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[5399]チベットの歴史 とほほ 08/4/2(水) 11:20
[5400]Re(1):チベットの歴史 ひぐらし 08/4/3(木) 10:21
[5402]Re(2):チベットの歴史 熊猫 08/4/5(土) 12:17
[5424]Re(2):チベットの歴史 とほほ 08/4/10(木) 15:39
[5487]Re(3):チベットの歴史 bego 08/5/6(火) 6:15
[5491]Re(4):チベットの歴史 とほほ 08/5/6(火) 14:43
[5493]Re(5):チベットの歴史 とほほ 08/5/6(火) 15:16
[5497]Re(4):チベットの歴史 とほほ 08/5/6(火) 22:52
[5499]Re(4):チベットの歴史 とほほ 08/5/6(火) 23:48
[5501]Re(4):チベットの歴史 とほほ 08/5/7(水) 0:05
[5408]Re(1):チベットの歴史 愚樵 08/4/6(日) 19:31
[5423]Re(2):チベットの歴史 とほほ 08/4/10(木) 15:34
[5456]五輪ボイコット運動 とほほ 08/5/1(木) 17:43
[5473]何を今更五輪の政治利用 杉山真大 08/5/4(日) 20:14
[5474]Re(1):何を今更五輪の政治利用 とほほ 08/5/4(日) 20:26
[5480]Re(1):何を今更五輪の政治利用 熊猫 08/5/5(月) 22:54
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[5485]Re(3):何を今更五輪の政治利用 とほほ 08/5/6(火) 4:49
[5486]Re(4):何を今更五輪の政治利用 七生報国 08/5/6(火) 5:29
[5492]Re(5):何を今更五輪の政治利用 とほほ 08/5/6(火) 14:45
[5494]Re(3):何を今更五輪の政治利用 熊猫 08/5/6(火) 20:20
[5498]Re(4):何を今更五輪の政治利用 七生報国 08/5/6(火) 22:55
[5504]Re(5):何を今更五輪の政治利用 熊猫 08/5/7(水) 0:50
[5505]Re(1):チベットの歴史 とほほ 08/5/8(木) 23:01
[5509]ダライ・ラマ14世の正体 熊猫 08/5/18(日) 23:14
[5836]Re(1):チベットの歴史 かず色 08/10/12(日) 23:35
[5856]Re(2):チベットの歴史 とほほ 08/10/18(土) 19:28
[5857]Re(3):チベットの歴史 かず色 08/10/18(土) 23:37
[5862]Re(4):チベットの歴史 とほほ 08/10/19(日) 4:58
[5868]Re(5):チベットの歴史 かず色 08/10/19(日) 9:03
[5871]Re(6):チベットの歴史 とほほ 08/10/19(日) 9:24

[5399]チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/4/2(水) 11:20 -

引用なし
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   以下は人民日報の記事である。

西蔵の歴史はこう主張する(1)苛酷な封建農奴制

 西蔵(チベット)の拉薩(ラサ)で発生した極少数の不法分子による暴行・破壊・略奪・放火に対して、偏見を持った海外のメディアと人々は、西蔵の人権状況を、事実を顧みずに非難している。だが西蔵の歴史を振り返れば、ダライが統治していた封建農奴制時代の西蔵で、政治がいかに腐敗し、いかに遅れた生活が送られていたかがわかる。

 封建農奴制時代の西蔵では、人口の5%に満たない官僚・貴族・上層寺院が、ほぼ全ての土地・草原・山林と大部分の家畜を所有し、人口の95%以上を占める農奴や奴隷に対して非常に残酷な統治を行っていた。重い労役と厳しい税金のほか、目をつぶしたり手や足を切り落としたりする残酷な刑罰もあった。封建農奴制時代の西蔵において「人権」とはすなわち官僚・貴族・上層の僧侶の人権であり、農奴の持ち主は農奴の賃貸・譲渡・担保化・贈呈をする圧倒的な権力を握っていた。これら血まみれの歴史は、旧時の西蔵における封建農奴制社会の罪悪の本質と劣悪な人権状況を告発し、封建農奴制のもとで多数の農奴が人権を完全に剥奪され世界の最下層として生活していたことを証明している。(編集MA)

 写真:両目をつぶされた農奴(左)。民主改革で、農奴主の罪を告発した。農奴主は重い石の帽子を農奴にかぶせ、石でたたくことによって目玉を飛び出させ、さらに刀で目玉をえぐったという。右上は刑罰用のむち、右下は指を挟む刑罰道具。

このことが事実であることは否めない、中国編入以前はチベットは宗教拷問国家であったことは確かだろう。チベットの封建からの脱却はかなり遅れていたのだ。中国共産党にしてみれば大地主を本土で倒し、チベットの封建貴族や僧侶たちを追い出し、ひとつの封建からの脱却を成立させただけのことである。ネトウヨは「中国共産党のチベット侵略だーキーキー」と言うのであれば「薩長の大和侵略だー、キーキー」とはなぜ言わないのだろうか?

しかし、だからと言って思想弾圧や宗教弾圧は徹底批判されるべきであることには間違いがない。
実は亡命チベット政府の存在が、私には危険を感じさせるし、ダライ・ラマ14世にしてもあまりの政治的な介入へは不快感さえ否めない。正直宗教指導者としては失格である。

宗教指導者はあくまで宗教的な指導者であってしかるべきであり、自治を求めるとか独立を求めるとかそのどちらにしても民衆を宗教指導者が扇動すべきではない。ガンジーは宗教家ではあるが同時に政治指導者である、ガンジーは宗教指導者としての権威はない。しかしダライ・ラマは宗教的指導者として歴然とした権威なのである、この自覚が必要でこの自覚のない限り万が一チベットが独立したときには寺院が政治におおいに関与してくることは容易に予想される。

宗教指導者の役割はあくまで宗教的な指導に限られるべきだと考えている。
バチカンの法王がアイルランド紛争に政治的な介入をしていたら大変なことになっていただろう。

民主国家といわれる国でも教会の政治的影響力の大きい国はもちろん存在する。
フィリピンなどがそうだろう、かの無血革命はフィリピンの枢機卿のラジオ放送の影響は否めない、がしかし、シン枢機卿は国民和解を説き、暴力を戒める方向で発言を繰り返し、露骨な反政府活動は行わなかったのであって。マルコス政権へ対しデモ武力弾圧弾圧への自重を求めたものである。

民衆への発砲命令を受け、フィリピン軍は銃を民衆に向けた、このときに民衆の前に立ちたてとならんとしたのがカトリックのシスター達である、現地の軍指揮官は修道女に発砲することが出来なくて無血革命は達成されたのだ。

宗教者のあり方とは本来こうしたものであり、僧侶が政治デモを行う等と言う事態はダライ・ラマはいさめねばなるまい。

しかし、ダライ・ラマの発言には政治的なものが多く、政治活動と受け取られても仕方のないものがある。あるいは亡命チベット政府の大地主どもに利用されているのかもしれないが、であればなおさら慎重であって欲しいと願う。

一方、中国政府の過剰な弾圧には目を覆わんばかりのものがある。これに対しては大きな声で糾弾すべきであろう。

こうしてみると、これは宗教対立でも民族対立でもない、中国政府と亡命チベット政府の利権争いである。中国は圧倒的戦力を有している立場からも大いに自制し、チベット民衆との対話をこそを第一に自治権の拡大も含め、民主的チベット自治政府(正当な一般民主選挙による)の設立に向けて積極的に行動すべきである。その際ダライ・ラマと亡命チベット政府は無視しても良い。ダライ・ラマや亡命チベットが対話の相手とするから中国は間違えてしまうのである。

チベット地区に居住する民衆達を対話の相手としていかねばならない。ダライ・ラマを担ごうとする連中や亡命チベットを担ごうとする連中の動きを監視し、彼らは宗教や民族を利用し私利の為に煽っているだけであることを見抜いておかねばならない。

方法は色々あるのだから、、、。
新しい民主政府が誕生したとしたら西側や亡命チベットの元大地主たちは結託して「中国の傀儡政権」と批判するだろうから、国連から大規模な選挙監視団を受け入れて、人権条項を条件に選挙を行えばよい。

その結果新政権がダライ・ラマの帰国を要求するのであれば、バチカンのような形であくまで宗教の政治的関与がなされないように極狭い地域でのチベット自治政府とは別の自治権を認めたうえで(もちろん人権条項と非武装はあたりまえ)チベット仏教のバチカンを作っても良いと思う。

どうも亡命チベット政府をそのままの形で帰国を望むチベット庶民はいないように思う

あくまで宗教指導者は宗教指導者として存在しなくてはならない、そうしたら仏教僧がデモをして民衆を煽ると言うこともなくなるだろうが、仏教の考え方って政教分離の考え方にはなじまないのだろうか。聖職者の団体にデモの資格がないとは言わない、しかしそうした聖職者は聖職者の資格を放棄したと言わざるを得ない。
1,304 hits

[5400]Re(1):チベットの歴史
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 ひぐらし  - 08/4/3(木) 10:21 -

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   チベットのことはチベット人が決めればいいのだからチベット人が政教一致
を望むならそれはそれで良いと思います。
1,093 hits

[5402]Re(2):チベットの歴史
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 熊猫 E-MAIL  - 08/4/5(土) 12:17 -

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   ▼ひぐらしさん:
>チベットのことはチベット人が決めればいいのだから

 チベットが独立国家であれば仰る通りだと思います。残念ながらそのような国家は存在しません。
1,092 hits

[5408]Re(1):チベットの歴史
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 愚樵 E-MAIL  - 08/4/6(日) 19:31 -

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   K−Kさん、はじめまして。とほほさんには以前、TBを送ったことがありますが、憶えておられるでしょうか?

チベットのついての投稿、面白く拝見しました。チベットにはそういう歴史があったのですね。また、中国側の「言い分」の根拠もある程度理解できたような気がします。

ところでダライ・ラマです。ダライ・ラマは宗教権威者にして政治指導者だというのは事実でしょうが、しかし、昔のチベットの封建制を復活させようとしているとも考えにくい。現在のダライ・ラマ14世は国際人でもあるわけですから、投稿で示されたような封建的チベットが国際世論の支持を得られるはずがないことは知悉しているはずですし、その国際世論の支持なくして中国政府に対抗することはできません。

ダライ・ラマ14世が中国に対して求めているのは「高度な自治」ですよね? この「高度な自治」の要求の中に大地主による土地所有の復活まで果たして入っているのかどうか? それともチベット仏教を中心とするチベット文化の護持を主眼においた自治の要求なのか? その内容でダライ・ラマの宗教者と政治家としてのバランス点がみえるのではないか、と思います。

で、その「高度な自治」要求の具体的内容を...、と行きたいところなんですが、私の貧弱なアンテナとリテラシーではそこまでキャッチできない。初めての投稿で情けないところを晒しまして、申し訳ないのですが。

ただ、日本でなされる報道を見聞きする限りでは、ダライ・ラマの要求はあくまで文化的側面に重きを置いた内容のように受け取れます。その報道が誤っていないのなら、ダライ・ラマ14世自身は、宗教権威者として立場に重きを置いているように思えるのですが。
1,028 hits

[5423]Re(2):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/4/10(木) 15:34 -

引用なし
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   ▼愚樵さん:
>ダライ・ラマ14世が中国に対して求めているのは「高度な自治」ですよね? 

某所ではお世話になってます、ようこそ思考錯誤へ(^.^)/
私の論旨は宗教指導者が自治であるとか独立であるとかなんにしろ民衆を扇動するような政治的主張の強さに不快感を覚えると言うことです。これはあくまで私の不快感ですので、それが間違いだと言っているのではありません。

ただ、宗教指導者が政治的主導権を握ってよい結果が生まれていないことは、キリスト教イスラム教仏教問わず歴史が証明していると思うわけです。
969 hits

[5424]Re(2):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/4/10(木) 15:39 -

引用なし
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   ▼ひぐらしさん:
>チベットのことはチベット人が決めればいいのだからチベット人が政教一致
>を望むならそれはそれで良いと思います。

あ、そか(^^;
日本だって天皇教国家でしたね(^^;(^^;、、、(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

冗談はさておき、アフガニスタン人がタリバンだと決めたのだから政教一致でタリバンに殺されまくろうがそれはアフガニスタン人の選んだ道なのだから良いのでしょうかね?

私の書いてあることをよく読むとわかることですが、人権条項の大切さを訴えているのですよ。イスラム原理主義国家の国の人々って政教一致を果たして望んでいるのでしょうかね?

政治が宗教心を大切に行われることは大変立派なことなのですよ。しかし、大抵は宗教や民族の名を借りた利権争いであるという主張です。
980 hits

[5456]五輪ボイコット運動
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/1(木) 17:43 -

引用なし
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   以下は、[aml:19308]に投稿したものを加筆修正したものです。

in article "[AML 19307] FW:世界最低の国、日本 ← 北京誤倫、政禍リレーの実態"原 良一 wrote:
>過去ログが長期に保存されるAMLの特性と、親中派の投稿者や読者の多い当リストにこそ戒めとして掲載されるべきと考えるので全文を転載します。
>[AML 19304]の坂井貴司氏の紹介記事と併せて見ることをお勧めします。

何を戒めたらよい、と主張されているのでしょうか?
親中派であるとか、反中派であるとかは、AMLの参加者のひとりである私には関係ありません、事実、真実を求めていくことが大切です。
原 良一氏の投稿でわかることは海外在住の中国系市民がオリンピックボイコット運動に過敏になっているのではないかと思われる事実だけです。でも本当にそうなのかはこれはわかりません。マスコミの編集によってとっても小さな行動を過剰に見せかけたり、大きなデモを全く無視したり、そんな事は最近のマスコミでは当たり前になっていることをAMLの参加者は良く知っています。

原氏の投稿で、ボイコット運動に参加する人はおそらくはいないでしょう。
原 良一氏のあげたどっかの掲示板の投稿内容は、とても扇情的である、これもはっきりとわかる「事実」です。中国の人が自国のオリンピックを守ろうとすることは特に警戒すべきことではないに関わらず、それを脅威であるかのように煽りたてているからです。

敵対や対立を煽る記事は基本的に信用されません。原 良一氏の記事は中国と敵対することを否定する姿勢を「親中」と呼ぶこと自体に、発言の信用性をなくしてます。親中は当たり前、世界中の全ての国々の人々に対して「親」であるだけです。
それをわざわざ「親中」と呼ぶからには中国に対して敵対視する勢力の立場を主張しているようなものであり、当事者でもないそのような勢力の発言など信用しませんし、また「親中」と呼ぶことにより「お前らも敵になりたいか」と言う恫喝にも屈しません。

実際、今回のボイコット運動は私には大変に胡散臭く感じる。
西側にボイコットされたことで有名なモスクワ大会の時には、「スポーツの世界に政治を持ち込むな」と言う論調も大変に強く、マスコミも有名選手のインタビューなどを通してそれをきちんと報道していたのだが、これが今回報道には一切ない、これだけでも【胡散臭い】と考えるに十分な理由にはなる。

さて、以下に田中宇氏のメルマガの「北京五輪チベット騒動の深層」と言う記事の中から一部抜粋転載したいと思います。私自身は田中宇氏の記事には憶測が含まれることが時々あり、そうした憶測に基づいた主張をすることがあるので慎重に読んでますが、ただ事実を歪曲して伝えることはない、程度の信頼はしてます。
メール用にURL表記等編集してます。
▼運動に胡散臭さを感じる人々

 フィナンシャルタイムスのコラムニスト(Christopher Caldwell)は「(欧米には)北京オリンピックをボイコットするという目的が先にあり、どうやったらボイコットできるかという手段が模索されてきた。中国が(石油利権を持っている)スーダンのダルフル地方の虐殺に関与したとか、人権侵害をしているミャンマー軍事政権を中国が支援しているとか、いろいろな理由が動員されたが、今一つだった。そして今、ようやくチベット問題という格好のテーマが見つかったというコンセンサスが(欧米内で)作られている。こうした行為は悪いことだ。欧米は、開会式のボイコットもすべきでない。中国の面子を潰してはならない」と書いている。(関連記事

 欧米の市民運動系の分析者の中には、今回のチベット系の国際的反中国運動に胡散臭さを感じ、運動に参加しない方が良いという意志を発表する人が出てきた。
パレスチナ問題に詳しい分析者は、チベットは独立する権利があるとしながらも、アメリカが敵視する中国が弾圧しているチベットの運動は大々的に喧伝され、アメリカが強く支持するイスラエルが弾圧しているパレスチナの運動は無視される現状を批判的に書いている。(関連記事

 チベット騒乱は、欧米の扇動によって起こっている可能性が高い。ダライラマは、むしろ止めに回っている。それなのに中国政府は「騒乱はダライラマ一派が画策した」と、ダライラマばかりを非難し続けている。中国政府が、こんな頓珍漢を言い続ける裏には、おそらく「中国の国民に反欧米の感情を抱かせたくない」という思惑がある。中国政府が「米英の諜報機関が、チベット騒乱を扇動した」と発表したら、中国の世論はすぐに欧米を敵視する傾向を強め、反欧米のナショナリズムの嵐が吹き荒れる。これは、中国と欧米との協調関係を崩し、敵対関係に変えかねない。(関連記事

 そもそも中国が北京オリンピックを成功させたい最大の目的は、欧米から好まれ、尊重される大国になることである。欧米は中国を尊重し、中国人は欧米を尊重する、という状態にすることが中国政府の目標だ。欧米が陰湿な画策によってオリンピックを潰し、中国人はそれを知って欧米敵視のナショナリズムにとりつかれるという展開は、中国政府が最も避けたいことである。

847 hits

[5473]何を今更五輪の政治利用
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 杉山真大 WEB  - 08/5/4(日) 20:14 -

引用なし
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   つか、五輪が政治絡みでなかったなんて何を今更って気がしますね。

モスクワ以前でも、例えば第二次世界大戦前にはソ連が参加を拒まれていたって事実があるんですよね。クーベルタン自身が反共の立場であったと言えば当然と言えば当然なんですが、その後のベルリンオリンピックやフランコ政権の後押しでIOC入りしたサマランチとかを見ていると、これはなかなか血生臭い展開にも思えます。中国にしても中華人民共和国と中華民国(=台湾)の参加をめぐっては長らく大騒ぎしていて、東京五輪でもそれが原因で中華人民共和国がボイコットしているくらいですから。

五輪ボイコットの議論を見ていると、何か近代五輪を理想化し過ぎていて歴史を全く知らないんじゃないか?って思うこと仕切りです。「参加することに意義がある」って言葉が、最も古い近代五輪批判であることを知っている人がどれだけいるんだろう??
777 hits

[5474]Re(1):何を今更五輪の政治利用
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/4(日) 20:26 -

引用なし
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   ▼杉山真大さん:
>つか、五輪が政治絡みでなかったなんて何を今更って気がしますね。

そもそも、国別対抗戦なんてのが時代錯誤なんですよね(^^;
ま、ここで議論されていることは「オリンピックの意義」ではありませんので、、、、。
785 hits

[5480]Re(1):何を今更五輪の政治利用
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 熊猫 E-MAIL  - 08/5/5(月) 22:54 -

引用なし
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   ▼杉山真大さん:
>東京五輪でもそれが原因で中華人民共和国がボイコットしているくらいですから。

 杉山社会情報研究所で何の研究をしているのかは存じませんが、もっと初歩的なお勉強をしてくださいな。
 オリンピックをボイコットするには参加資格が必要です。東京オリンピックが開催されたのは1964年ですよ、この時期の中国はIOCに加盟しておらず参加資格はありません。
 残念ながらボイコットしたくてもできません。
757 hits

[5484]Re(2):何を今更五輪の政治利用
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 七生報国 E-MAILWEB  - 08/5/6(火) 4:36 -

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   ▼熊猫さん:
> 残念ながらボイコットしたくてもできません。

台湾絡みでIOCをわざわざ脱退して自国をオリンピックに参加できなくしたことは、オリンピックをボイコットしたと表現しても構わないと思いますが。
熊猫さん的には、オリンピックの参加資格はあるのに参加しないことをボイコットといい、IOCを自ら脱退して自国の参加資格を失わせ、その後再加盟しなかったためにオリンピックに参加しなかったことはボイコットとは言わないということでしょうか。
私はそれ程両者に差があるとは思いませんが(笑)
745 hits

[5485]Re(3):何を今更五輪の政治利用
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 4:49 -

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   ▼七生報国さん:
>私はそれ程両者に差があるとは思いませんが(笑)

全然違うでしょ。
当時の中国に対してはあくまでIOCが招待しただけであり、その招待を断っただけの話です。ですからボイコットと言うニュアンスとは異なります。
もちろん、実質的には招待を断った理由は政治的な問題ですが、モスクワボイコットとかと今回の北京五輪ボイコット運動とは異質です。

北京オリンピックボイコット運動の正当性を、中国が参加を拒否してきた事情と同等に、相殺的に、捕えるのは間違ってます。

#中国が参加をし始めてから、中国の圧倒的なスポーツの強さに戦々恐々とする民族主義者の馬鹿さ加減には笑えますが、、、。(^^;
752 hits

[5486]Re(4):何を今更五輪の政治利用
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 七生報国 E-MAILWEB  - 08/5/6(火) 5:29 -

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   ▼とほほさん:
>全然違うでしょ。
>当時の中国に対してはあくまでIOCが招待しただけであり、その招待を断っただけの話です。ですからボイコットと言うニュアンスとは異なります。
>もちろん、実質的には招待を断った理由は政治的な問題ですが、モスクワボイコットとかと今回の北京五輪ボイコット運動とは異質です。

その理由付けはちょっと苦しいと思います。
招待に応えれば参加できたのに、能動的にそれを拒否したというのはそれこそまさにボイコットだと思いますが(笑)
過去の中国の五輪ボイコットと今回の北京五輪ボイコット運動が異質かどうかは私にとっては全くどうでもいいことですが、東京五輪の中国不参加をボイコットと表現することは適当だと思いますし、ボイコットと表現したところで北京オリンピックボイコット運動の正当性を、中国が参加を拒否してきた事情と同等に、相殺的に、捉える事にもならないと思います。
755 hits

[5487]Re(3):チベットの歴史
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 bego E-MAIL  - 08/5/6(火) 6:15 -

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   ▼とほほさん:
>▼ひぐらしさん:
>>チベットのことはチベット人が決めればいいのだからチベット人が政教一致
>>を望むならそれはそれで良いと思います。
>
>あ、そか(^^;
>日本だって天皇教国家でしたね(^^;(^^;、、、(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
>
>冗談はさておき、アフガニスタン人がタリバンだと決めたのだから政教一致でタリバンに殺されまくろうがそれはアフガニスタン人の選んだ道なのだから良いのでしょうかね?
>
>私の書いてあることをよく読むとわかることですが、人権条項の大切さを訴えているのですよ。イスラム原理主義国家の国の人々って政教一致を果たして望んでいるのでしょうかね?
>
>政治が宗教心を大切に行われることは大変立派なことなのですよ。しかし、大抵は宗教や民族の名を借りた利権争いであるという主張です。

冗談はさておき、ではなく、紛れもない事実です.
冗談というあなたの感覚は狂っていると思うので、書かせていただきます.
太平洋戦争敗戦後、日本を占領したアメリカが行った政策と3っつあげることができます.
1.農地改革
2.財閥解体
3.教育改革
教育改革と言うと、おかしいという人が居るかもしれませんが、簡単にいえば、学校で天皇が神様であると教えていた、その教育の場から、天皇を取り除いたのです.
例えば、キリスト教の教会では、赤ちゃんはコウノトリが運んで来ると教えていて、かつてのフランスでは、学校の教育よりも、教会の教えの方が強い力を持っていたのだそうです.フランスでは、警察力によって教会をたたき壊して、教育から宗教を切り離したそうですが、日本では、非常に困難な事をアメリカが占領政策の一環として行っているのです.
明治維新の政治家が、西欧諸国から教えを請うとき、ヨーロッパの国では国民のキリスト教に対する宗教心が政治にとって非常に重要な役目をしているが、日本人には宗教心があるのかと言われて、キリスト教に変わる日本国民の宗教心の対象として天皇を据えてしまったのが日本であり(立憲君主制の君主に据えただけではなかった)、結局は昭和の戦争の時代に繋がっていったと思います.

あなたの言う『政治が宗教心を大切に行われることは大変立派なことなのです』の結果が、昭和の戦争の時代なのだと、私は思います.
754 hits

[5491]Re(4):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 14:43 -

引用なし
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   ▼begoさん:
>あなたの言う『政治が宗教心を大切に行われることは大変立派なことなのです』の結果が、昭和の戦争の時代なのだと、私は思います.

宗教とは何か?ということであり、「政治が宗教心を大切に行われることは立派である」が、「宗教を利用して政治が行われてはならない」と言う主張をしているのです。

南島におけるキリスト教の受容を参照のこと。
757 hits

[5492]Re(5):何を今更五輪の政治利用
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 14:45 -

引用なし
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   ▼七生報国さん:
>その理由付けはちょっと苦しいと思います。

そもそも、IOCへの加盟を拒否しているんですから、ボイコットとは違います。それとも近代国家は全てIOCに加盟しなくてはならないのでしょうか?
その団体の趣旨に賛同できないのであれば参加を拒否することは当然です。
778 hits

[5493]Re(5):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 15:16 -

引用なし
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   ▼とほほさん:
>宗教とは何か?ということであり、「政治が宗教心を大切に行われることは立派である」が、「宗教を利用して政治が行われてはならない」と言う主張をしているのです。

もっと、わかりやすい説明を思いつきました。
例えば「人を殺してはならない」とか「傷つけてはならない」とか「盗んではならない」とか、善悪と言うものに対する人間の概念は「宗教心」からくるものですよね?法律がそうなっているから悪い、と言う理屈が通らないことはお分かりですよね?法律は人間の宗教心、つまり良心によって常に改定されていくものであり、そもそも人間にそのような宗教心がない、と言うのであれば法律も成立しないわけです。

「宗教を利用して、、、。」の部分を「宗教勢力、教会であるとか、教団である」とかですね、こうした勢力の力学的な力を利用してはならない、あくまで互いの宗教が異なる以上、科学的にルール(法)は議論され策定され運用されねばならない、と言うことです。だからこそ、思想信教の自由がとても大切になるわけです。
746 hits

[5494]Re(3):何を今更五輪の政治利用
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 熊猫 E-MAIL  - 08/5/6(火) 20:20 -

引用なし
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   ▼七生報国さん:
久々の登場ですが、元気そうだね。
他人と議論する際に主語をすり替えて、セコイ誤魔化しはしないこと。
これは君の日本語の理解力の問題だ。
【質問1】主語はIOCかね?東京オリンピックかね?

【質問2】中国はIOCを脱退したかね?ボイコットしたかね?


 自分の屁理屈に気がついたら、回答の必要はありません。
746 hits

[5497]Re(4):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 22:52 -

引用なし
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   ▼begoさん:
>明治維新の政治家が、西欧諸国から教えを請うとき、ヨーロッパの国では国民のキリスト教に対する宗教心が政治にとって非常に重要な役目をしているが、日本人には宗教心があるのかと言われて、キリスト教に変わる日本国民の宗教心の対象として天皇を据えてしまったのが日本であり(立憲君主制の君主に据えただけではなかった)、結局は昭和の戦争の時代に繋がっていったと思います.

これはあながち間違いではないでしょうね(^^;
日本で近代法を整備した江藤新平はフランス法を基礎として整備していきます。こうしたフランス法の理念の根本にはキリスト教的神が存在しないと理屈が通らなかった、そこで神に変わる概念として天皇の存在は調度良かった。

と言うことはいえるかもしれませんが、begoさんが言うように単純にこれを日本の法律家は受け入れたわけではなく、むしろ天皇制は法律家からは排斥されようとしていた、のですね。なぜなら、フランスにしろドイツにしろその法制はキリスト教的倫理観の上にありますから、それ以外の神を認めることを許しません、従って天皇をそこに置き換えることは法理論的に矛盾していたのです。

天皇制の導入は宗教心云々よりも、国民から租税を徴収するための理屈、と言う側面のほうが大変に強く、富国強兵の理由付けに利用されたわけです。
717 hits

[5498]Re(4):何を今更五輪の政治利用
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 七生報国 E-MAIL  - 08/5/6(火) 22:55 -

引用なし
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   ▼熊猫さん:
私は「中国の東京五輪不参加をボイコットと表現することは適当か否か」について書いていると思うんですが(笑)
このスレを読まれてる他の皆さんはいかがですか?伝わらないですか?

質問1について
どの主語ですか?特定お願いします。
もしかして↓ですか?
>オリンピックの参加資格はあるのに参加しないことをボイコットといい、IOCを自ら脱退して自国の参加資格を失わせ、その後再加盟しなかったためにオリンピックに参加しなかったことはボイコットとは言わないということでしょうか。
ちょっと中学生向けの文章に書き直してみました。↓
ある国がIOCに加盟していながら、オリンピック参加を拒否することを「ボイコット」というのに対して、ある国が自分の意志でIOCを脱退し、その後再加盟できたにもかかわらず、敢えてそれをしないで参加しなかったことはボイコットとは言わないということになるのですか?


質問2について
中国は東京五輪当時IOCを脱退していますし、私は中国の東京五輪不参加をボイコットと表現することは適当だと主張してます。
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=one;no=5484;id=sikousakugo#5484


ネタを振っておきながらなんですが無意味な議論だと思いますので、興味なければ返信は不要です。
736 hits

[5499]Re(4):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/6(火) 23:48 -

引用なし
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   ▼begoさん:
>例えば、キリスト教の教会では、赤ちゃんはコウノトリが運んで来ると教えていて、かつてのフランスでは、学校の教育よりも、教会の教えの方が強い力を持っていたのだそうです.フランスでは、警察力によって教会をたたき壊して、教育から宗教を切り離したそうですが、日本では、非常に困難な事をアメリカが占領政策の一環として行っているのです.

フランスで教会を叩き壊した、と言うのはフランス革命のことですか?フランス革命又はナポレオン革命時にそういうことがあったのですか?それとも別の話ですか?具体例を教えてくれますか?

日本で教育から宗教を切り離したりしてませんよ、きちんと宗教について教えています、道徳というものを教わりませんでしたか?倫理社会と言う科目がありませんでしたか?これはとても大切なものです。begoさんの主張はなんでもかんでも単純に片付けすぎているのです。宗教と言うものを自己流で定義してそれを否定してその気になっているだけで、それでは政教分離の大切さや意義を見失ってしまい、また国家神道にのめりこむ精神性を植えつけられてしまう危険があります。

靖国神社の存続を、嘆願して受け入れられたのは、アメリカのキリスト教神父の嘆願によるものですよ。思想信教の自由、の大切さを訴えたものです。しかしその神父は靖国の役割は宗教とは無縁であったことを知らなかったのですね。

また、宗教を利用した非科学教育というのは過去の問題でもありません。アメリカなどでも現在進行形で非常に困難な問題を抱えており、ブッシュの支持派とその非科学教育推進集団とはかなりかぶってます。「創造科学」といいます。ネットで検索すると色々わかります。いわゆる進化論否定なのですが、進化論を教えるな、と言う運動が憲法に反すると言う連邦判決が出てますが、進化論を教えるのであれば創造科学も教えよ、と言う運動は今でも大きな力を持っています。
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[5501]Re(4):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/7(水) 0:05 -

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   ▼begoさん:
>フランスでは、警察力によって教会をたたき壊して、教育から宗教を切り離したそうですが、

もしかしたら、この話って
特に悪質な団体を取り締まるために反セクト法(アブピカール法、セクト弾圧法、カルト防止法等数多くの俗称で呼ばれた、正確な日本語訳は「人権及び基本的自由を侵害するセクト的運動の防止及び取り締まりを強化する2001年6月12日の法律第2001-504号」である)を制定し、被害者救済を確立するために判例を積み重ね、犯罪の未然防止や活動内容の監視の為に各県に専門部署を設置したり、子どもへの教育と称して洗脳や酷い教育が行われていないか監視するための部門を設置するなど多岐にわたる。裁判や法律の制定を通じて、セクト被害やその救済という概念を刑法に作り上げようとしている。余談であるがMiviludes2005年度報告書や幾つかの報告書に創価学会の名前や国際的な団体の名前がセクトとして挙がっており、日本人に関係の無い話という訳ではない。

wikipedia
のことですか?

ここでカルトを持ち出して、宗教と混同した論法はちと乱暴すぎませんか?
この法は「「人権及び基本的自由を侵害するセクト的運動の防止及び取り締まりを強化する2001年6月12日の法律第2001-504号」法であって、政教分離とは関係ないです。
808 hits

[5504]Re(5):何を今更五輪の政治利用
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 熊猫 E-MAIL  - 08/5/7(水) 0:50 -

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   ▼七生報国さん:
>私は「中国の東京五輪不参加をボイコットと表現することは適当か否か」について書いていると思うんですが(笑)
 そのことに対するレスですが(笑)

>質問1について
>どの主語ですか?特定お願いします。
 中国がボイコットしたもの。

>>オリンピックの参加資格はあるのに参加しないことをボイコットといい、IOCを自ら脱退して自国の参加資格を失わせ、その後再加盟しなかったためにオリンピックに参加しなかったことはボイコットとは言わないということでしょうか。
 当たり前です。参加しないのではなく参加できないのです。

>ちょっと中学生向けの文章に書き直してみました。↓
>ある国がIOCに加盟していながら、オリンピック参加を拒否することを「ボイコット」というのに対して、ある国が自分の意志でIOCを脱退し、その後再加盟できたにもかかわらず、敢えてそれをしないで参加しなかったことはボイコットとは言わないということになるのですか?
 ちょっと小学生向けに回答します。IOCの加盟及び脱退は自由でありボイコットとは申しません。

 あん?「その後再加盟できたにもかかわらず」?????
 そのような与太話は他の掲示板でしなさい。IOCは1958年に中国の再加盟を禁止しているし、1975年に中国はIOCに加盟申請したが却下されているぞ、つまりボイコットされました。この場合は、ボイコットと申します。

>質問2について
>中国は東京五輪当時IOCを脱退していますし、私は中国の東京五輪不参加をボイコットと表現することは適当だと主張してます。
 適当なわけないじゃん。脱退したらボイコットはできないのです。IOCの趣旨に賛同して加盟したにも関わらずオリンピックに参加しなかった場合をボイコットというのです。

七生報国さんにも解かるボイコット教室 
 シンプルに説明するぞ。
 中国のメルボルン大会不参加はボイコットになる。
 中国の東京大会不参加はボイコットではない。

 馬鹿ウヨがあちこちで与太話をしているのは知っているが、君まで同レベルの話をするでない。
861 hits

[5505]Re(1):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/5/8(木) 23:01 -

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   ▼とほほさん:
>以下は人民日報の記事である。

こちらはアムネスティーの報告です。
http://www.amnesty.or.jp/modules/mydownloads/viewcat.php?cid=9
中 国
オリンピック・カウントダウン−チベット人デモ参加者への弾圧

この更新情報は、2008年3月10日以降にチベット自治区および近隣地域で起きた事件に対応して作成された。アムネスティ・インターナショナルによって同時に発表された拡大版報告書(中華人民共和国:活動家への弾圧がオリンピックの遺産を危機にさらす:AI Index: ASA、17/050/2008、2008年)と併読するための報告書である。

はじめに
2008年3月10日以降、チベット自治区(TAR、以下、チベット)と近隣地域のチベット人居住地域における警察・軍によるチベット人の抗議行動参加者への取り締まりに関して、深刻な人権侵害が報告されている。チベットの首都ラサで起きたチベット人による抗議行動は、平和的な方法で行われていたところ、表現、集会、結社の自由の権利の侵害、また過剰な武力行使によって抑圧されたように思われる。

抗議行動は次第に暴力化し、漢民族に見えるという理由だけで市民を攻撃するデモ参加者が現れた。このような市民への攻撃の結果、死亡や負傷、また財産の損失に至ったと報告されている。アムネスティ・インターナショナルは、このような市民への攻撃を非難し、中国当局には、民族が違うというだけで攻撃の標的にさらされる人びとを含む全ての人びとを暴力から保護する権利と義務があると理解している。

しかし、アムネスティ・インターナショナルは、治安を回復するために、中国当局が国際人権法と人権基準を侵害するような方法を用いたことを憂慮している。その方法には、身柄拘束、脅迫など不必要で過度の武力行使が含まれている。この種の対応は、短期的には抗議行動を沈静化させるであろう。しかし、そのような暴力はさらに怒りをかきたて、同地域の政策に正当な不満を持つチベット人が、その解決のために今後講じるいかなる努力も損なうことになると、アムネスティは懸念する。

753 hits

[5509]ダライ・ラマ14世の正体
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 熊猫 E-MAIL  - 08/5/18(日) 23:14 -

引用なし
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    彼が14世となったのは「お告げ」によるもので、常識さえあればそれがインチキでありペテンであることは明白です。

日本の宗教との関係
 1995年3月29日に来日した際には成田空港で日本の記者団より、松本智津夫死刑囚ならびにオウム真理教との関係について質問責めに遭った。松本智津夫死刑囚とは亡命先のインドで 1987年2月24日ならびに1988年7月6日に会談した。またダライ・ラマ14世は、オウム真理教から布施 の名目で1億円にのぼる巨額の寄付金を受領しており、1989年にオウム真理教が東京都で宗教法人格を取得した際には、ダライ・ラマ14世は東京都に推薦状を提出してオウム真理教を支援した[45]。
 1998年4月に京都で念仏宗無量寿寺が主催した「第1回全世界佛教興隆会議」に参加した。また、念佛宗無量寿寺は布施として2億円をダライ・ラマ14世へ寄付したと週刊朝日が報じた[46]。

 宗教とは儲かる商売だなと感心してしまう。

 1987年2月24日ならびに1988年7月6日に、松本死刑囚らはダライ・ラマ14世とインドで会談した。両者の会談の模様はビデオならびに写真撮影されて、オウム真理教の広報・宣伝活動に大いに活用されてしまった。会談では、ダライ・ラマ14世が「私がチベットにおいて仏教のために実践していること(すなわち自治政府による独立を目指した革命運動)を、あなたは日本において行いなさい」と松本死刑囚に告げたと、オウム真理教は主張していた。

 ダライ氏には失礼だが、あまりにも節操がなさすぎる!

787 hits

[5836]Re(1):チベットの歴史
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 かず色 E-MAIL  - 08/10/12(日) 23:35 -

引用なし
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    人民解放軍によるラサ進駐直前のチベット情勢については、以下の著書が参考になるかと思いますので、僭越ながらご紹介させて頂きます。

木村肥佐生著『チベット潜行十年』(中公文庫刊)
【参考HP】
http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/kimura/kimurahisao.htm
西川一三著『秘境西域八年の潜行』(芙蓉書房刊)

 他にもハインリッヒ・ハーラーの著書等を学生時代に読みましたが、個人的見解として、人民解放軍進駐直前のチベット民衆は活力ある、独自の素晴らしい民族文化を誇っていたように感じております。

 東アジアの安全保障上(不安定要因)の観点から、私自身は従前よりチベット独立には反対の立場です。然しながら、嘗ての胡耀邦総書記時代の少数民族政策の復活が、チベットを含む今後の中国に於ける民族政策の解決策であるようにも考えております。

 真偽の程は定かではありませんが、胡耀邦時代にはチベット自治政府に高度な「自治権」を付与する計画案が、中国共産党指導部の一部にはあった模様です。胡耀邦失脚がなけれは、チベットを巡る今日の状況は違っていた可能性は排除できませんね。
260 hits

[5856]Re(2):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/10/18(土) 19:28 -

引用なし
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   ▼かず色さん:
> 他にもハインリッヒ・ハーラーの著書等を学生時代に読みましたが、個人的見解として、人民解放軍進駐直前のチベット民衆は活力ある、独自の素晴らしい民族文化を誇っていたように感じております。

これは、当然のことであり議論の対象にもなら無いでしょう、ペリー来航以前の日本は独自のすばらしい民族文化を誇っていました、が、それは封建制度という差別文化が根底にあったので、悪しき伝統までも引き継いでしまったわけです。文化とはそういうものなのです。

その文化が育った「封建とそれに伴う悪しき文化」は時代の発展と共に排斥されてゆかねばなりません。「独自文化だからすばらしい」という論理は成立しません。己の郷土文化の中から悪しき伝統文化を排斥していく過程こそが、社会発展なのです。

以下は、あるMLへの私の投稿です。
in article "[AML 21063] 「雲表の国」 青海・チベット踏査行"
moto wrote:
> サヨクの味方なのか,ウヨクの味方なのか,わからなくなった人 たろじい です。

あはは、確かに(^^;
たろじいさん、例えばですね。「中国はチベット文化を否定し仏教を侮辱する教育をしている」と言う言説は「中国は反日教育を行っており、民衆に日本人に対する悪感情を植えつけている」と言う右翼言説にそっくりなのですよ。

よく考えていただきたいのは、実際に中国ではどのような教育がなされているのか?が、一番重要なことなのです。日本の侵略戦争を正しく教育して、それが反日感情を煽り反日教育となっている、と言うのであればそれが反日教育になってしまう責任は、日本の方にこそあるわけですよね?

同じことなのです。チベット仏教の行ってきた行政施策について間違ったことを教えているのであれば、中国は批判されてしかるべきでしょう。が、しかし正しいことを教えているのであれば、反省すべきはチベット仏教・チベット文化にあるのです。ここを正さずしてチベットの復興を求めるのであれば日本の右翼の主張となんら変わりはありません。

たろじいさんが、チベットの復興に勤めたいのであればチベットの歴史について正しい知識を啓蒙し、中国教育の中で間違っている部分があるのであればそれを指摘するべきなのでは無いでしょうか?

西欧や西欧に感化されている日本などの国の人々のチベット仏教に対するイメージと言うのは映画やテレビなどでかなりゆがめられて洗脳されています。ダライ・ラマに対するイメージなどもそうです。純粋無垢な幼少のダライ・ラマ対悪徳共産主義の対立構図を勧善懲悪的な形で植えつけられているのですね。
西欧の根強い反共思想を考えると素直には受け止められないと思いますよ。

客観的評価とは科学的になされなくてはならないのです。

210 hits

[5857]Re(3):チベットの歴史
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 かず色 E-MAIL  - 08/10/18(土) 23:37 -

引用なし
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   ▼とほほさん:

 貴方はチベットに関して、どの様な文献を今まで読まれましたか?
241 hits

[5862]Re(4):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/10/19(日) 4:58 -

引用なし
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   ▼かず色さん:
> 貴方はチベットに関して、どの様な文献を今まで読まれましたか?

記憶にはありませんが、人民日報の記事と特に矛盾するような認識はありません。私は人民日報の記事を根拠に主張しているわけですから、それが間違っているのであれば、かず色さんは根拠を示してそれを否定すること。これが議論です。
245 hits

[5868]Re(5):チベットの歴史
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 かず色 E-MAIL  - 08/10/19(日) 9:03 -

引用なし
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   ▼とほほさん:

 議論にはならないでしょう。

 チベット問題に関しては歴史学的視点と民族学的(文化人類学的)視点から、まず勉強されるべきです。人民日報記事のみでチベット問題を語るのは危険です。北京五輪前に「フリーチベット」を叫んでいた「知的怠慢者」と何等変わりません。彼等の大多数は「チベット問題」には興味が無く、反中国運動に政治利用しているに過ぎません。それと基本構図は同じです。

 チベット問題に関して、歴史的経緯並びに文化人類学的観点を踏まえ、理解を深めなければ、本質的な討論は不可能であると考えます。特に、後者の視点(概念)については本多勝一記者の『極限の民族』シリーズも同時に読まれては如何でしょうか。

 チベット民衆の事を考えたとき、私は人民日報記事を読んだだけでチベット問題を議論してほしくないのです。


>▼かず色さん:
>> 貴方はチベットに関して、どの様な文献を今まで読まれましたか?
>
>記憶にはありませんが、人民日報の記事と特に矛盾するような認識はありません。私は人民日報の記事を根拠に主張しているわけですから、それが間違っているのであれば、かず色さんは根拠を示してそれを否定すること。これが議論です。
244 hits

[5871]Re(6):チベットの歴史
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 とほほ E-MAIL  - 08/10/19(日) 9:24 -

引用なし
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   ▼かず色さん:
> 議論にはならないでしょう。

だからそういっているではないですか(笑)

> チベット問題に関しては歴史学的視点と民族学的(文化人類学的)視点から、まず勉強されるべきです。人民日報記事のみでチベット問題を語るのは危険です。北京五輪前に「フリーチベット」を叫んでいた「知的怠慢者」と何等変わりません。彼等の大多数は「チベット問題」には興味が無く、反中国運動に政治利用しているに過ぎません。それと基本構図は同じです。

何も、人民日報の記事だけでチベット問題を語っているのではないです。人民日報の記事を根拠に、チベットの独立運動には危険性を感じる、と主張しているのです。人民日報の記事に間違いがあるのであれば、それを指摘しなさい。私の認識に間違いがあるのであればそれを指摘しなさい。と言っているのです。

あなたは自分が深い知識を有していると考えているようですが、大恥をかきますよ。
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