イスラエルのガザ攻撃は、一段落しているとはいえ、現状は軍事占領下にあり、攻撃以前よりもガザの状況は悪化しています。これまでに私も色んな抗議をしてきましたが、賛同できない抗議活動に批判を加えたりもしてきました。
ここでひとまず、一連の私の言動をまとめておきたいと思います。
>しかも、ブッシュからオバマへという、政権移管期の空白状態を狙って、イスラエルはこのような非人道的報復を行ったのでしょう。
私はとりあえず駐日大使館なら翻訳する人もいるだろうと考えイスラエルとアメリカ大使館に以下のようなFAXを送りました。
FAX番号は以下の通りですので、皆さんもとにかく送ってみてはいかがでしょう。
私の文面を雛形にしてもよいし、「こんな抗議文はおかしい」と言う人は自分で考えて、、、(^^;
○駐日アメリカ大使館 FAX:03-3505-1862
J・トーマス・シーファー駐日米国大使
○駐日イスラエル大使館 広報室/文化部 FAX:03-3264-0792
日イスラエル特命全権大使ニシム・ベンシ
イスラエル軍によるガザ市民に対する無差別爆撃への抗議
私は日本の広島に住む1市民で、米国での9.11同時多発テロ事件以来、歯止めの効かなくなった、中東アラブ民衆に対する、欧米社会やわが日本を始めとした国際社会の暴力を常日頃から憂慮していたものです。
本日、驚くべきニュースが飛び込んできました。第1報は「イスラエル軍がガザ地区に対してハマスへの報復として空爆を行った、200名以上が死亡した」というものでした。
この時期に、どこのだれがこのニュースを額面通りに受け取るものでしょうか?
私たちは、9.11以降、歯止めの効かなくなった現状に対して、米国の新大統領に大きな期待を寄せている矢先でした、「オバマ氏ならきっとこの暴力の連鎖を食い止められる」との期待に胸を膨らませていたこの時期に行われたイスラエルの空爆なのです。この空爆は決してテロに対する怒りの報復などではなく新米国大統領に対する政治的メッセージ以外の何者にも見えません。
しかもインターネットを飛び交う情報は(政治組織や政府機関、報道機関の情報では無く、ガザに住む平穏な生活を望み穏健に暮らしている人たちの悲鳴とも呼べる情報のことです)、ガザに対する無差別爆撃を示唆しています。
このような政治的メッセージのための無意味な大量虐殺を直ちに中止してください。皆様方の国家指導者であればこのメッセージを理解するに十分な賢明さを備えているはずです。この攻撃は無意味です。直ちに中止し援助活動を開始してください。国際社会はこの事件を真剣に注視しています。
駐日イスラエル大使館
駐日イスラエル特命全権大使ニシム・ベンシトリ 殿
駐日アメリカ合衆国大使館
J・トーマス・シーファー駐日米国大使 殿
広島県広島市安芸区矢野東6-5-16-204
082-889-0353
平 志朗