]イスラエルの歴史とパレスティ...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 17:06 -

引用なし
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   > これは181号決議を撤回してもいないし、矛盾もしないと思いますが。
> 181号決議がパレスチナにおける「ユダヤ人国家」の設立を認めたからといって、その領域内に住んでいるパレスチナ人の土地や財産を奪って彼らを追放しても良い、などと言っているわけではないでしょう?

すみません、確かに私の書き方だとそういう意味になってしまう、と考えていたところですので書き直します。

181決議でイスラエルの生存権を認めたが、当然アラブ人民に納得のいくものでも無くイスラエルはイスラエルで無視して侵略を広げているわけです。アラブもイスラエルも、つまり合意されていない、合意されていないところへ「帰る権利」も何もないのではないですか、矛盾です。アラブの人たちは侵略は不当だと訴えている段階での決議であり、イスラエルの生存権を認めることでユダヤ難民と言う厄介者を処理した国際社会はその決議により発生したパレスティナ難民という厄介者をイスラエルに押し付けたわけです。イスラエルは既に何十万人ものユダヤ難民を受け入れているわけです、その上パレスティナ難民の面倒も見よ、と言う国際社会の命令です。

パレスティナ問題の大きな問題点の一つがパレスティナ難民の問題です。パレスティナ難民はイスラエルの支配が嫌だから難民なのです。帰還権云々ではなくて国際社会が彼ら難民に対して最大の責任があります。
イスラエルを悪者にして難民を押し付けるのは不当です、最大の悪者は国際社会とシオニストです。シオニズムと言うのはある種の思想で特殊なわけではありません、日本人はそういう意味ではユダヤ人より根深いシオニズムの持ち主です。


> パレスチナ難民たちは、ユダヤ国家イスラエルが嫌いだから出て行ったのではなく、土地を奪われて強制的に追放されたり、虐殺を逃れて避難していったわけでしょう?

ここです。181決議と言うのは「ユダヤ国家・ユダヤ人の国」を認めてしまったのです。これの業罪をどう評価するかと言うことです。
「民族自決・国民国家」の概念がもっともその悪性を示す部分です。

確かに**さんのおっしゃることはわかるのですよ(^^ゞ
そうした罪を裁き責任を取らせる、差別政策を撤廃すると言う考え方も反論はない、でも私はユダヤ国家にパレスティナ人が残っていたとしたら、帰還したとしたら、もっと大きな紛争や虐殺、アラブ人とユダヤ人の殺し合いがあったと思います。

アラブ人を虐殺したのはイスラエル国家だけではない、ユダヤ入植者のテロリスト集団もそうです、そうしたテロリストがイスラエルの権力の中枢にももぐりこんでいった。

アパルトヘイト撤廃を成功例と言うけど、もし現状が成功した状態だと仮定したとしても、この問題だって諸手を挙げて万歳できるほど犠牲を出していないわけではありません。アパルトヘイト撤廃直後は南アフリカの色んなニュースが流れたので経済の停滞による治安の悪化、そうした中で白人社会・黒人社会双方で多大な犠牲が出ました。

イスラエル・アラブ人民・国際社会人民の中にパぺ氏のような国家概念が生まれるまでは、難しい、、、。(もっともこれは私が国民国家に失望しているだけなのかも)

私が前田朗さんにやっつけられるのはこの問題の時なのです。
「国際法に実効性があれば、中東問題はとっくに片付いている」と言う発言をしてしまう。今でも納得はしてない、頑張って勉強しなくては、、、。


>イスラエルは” イスラエルはその国家の成立から、私にとっては敵です。”と書いた方がいますが、そもそも、ユダヤ人にイスラエルを建国せざるを得ない状況に追い込んだのはドイツでしょう。
>イスラエル建国の責任は100%ドイツにあります。

私もイスラエル建国の責任をイスラエルにだけ押し付けるのは不当だと思いますが、ドイツが100%責任があるという認識はちと欧米社会にある反ユダヤ主義に対する認識不測ですね。

映画の話で恐縮ですが、シンドラーのリストのラストシーンでソ連軍が収容所を解放したと告げに来ます。それを聞いたユダヤ人たちが「これから私たちはどこに行けばよいのでしょうか?」とそのソ連軍の兵士に聞きます。兵士は「この先に町があるよ、ただ、私の知る限りでは君らが行く場所は世界中のどこにもないね」と答えるわけですが、印象的ですよね。

二次大戦の終戦後多くのユダヤ難民が発生しました。終戦直後はパレスティナ地域はイギリス領です。パレスティナを目指したユダヤ難民をイギリスは追い返したのです。このことでイギリスは国際的な非難を浴びます。イギリスはすねてしまい、じゃ後は知らん、ということで国連に任せて統治を放棄します。

国連はパレスティナの土地をアラブ人から取り上げてユダヤ国家を認めます。そのようにして厄介者のユダヤ難民を処理しました。

従ってイスラエル建国の責任は、国際社会全体にあります。国際社会は真剣にこの問題を解決する責任があり、パレスティナの人々への迫害に対する責任もイスラエルとともに背負わねばなりません。

イスラエルはその国家の成立から含めて敵であるとは、この国際社会の行いをも含めて人類に対する敵対思想が敵である、と言っているのではないでしょうか?

#余談:パレスティナと言うナショナリズムもイスラエル建国後に出来たものです。もともとパレスティナと言う民族は存在しません。パレスティナと言う国名はイスラエルに対する批判的な国名なのだそうです。
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[6313]イスラエル大使追放は平和運動...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 17:55 -

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   >この二人が名誉領事を辞退せざるを得ないところまで、圧力をかけることができれば、ヴェネズエラのイスラエル大使国外追放に次ぐ快挙ということになるのではないでしょうか???

領事が辞退するほどのプレッシャーを欠けるべきだとは思いますが、ベネズエラの大使追放に関してもう少し詳しい情報が必要ですね。ベネズエラはイスラエルから大使を引き上げたのでしょうか?となればこれは国交断絶を意味しイスラエルに対する宣戦布告の前哨になります。

「パレスチナの平和を考える会」がどのような会であるかは知りませんが、大使追放を快挙などと言っていてはパレスティナに決して平和は訪れません、さらなる戦火の拡大を意味します、断言しておきましょう。

日本は決してイスラエルとの交渉窓口を追放してはなりません。和平とは暴力を排斥し外交交渉で問題を解決することです。その交渉窓口をふさいでしまったら戦争するしかありません。過去の戦争すべてがここから始まってます。

>さて、貴社の発行されているガイドブック「地球の歩き方」のシリーズでイスラエル編が発行される予定であることをホームページにて知りました。ホームページ上の情報によれば、「世界遺産やイエスの足跡、スパ&リゾートなどイスラエルの知られざる魅力」とありますが、「イエスの足跡」の多くはイスラエルではなく、パレスチナ被占領地にあります。この一例をもっても、「イスラエル編」の内容が、イスラエル政府による一方的な情報宣伝のバイアスを受けているという懸念を私たちは強く持たざるを得ません。

イスラエル(エルサレム)は私不良カトリック信徒にとっても聖地です。私の家族でエルサレム巡礼に行っていないのは私だけという不良信者ですが、現実にイスラエル編に記されているイエズスの足跡に嘘があるのですか?私も海外に行く時にはこのシリーズを参考にすることが多いのですが、イスラエル大使館のホームページを見ても嘘は書いてありません。確かにガリラヤ地方などイエズスにゆかりの地域で占領地となっていることも多いんですが、そもそもイスラエル全土が占領地です。

こういう運動には意味がないと考えます。
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[6314]ユダヤ陰謀論は放逐せよ。
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 18:22 -

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   >現在のパレスチナ情勢については、現地の状況が心配ですが、それとともに国際政治全体の中で今回の問題がどういう意味があるのか、考える必要があると思います。私は、21世紀前半の世界の平和の最大の課題は、中東大戦争と中華覇権主義の膨張を阻止することにあるのではないか、という仮説をたてていますので、現地の悲惨な状況を強調するだけでは不十分と思います。最近読んだものの中では、以下の田中宇氏の論文(1月13日号)がピカ一です。田中氏の論旨に私は全面的に賛成です。
>http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C5%C4%C3%E6%B1%A7%A4%CE%B9%F1%BA%DD%A5%CB%A5%E5%A1%BC%A5%B9%B2%F2%C0%E2&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=
>田中氏も触れていますが、世界のユダヤ人の中で動揺と分裂が始まっています。

田中宇氏のメルマガは私も欠かさず目を通しており氏の慧眼には驚かされることも多いですが、氏はユダヤ陰謀論には以前からかなり傾倒してますので、注意が必要です。

再度、ユダヤ陰謀論の馬鹿馬鹿しさを指摘しておきましょう。確かにフランス革命により解放されたユダヤ人は世界経済の中枢で大きな力を持つようになりました。しかし、それって財閥の論理と同じことなのです。

例えば日本の各財閥にしろ、これは言ってみれば、ある一族に支配されていることはAMLの皆さんであればご承知でしょう。その一族の中から政界・財界の大物は出現しております。これが世界的な規模(特にアメリカ)で力を持つのがユダヤ資本です。

しかし、だからと言って日本の資本が世界で力を持つようになったとして「日本人の陰謀」なんていうのは変でしょう?これらの資本はそれぞれに特殊な経済構造の上に成り立っており自己の資本力を維持するためにはこの経済構造を維持する必要があり、その為に資本は連帯します。日本なんか資本の連帯と言う意味ではユダヤ資本の比ではないですよ。

ユダヤ陰謀論が邪悪なのは、ユダヤ人たちの陰謀、としている妄想であることです。このことにより、イスラエル問題は発生しているのに、相も変らぬユダヤ陰謀論には辟易します。そうしたユダヤ人への偏見がどれだけ多くの悲劇をもたらしてきたか、イスラエルvsパレスティナ二元論に陥ってしまうとすぐに忘れてしまう。

イスラエル糾弾は反ユダヤ主義の邪悪への反省の上に立って行われねばなりません。

ユダヤ人というナショナリズムはあってもユダヤ民族というものは存在しません。自分たちが先祖から受け継がれた文化や宗教を根拠にユダヤ人を名乗っているのです。エチオピア飢饉の時、エチオピアの多くのユダヤ難民をイスラエルは自国に引き取り輸送してきました、黒いユダヤ人として有名な話ですよね?

陰謀論を平和運動に取り入れてはなりません。
230 hits

[6315]ハマスを美化してはならない。
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 18:50 -

引用なし
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   >(ジャーナリストが締め出されているのだから已む無いとしても)、いつ取材したか分からないイスラエルの垂れ流した覆面ハマースの訓練場面を繰り返し映し出す手法。あたかもハマースが「テロリスト」の代表であるかのように。

イスラム原理主義テロリスト集団であることには代わりがないでしょう。

>これと同じ場面を、かつても観たことがある。9・11直後のアフガニスタン侵攻のときのアルカイダ、そしてイラク戦開始時のフセイン「幻の大量破壊兵器」のときである。

犯人がアルカイダであるのか、フセインであるのかは別問題であり、テロリストが存在しテロが行われたことは紛れもない事実です。

>アメリカもイスラエルも、「敵」を徹底的に悪の象徴として喧伝する手法は、インターネット時代の今日、ナチのゲッベルスを百万倍も凌いで全世界を覆う。

日本の大東亜戦争正当化論者も同じことを行ってます。

>●イスラエル・プロパガンダの三点セット・フレーム
>1、ハマース(あるいはヒズボラ)やパレスチナ民衆の攻撃からイスラエルは「自国を防衛する」権利がある。
>2、停戦を破棄しカッサムロケット弾でイスラエル民間人を攻撃しているハマースが悪い。
>3、「国際テロリスト」ハマース、ヒズボラ、イランはイスラエル国家を認めず「地図上から抹殺すべし」と言っている。

これはいずれも事実でしょう?
事実から目をそむけていたのでは正しい判断は下せませんよ。

>BBC、CNN、NHKのビッグTV局、大手新聞など世界の巨大メディアは、この三点セットの枠組み(フレーム)の中でガザ空爆やパレスチナ問題を報道・放映している。

問題は、これです。
マスコミ報道に客観性がないということです。上記のテロの事実を踏まえた上でイスラエルの軍事行動には正当性はない、と言う主張をしなくてはなりません。

ハマスなんてのは、ガザ市民を盾にしている卑怯者テロリスト集団です。ハマスはイスラエルと戦争しているからこそ力を持ったわけです。ハマスにとってもイスラエルとの戦争は止められない構造になってます。和平など実現したらハマスを支持するパレスティナ人なんていなくなってしまい、権力を維持できない、だからこそハマスも戦争をしたいのです。


> しかしホワイトハウスの報道官はエジプトの停戦案にハマースを同意させる可能性に疑問を呈し、ハマースの実際の行動を見守るよう求めた。

アメリカはアホか、ハマスの真意を確認するのがまず先決だろう、行動を見守ることは停戦後であっても当たり前の話だ、停戦後に行えばよい話しだ。エジプト案へハマスが合意するはずがない、と決め付けている、ということはアメリカは合意の可能性がないエジプト案を支持し、停戦を呼びかけている、と言うポーズをとっているだけ、ということだ。ハマスの条件を検討すべきだ。こういうコメントを出すのは停戦の意思がないことの証明だ。ハマスが民主主義の敵であることは間違いはないが、停戦はまず第一の目的とすべきだ。

アメリカ大使館にもさらに抗議文を送りつけてやろう


>まさか、アメリカやイスラエルが民主主義国家だからそれに抵抗するハマスが非民主主義だ、とは言わないでしょうが・・・・・・。(笑)

もちろんです。(^^;
私は民主主義を達成している国家はまだ世界中に出現してはいないと思っていますから、イスラエルやアメリカ、特にイスラエルなどが民主主義国家だとは考えてません。

ハマスの思想的根幹をなす、イスラム原理主義が民主主義の敵であるのです。これはタリバン、ヒズボラ、アラブ諸国の王政の例を見れば明らかです。
個人資産で世界一の金持ちはどこにいるのかご存知ですか?確かギネスブックによるとアラブ首長国連邦のどっかの王様だか王子様ですよ、その資産はその国の国民総生産の90数%です。

私はアラブ諸国体制は民主主義の敵だと認識してます、が、アメリカが民主主義を代表する国家だとも認めてません。民主主義と言うのは絶えざる民主主義への敵への警戒が必要で、イスラエルもアメリカも日本もその敵に支配されています。

アラブ市民の「これが、アメリカの言う民主主義なのか?」と言う悲鳴に対しては、私たちは自信をもってこう答えたらよいのです。「違う、そんなものは民主主義ではない、民主主義とは自由・平等・博愛の精神を持って、人民が主権をもち国権を司るという思想のことです」とね。
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[6316]パレスティナ和平のために。
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 19:02 -

引用なし
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   イスラエルの暴力に暴力では対抗できない、更なる戦火の拡大を招くだけあることはわかりすぎるほどにわかっているはずだ。
しかしながら、復讐原理からの脱却は中々難しいようだ。

たとえばパレスティナを支援する、と言う名目で平和運動を名乗る団体の中にもイスラエルに制裁を、ボイコットを、と呼びかけるものも少なくない。これらの精神性の貧困さはどこから来るのだろう。おそらくは自身の無力感の裏返しであり無力感に対するエクスキューズに過ぎない。

南アフリカの例が、今回の紛争と全く異質なものであることは自明である。南アフリカのアパルトヘイト体制は南アフリカと言う国内の問題でありしかも少数派が体制を掌握していたもので、民衆は経済制裁という暴力を受けたとしてもアパルトヘイト体制の転覆を望んだからこそ実現できたのである。つまり、南アの例は反体制側も経済制裁による暴力に甘んじたのである。

イスラエル制裁はそれとは全く違う、この制裁はパレスティナ民衆に対する制裁ではない、つまり利害が対立する主権同士の争いにおける一方に対する制裁なのだ。イスラエルが悪いだのハマスが悪いだのの議論に意味はない、目の前で殺されていく人々、殺している人々を止めることが目的なのだ、イスラエルに制裁を加えたところで何の効果ももたらさない。

実際にイスラエル市民の8割がガザ攻撃を支持しているのである。
南アの場合は、ほとんどの民衆がアパルトヘイト撤廃を望んでいたのである。

この違いもわからずに本気で経済制裁を求めているのだろうか、だとしたら愚の骨頂である。事実から目をそむけて、自分自身の良い訳の為に経済制裁などと愚かなことを言う、経済制裁が平和的手段などと言う主張がダブスタであることは、イスラエルのガザに対する経済制裁がどれだけのパレスティナの人々を殺害してきたのか、、、。

その南アの例にしても、決して血が流されなかったわけではない、黒人社会、白人社会双方で多大な犠牲がでたのである。

イスラエルへの経済制裁が平和的闘争だと言う人は、そこで流される血に対しては無責任に言い逃れるのだろう、「イスラエルが悪いからだ」、と言い訳も出来るのだろう、しかし経済制裁で真っ先に死んでいくのは子どもや弱者たちである。

イスラエルへの経済制裁が平和的闘争だと言う人々は、イスラエルが行ってきたガザへの経済制裁も平和的手段だと認めなくてはならないだろう。

つまりは、彼らの価値観はイスラエルの体制と同じものなのだ。

が、しかしそれほど、馬鹿でもあるまい、この違いに気が付かないはずがない、「自分は頑張っているぞ、パレスティナのために闘っているぞ」と言う身勝手な自己満足にしか過ぎない、その結果がいかなる災厄をもたらそうと自分が満足できれば良いのである、無責任な精神の貧困さである。
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[6317]日本政府・当局への働きかけ
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 19:12 -

引用なし
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   >◆日本政府が、決議の履行、とりわけガザへの国際調査団派遣を緊急に実現するために積極的に動くよう、外務省や各政党に働きかけて下さい!

以下のような、要請文を添えて国連人権理事会決議を送付しました。
国連決議の実行を要請します。
中曽根弘文外相殿
志野光子人権人道課長殿
小沢一郎(民主党代表)殿
鉢呂吉雄(民主党ネクスト外相)殿
犬塚直史(民主党ネクスト外務副大臣)殿
志位和夫(共産党委員長)殿
福島瑞穂(社民党党首)殿
田中康夫(新党日本代表)殿
太田昭宏(公明党代表)殿
綿貫民輔(国民新党代表)殿

日本国政府は栄えある平和憲法制定国家として、次に送る2009/01/12国連人権理事会決議に従った行動を、積極的に、世界的リーダシップをとって、迅速に実行してください。
国際社会ではイスラエルとの国交を断絶する国まで出現しております。また、国際世論は一斉にイスラエルを非難しており、中には制裁も辞さない、と言う非常に緊迫した状態にあります。

しかるに日本では、この重大な人間にとって今世紀最大のホロコーストに対して、第2次大戦時と同じように「同盟国がやっていることだから」との理由でマスコミは何も報道せず、報道しても日本の同盟国でありイスラエルの支援国であるアメリカに追従し、イスラエルとハマスのテロによる暴力の連鎖であるがごとき印象操作プロバガンダ報道を政府とマスコミが翼賛体制下のごとく行っている始末です。現実には例え、イスラエルの軍事行動がハマスへの報復を口実にしたものだとしても、すでにそうした口実は有名無実である戦争状態に突入し、ガザ市民の無差別虐殺の様相に至っていることは明白です。

今こそ、憲法9条を持つ国家としてふさわしい行動を取るべきときであります。
アメリカに追従して軍隊を派遣することが国際貢献ではありません。日本政府が真に国際貢献を望むのであれば、この国連人権理事会決議を世界に先駆けて日本が行動することを要請します。

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[6318]経済制裁は戦火を拡大する、南...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 19:36 -

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   > 20年前、南アフリカから多くの企業を撤退させた背景には、このような冷たい商業的計算がある。パレスチナにおいて、あまりにも長い間拒否されてきた正義に至る、私たちの最も現実的な希望を形作るのは、まさに、このような計算である。

つまり、イスラエルがそうしてきたように我々も経済制裁でイスラエル人の子どもを何人か殺せば、シオニストも反省して態度を改めるだろう。と主張しているわけですね?

イスラエルの経済制裁でパレスティナ人は屈服しましたでしょうか?
ハマスの暴力を正当化しているのは、イスラエルの経済制裁への反抗である、と言う理屈ではなかったのでしょうか?

それなのになぜイスラエルへの経済制裁でシオニストが屈服すると考えられるのでしょうか?完璧な論理矛盾ではないですか?
完璧な復讐原理に基づく主張なのではないですか?

南アフリカの例にしても、論点そらしです。
「南アフリカとは状況が違う」と言う主張は、アパルトヘイト体制とシオニズム体制は違う、と言う主張ではありません。南アフリカへの経済制裁とイスラエルへの経済制裁は構造が異なる、と言う主張です。
しかしナオミ・クライン氏の反論は「アパルトヘイト体制とシオニズム体制は違う」と言うことに反論しており、その二つの体制は同じものだと反論しているのです。

「南アフリカとは状況が違う」と言う主張はそんなことを論点にはしてません。
南アフリカへの経済制裁は構造が異なるので効果がない、と言う主張です。再度、論難しておきます。

○南アでは、南アフリカ市民のほとんどがアパルトヘイト体制の転覆を望んでいた、だから南アフリカ市民は経済制裁という暴力を甘んじて受け入れた、だから経済制裁が効果を示してアパルトヘイト体制転覆に成功した。

○イスラエルの場合は8割以上のイスラエル市民がガザ攻撃を支持している、このように二国間の利害が対立する状況下での制裁はなんら効果をもたらさないばかりかさらなる戦火の拡大に繋がる、効果をもたらさないことの証明がパレスティナ人がイスラエルの経済制裁に屈服しない、と言う現実ではないか。
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[6319]パレスティナ和平のために(そ...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 20:51 -

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   犯罪が発生し、犯罪被害者に共感し、同情し、我々は犯罪に怒り、犯罪者を糾弾し、犯罪者に裁きを求める、当然のことである。

しかし、このような状況下にあるときに、必ずといって良いほど力を持つのが「復讐の呼びかけ」である、「犯罪者は殺せ、犯罪者の弁護士などいらない、犯罪者を弁護するような奴は弁護士の資格はない」「北朝鮮を潰せ、金正日を葬れ、北朝鮮のガキが飢え死にしようが知ったことではない、経済支援などするな」。
こうした怒りを代行する声の中で、良心的な人々はひっそりと声を潜めなりゆきを見守るしかない。

そうなのだろうか?いまこそ勇気を持ってこうした声を押しとどめ「それは間違っている」と声に出して諌めねばないのではなかろうか?
我々がパレスティナの友人であれば、復讐を押し留めることが真の友情ではないのだろうか?

犯罪被害者家族の前でそれが言えるか?パレスティナの苦しみも知らず平和の中に安穏としている我々がパレスティナ人にそれが言えるか?パレスティナの苦しみを現実をわからないからこそ、そんなことがいえるのだ。

そうなのかもしれない、われわれは曲がりなりにも平和で豊かな生活を謳歌している、しかし、もし、そういう我々にしか、「正しい主張が出来ない」と言うのであれば、平和な社会に暮らす我々にしか、「正しい主張が出来ない」と言うのであれば、我々は平和社会の一員であることに誇りを持って、我々にしか言えない、と言う「正しい主張」を行って行こうではないか。

イスラエルに対する制裁は、平和と言う目的に対して、なんら効果をもたらさない、イスラエルの暴力は法によって裁かれなくてはならない。責任者を法で裁き、体制から邪悪を追放しなくてはならない、しかし【法は決して、経済制裁でイスラエルの子どもを殺しても良い、とは言わない。】
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[6320]ボイコット運動の効果?
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 21:18 -

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   >イスラエル内外の人々が立ち上がれば、状況は変わるかもしれない。
>ボイコットによって主要なダメージをうけるのは、イスラエル国民ではない。

あまりにも、楽観的な見方です。
わが日本を見てみたらよい、このAMLをはじめ多くの良心的な多くの人々が日本政府の間違いを指摘し批判し糾弾しています。が、実際に拉致問題を北朝鮮が認めたときの日本世論はどうなりましたか?

いやさ、太平洋戦争突入直前、アメリカを始めとした経済制裁を受けた日本国民はどうなりましたか?、「一億総火の玉」になったのではないですか?

「ボイコットによるダメージは庶民を苦しめない」等と言うのは、資本主義経済というものの弱点、と言うより悪徳と言う部分を全く無視したもので、馬鹿げています。社会を封鎖し、そこに制裁を加えたら、真っ先に被害を受けるのは弱者なのですよ、権力者、強者、富裕層は弱者から富を巻き上げより裕福になっていきます。

経済制裁とはそういうものなのです、だから反対しているのです。
経済を停滞させれば、弱者が犠牲になる典型例が我が日本でしょう、バブルがはじけ社会全体の経済が停滞する、社会全体、市民一人一人の生活が少しずつ悪化するのではなく、弱者は路上に放り出され、強者はより裕福な生活を手に入れます。路上に放り出された弱者を待つものは「死」です。

イスラエルの軍事力も資本もシオニズムも決して打撃を受けません、まずはイスラエル社会の弱者が犠牲となる現象が出現します。権力への打撃に到達させるにはより多くの弱者の犠牲が必要なのです。

断言しておきましょう、ボイコット運動が、イスラエルへの抗議の意思表示であるのであれば、それをきちんと明示しておかねばなりません。「経済制裁」であるとか、その効果があるとか、嘘で民衆を扇動してはなりません、そのような扇動はさらなる戦火を拡大させます。

>もうひとつ付け加えますと、国家による経済制裁とイスラエルの資本による製品の不買・ボイコット運動とはイコールではありません。

もちろんその通りなのかもしれません、しかし経済制裁に発展しないように、十分な警戒が必要なのです。それを経済制裁を視野に入れて行ったのでは「戦争扇動」に他ならないといっているのですよ。

2次大戦時のアメリカの日本に対する経済制裁も、日中戦争開戦によって始まったアメリカ市民のボイコット運動に始まっているのですよ、そしてボイコット運動の目的もアメリカ政府に経済制裁をさせることが目的だったのです。そして太平洋戦争開戦直前にアメリカは日本への石油輸出禁止措置を取ることが出来たのです。

そしてその戦争は広島・長崎への原爆投下で終結したのです。
日本は負けて当然だったのです、日本は悪逆の限りをつくした当然の報いだったのです。しかし戦争で死んでいった一人一人が報いを受けて当然だったのでしょうか?戦争で死んだ人間を利用して遺族年金という名目で政権党は富を蓄財し、生き残った権力者は少しも反省などしてません。

我々の闘いは非戦です。悪い奴をやっつけることではありません。
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[6321]反ユダヤ主義への警戒にたった...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/9(月) 21:47 -

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   >私たちがイスラエル大使館に抗議に行くことに対して、日本が過去に行った恐るべき非人道行為を未だに公式に謝罪もせず補償もしていない日本人に、イスラエルを非難する資格はない、イスラエル憎しを煽るな、と言う方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。

そういうアホは、世界広しと言えどもAMLに若干1名いるだけで、その主張内容は支離滅裂ですので、あまり気にすることはないと考えます。以前にも私が書きましたが、イスラエルの行いに抗議し糾弾しそれを止めさせることは我々の地球市民としての義務です。この義務を放棄した者にこそ日本の戦争犯罪や国家犯罪を裁く資格はありません。

ただ、梶村さんが言いたいことはこういうことだと思うのです。
相対化させて邪悪を表現しては危険だ、という事です。もちろんTERAO Terumiさんが紹介した写真家の方にはそのような意図はないのかもしれませんが、意図があろうがなかろうがやっていることは同じなのです。差別と同じです。

差別というのは、その意図があろうがなかろうが、差別なんです。
私たちは日本社会というかなり閉鎖的な社会の中にいますので「反ユダヤ主義」の邪悪性を肌で感じることができず、日本に来てテレビで活躍するノーテンキタレント(例えばデブ・スペクター氏)などの言動をみて「アメリカ人だって、、、。」程度の判断しかできません。

私は、デブ・スペクター氏が日本にいるのは、日本社会がデブ氏と同じ差別主義社会だからうけているだけだと思っています。アメリカに帰れば氏は「KKK」と糾弾されても仕方のない差別主義者です。

何を言いたいのかというと、反ユダヤ主義、ユダヤ人差別というのは欧米においては黒人差別よりも歴史の長い根深い差別だという認識を十分に理解しておかねば、決してパレスティナ問題は解決しない、ということです。極論すれば「反ユダヤ主義は正しいのだ」という暴論にもなりかねないほどの力を持つのが反ユダヤ主義なのです。特に中東では一般的にホロコースト否定論は信じられているのです。パレスティナの人々にとっては「パレスティナの土地を奪うためのユダヤ人の陰謀でホロコーストはでっち上げられた」のです。

我々は、我々の想像以上に反ユダヤ主義への警戒の上に立って、反ユダヤ主義を糾弾するのと同じ論理の上に立ってイスラエルへの徹底糾弾をしてゆきましょう。

>ただ、梶村さんが言いたいことはこういうことだと思うのです。
>相対化させて邪悪を表現しては危険だ、という事です。

これは、もう少し論理的に書いたほうが若干1名のアホ以外の方にはわかりやすいと思いますので連投になりますが、投稿しておきます。
「犯罪を相対化させて見せる」この技法は歴史修正主義と戦ってきた皆さんにはお馴染みの技法だと思います。

「例えば中国だって日本人居留民を虐殺した(通州事件)、戦争なんだから南京虐殺だって悪くはない、なぜ日本の虐殺だけ悪く言われるのか?中共の陰謀で虐殺数を過大に捏造したでっちあげだ。」

の類ですね。
ナチスの犯罪とイスラエルの犯罪を相対化することは論理構造的に、この南京虐殺否定論と同じなのです。もちろん、相対化したとしても結論の方向が逆なのであれば同じ論説とはいえません。

例えば、「ナチスのホロコーストとイスラエルは同じことをしていることになぜ気がつかないのか?イスラエルはこれを自覚し、直ちに虐殺・虐待を中止せよ。」
という論説とは異なります。

しかし、しかし同じ論理構造の上にあるために、真実が隠蔽されてしまうのです。真実が隠蔽された状況下ではあらゆる否定論・陰謀論が大手を振って歩きはじめます。

たとえばamlでは若干1名のアホであるところの**某なる人物が「イスラエルを糾弾するな」と主張するわけです、つまり日本の戦争犯罪とイスラエルの戦争犯罪を相対化させているからこその妄論、が出現してくるわけです。

この手のアホの妄想は放って置いても目障りなだけで影響力はありませんが、いろんな形での他の影響力を持つことになりかねないのです。イスラエル右翼の立場で見て見ましょう。

「自分たちはホロコーストという人類最大の虐殺を受け、数百年もの差別に耐えてきた、アメリカや欧米、いや世界中の国家(これは日本もそうですね)は先住民を抹殺して建国したのだ、その権利はある」

これに対抗するアラブの論理は前述しました。
つまり悪を相対化させた価値観で事象を見ることが決して平和には繋がらないことが、理論的に理解できると思います。
日本の発達した平和学に基づいた平和運動は、この危険の排斥をこそ主張していると考えます。
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[6322]イスラエル総選挙
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/12(木) 10:11 -

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   明日10日がイスラエル総選挙のようです。
報道などによると、情勢は大変に悲観的です。最悪なのは極右政党の躍進です。
この政党は国内のアラブ人追放を公言している政党です。予想では第3党になりそうです。

ガザ攻撃以降、極端に右傾化するイスラエル政情は予想していましたが、こんな極端な右傾化はいくらなんでも、、、。という感じです。まさに日帝末期の症状を呈しています

イスラエル民衆に超右翼政党を選択させている原因は何なのでしょうか?どう考えてもテロへの恐怖とは思えません。日本のように選挙がエンターテイメント化してお笑い政党が躍進している現象とも違えば、ヨーロッパのEU反動右傾化とも様相が異なります。
オバマ就任によるアメリカのイスラエル離れに対する不安・恐怖なのでしょうか?

いずれにせよ、日本では突っ込んだ報道がありませんのでわかりませんが、ガザ情勢は楽観視できません。
205 hits

[6323]Re(1):ハマスを美化してはなら...
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/12(木) 10:24 -

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   >占領であり、60年続いているテロと虐殺と植民地政策と民族浄化に他ならない。あのチャチなロケット(軍事的にはほとんど成果の上がらない)は、こうした圧殺と完全封鎖に対する怒りと苦痛の表現だという以外に、何といえるのか。

ハマスの売名行為でしょう。
イスラム原理主義体制確立のためには、イスラエルと戦争をしたほうが得だからです。そのちゃちなロケット弾でも死者は出ているのです。イスラエルの市民は、その脅威にさらされているのです。

効果がないことをわかっていながら殺害することは、まさにキチガイ沙汰です。
ハマスを美化してはなりません。虐殺の規模がどちらが多いのか?という議論に意味はありません。

確かに、その原因を突き詰めていけば60年続く植民地政策ですが、では元々国家を持たなかったユダヤ人の建国を認めたことは原因から除外してもよいのでしょうか?ユダヤ人を排斥した国際社会は原因からはずしてもよいのでしょうか?

私も何度でも言いますが、先に手を出したハマスの方が悪いだの、イスラエルが悪いだの、一般民衆に関係ないです。言うべきことはたった一つ、ベ平連がいみじくも掲げたスローガン、「殺すな」です。これはイスラエルに対してもハマスに対しても、です。

#余談:このベ平連が行った運動(アメリカの新聞の全面広告に「殺すな」の抗議文を掲載した)なんか、イスラエルの新聞に載せると絶対効果があるように思いますがね。

ただ、ハマスを交渉相手として認めるべきだ、という主張には賛同します。オバマ政権は、どうやらハマスを承認する気はないようです、これには抗議してゆくべきでしょうね、ハマスをパレスティナ人民に選択させたのは、そうしたイスラエルやアメリカの傲慢さであるのですから責任を持ってハマスと交渉すべきでしょう。

幸いなことにブッシュとは異なり「アメリカ単独行動はしない」として国際協力を求めています。これは裏を返せば国際社会はアメリカを止められる、という事です。我々にできることが一つ増えました、日本政府が戦争協力をしないようにがんばりましょう。
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[6324]中東と反ユダヤ主義
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/12(木) 10:38 -

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   > そう、イスラエルはジェノサイドを利用して植民地主義を露骨に押し進めていますが、それへの反動としてのジェノサイド否定が中東で起きているということです。

は上記の1節に尽きると思うのですが、イスラエルがホロコーストの被害を利用して植民地主義を推進している、と言うのは妄想ではないのですか?

ユダヤを虐待した国際社会民衆心理の中にホロコーストへの負い目があることは、確かなので、その負い目が生み出している妄想でしょう。現実にはイスラエル政府がナチのホロコーストを利用してその存在や行為を正当化したことはありませんよね?イスラエルは常に(侵略国家の常套ですが)自国の防衛を理由としてますよね?シオニズムも決してそのような主張はしてません。

アラブの人々にとっては、突然自分たちの土地にやってきたユダヤ人が建国することは納得のいくものでもなく、国際社会がイスラエル国家を認めていること自体が理不尽なことですのでホロコースト否定が大衆心理の中で醸造されることは、イスラエルがホロコーストを利用していなくとも、自然なことです。

占領地を撤退、と言いますが、そもそもイスラエル全土がアラブにとっては占領地です、アラブの大衆心理としてはイスラエルが存在することそのものが不当なのですよ。

実はイスラエル(シオニスト)の心理もそのことがよくわかっている、イスラエルの存在の正当性をカバーする理屈がない、だからこそアラブが恐怖なのではないですかね?
その理屈を無理やり作り出そうとしたときに始めて、ホロコースト被害に対する賠償としてのイスラエル建国、と言う心理はありえますがその心理は侵略を正当化することはできないでしょう。

イスラエルの常軌を逸した侵略行為は、その恐怖の裏返し、と見たほうが適切に思えます。
パレスティナの和平を本気で達成するのであれば、双方からこの恐怖心理を排斥していくことではないでしょうか?

梶村氏の批判はまさにそこのところなのです。**さんが陥ってしまった「妄想」を許可してしまうのが歴史修正主義なのです。
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[6325]Re(1):中東と反ユダヤ主義
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 とほほ E-MAIL  - 09/2/12(木) 19:04 -

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   in article "[AML 24246] ユダヤ・ナチという言葉を使ってのイスラエル批判〜とほほさんへの反論"
ヘナチョコ wrote:
> イスラエルが1996年にレバノンへ凄まじい攻撃を仕掛け、カーナで100人以上の市民を虐殺したとき、『ハーレツ』紙のコラムニスト、アリ・シャヴィットは言った。―─イスラエルは何をしても大丈夫だ、「われわれには名誉毀損防止連盟と・・・・・・ヤド・ヴァシムとホロコースト博物館がついている」。

>>ユダヤを虐待した国際社会民衆心理の中にホロコーストへの負い目があることは、確かなので、その負い目が生み出している妄想でしょう。

> 私にはユダヤ人への負い目はありませんから、私は妄想しないと言っていると同じですが・・・。

理解いただけないようで難しいですね(^^;
国際社会にある負い目の心理が生み出した妄想が元になっている論説であってヘナチョコさんの妄想だと、と私は言っているのではないです。それがユダヤ陰謀論なのです。世の中にはいろんなことを言う人がいます。イスラエル右翼にも当然その負い目心理を利用する輩はいることでしょう。

しかし、現実としてイスラエルがそれを理由に植民地政策を推進した事実はありませんでしょう?と言っているのですよ。言論社会では色んなことを言う人がいます。もしイスラエルがそれを利用していると言うのであれば、その言論が意図的にイスラエルによってばら撒かれている事実を立証せねばなりません。

そして、これを論点にしているのは、イスラエルの蛮行の原因解明です。

> もしイスラエルがジェノサイドを利用していないとしたら、こんな戯言は瞬時に論破されるものでしょうが、私たちにもしみこんでいるジェノサイドの被害者としてのユダヤ人という考えがもたげてきて、反論の勢いをそぐ働きをします。イスラエルの政治家も盛んにその言葉を言います。だいたいパレスチナ人の生存権を徹底的に奪っている加害者が自らの生存権を主張することこそ、ジェノサイドの利用でしょ?こんな発想は植民地主義者がするものではありません。

【もしイスラエルがジェノサイドを利用していないとしたら】
は妄想に分類されます。

【だいたいパレスチナ人の生存権を徹底的に奪っている加害者が自らの生存権を主張することこそ、ジェノサイドの利用でしょ?】
は感想であって事実を提示したものではありません。

実際、それが事実ではないですか。イスラエルの生存権を認めていない、イスラエルもパレスティナを認めていない。国連決議と言うのは無意味とは言いませんが、国境問題に関してそれを当事国に押し付けることはできないのですよ。国際法は当事国同士の合意が最優先なのです。つまり、まだ、181決議さえきちんと合意されていないのです。

そして、重要なのは平和運動がやることは、イスラエルとパレスティナの和解を目指すことです。イスラエルをやっつけることではないのです。

そして、よーーく考えてください。
>反論の勢いをそぐ働きをします。

事実は事実として議論しないといけません、反論の勢いをそぐから、妄想(陰謀論)を主張してもよいことにはならないのです。イスラエルをやっつけることが目的になってしまっていると、和平は実現しません。

そのような陰謀論に基づかなくてもイスラエルの蛮行は十分に実証できますし糾弾できます。
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