留意事項 リ ン ク
メンバー登録 T O P
思考錯誤の全投稿をメール配信して欲しい方、クリックして空メールを送信 管理からのお知らせ 思考錯誤ヘルプ
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃お蔵入り ┃旧思考錯誤 ┃南京事件資料集  
196 / 645 ツリー ←次へ | 前へ→

[4797]脱植民地主義 とほほ 07/8/19(日) 18:10
[4798]Re(1):脱植民地主義 SASKE 07/8/20(月) 1:00
[4803]Re(1):脱植民地主義 peko 07/8/24(金) 16:25
[4804]再掲:朝鮮併合にいたる流れ 岡田 07/8/25(土) 0:48
[4805]Re(2):脱植民地主義 とほほ 07/8/25(土) 3:31
[4806]Re(2):脱植民地主義 とほほ 07/8/25(土) 10:15
[4810]Re(2):脱植民地主義 とほほ 07/8/26(日) 17:12
[4811]Re(2):脱植民地主義 とほほ 07/8/26(日) 18:04
[4812]Re(3):脱植民地主義 とほほ 07/8/26(日) 18:11
[4813]Re(2):脱植民地主義 とほほ 07/8/26(日) 21:01
[4850]Re(2):脱植民地主義 Anpontan 07/9/15(土) 14:39

[4797]脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/19(日) 18:10 -

引用なし
パスワード
   ポストコロニアリズムと言う言葉がる。
字義通りに約したら「植民地主義以降」と言う意味になろうが、「脱植民地主義」と言う文脈で使われることも多い。

日本の戦後には、この「脱植民地主義」と言う概念がない。そもそも西欧社会は植民地主義を自らが批判しそれを廃そうという努力の元に国民国家を戦後発展させてきた、従って植民地主義を「当時は合法だったから」と言って正当化するのは一部の極右勢力だけである。ポストコロニアリズムは彼ら社会の現実として今も課題を担い進歩を続けている。

ところが日本国民は自らが植民地主義であったことを戦後忘却させられている、植民地主義の落とし子ともいえる在日の問題を放置し植民地主義を引きずる同化政策により日本単一民族と言う虚構の構築に邁進してきた。これが日露までの日本は正しかったと言う論理に直接つがなってきているのである。

合法であるか否かと言うのはあくまで国際間の約束事取り決めごとである、当時国家間の泥棒は合法であった、として当時の国家泥棒を正当化する馬鹿は植民地主義を反省する社会にはない。
靖国がそれを合法などと言うのは植民地主義を否定していないと言うことである。
こうした靖国のような史観を持つ国家は必ず同じことを行う。

当時は合法であったから「悪くはない」。これは靖国のような勢力が常套的に行う論理である、この論理の馬鹿馬鹿しさは誰が聞いても同じである。悪いことでなかったのであればなぜその後非合法としたのであろうか、考えてみればわかる、それが悪業であることを当時から認識していたからこそ非合法化されたのである。

「法に則って収入申告をしているから悪くはない」この言葉最近聞いたことがありませんか?皆さん。事務所費をインチキ計上していた日本の大臣がおんなじことを言ってましたね。国家体質がちっとも進歩していないのです。
61 hits

[4798]Re(1):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 SASKE E-MAIL  - 07/8/20(月) 1:00 -

引用なし
パスワード
   ▼とほほさん:

ご無沙汰しています。今年は長崎に行ったので広島へは寄れませんでした。

さて、

>国家体質がちっとも進歩していないのです。

遅々として進まない部分は勿論ありますが、衆参の関係はあらためて面白くなってきましたよ。小泉劇場ならぬ、これからの国会には注目であると思っています。国家体質を変えるべく国民は動いています。


さて、熊猫さん紹介の『日本の青空』、わが町でも上映が決まり、今、当日に向けて準備中です。
57 hits

[4803]Re(1):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 peko E-MAIL  - 07/8/24(金) 16:25 -

引用なし
パスワード
   ▼とほほさん:

当時の国際法に照らして、合法であれば、何も問題ありません。法的な責任を取る必要ないんです。もちろん、だからといって、植民地主義が肯定されるわけではありませんが、当時は合法で、今後は非合法だ。それで終わりです。当時なかった未来の法律や条約で過去の出来事を罰することはできませんし、道徳的にもそうでしょう。法律なければ、処罰無しが原則です。
植民地主義は間違っているし、宗主国にも経済的な利益はないということがわかっただけでした。

日本は、朝鮮半島と台湾を手放して、寧ろ経済発展を加速させました。なぜかと言えば、台湾や朝鮮半島は日本よりも貧しく、遅れているからです。一般論を言えば、自国より、貧困地域を併合しても、当然、税負担能力がなく、本国から派遣される治安組織、統治機構を維持できる財源がありません。つまり、本国から投資をせねばならず、持ち出す一方で、しかも住民は本国人と一体感を持つことはできず、従順ではありませんので、治安維持コストが減ることがないんです。植民地を持つことで本国国民にとって良いことは何もありません。領土が増加すると国力が増えたように錯覚しますが、それは軍事的な意味だけであって、本国の国民には負担が増えるだけです。


とほほさんは、日本人にひたすら反省を求めているようですが、朝鮮領有は日本がロシアと戦争の結果生じたに過ぎない現象であって、日本が特に反省する必要はないとと思いますよ。
世界中を植民地化したイギリス政府ですら、公式にこれを謝罪したことはありません。
フランスやオランダも戦後ベトナムやインドネシアに戻ろうとしましたし、この事実を踏まえると「西欧社会は植民地主義を自らが批判しそれを廃そうという努力の元に国民国家を戦後発展させてきた」と主張するのは間違いだと思います。
帝国主義と称して植民地主義を批判していたのは、共産主義者とアメリカ人であって(批判の観点は異なる)、これは戦前からずっとです。戦後から急に一部西欧人たちが言い始めたことではないので、そこのところはごまかさないで下さいね。

また、靖国と植民地主義は無関係で、マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置である的な発想は捨てるべきでしょう。 もう、ソビエトは失敗したのですから。
62 hits

[4804]再掲:朝鮮併合にいたる流れ
←back ↑menu ↑top forward→
 岡田 E-MAIL  - 07/8/25(土) 0:48 -

引用なし
パスワード
    pekoさん、はじめまして
 岡田といいます

▼pekoさん:
>当時の国際法に照らして、合法であれば、何も問題ありません。

 ごく一部の国が決めたルールである国際法に違反していなかったとしても、
非常識な行為は非難されるべきでしょう。>pekoさん

▼pekoさん:
>朝鮮領有は日本がロシアと戦争の結果生じたに過ぎない現象であって、日本が特に反省する必要はないとと思いますよ。

 岡田が見る限りでは、朝鮮領有にいたる流れでは、日本は相当に無茶苦茶を
やっているようですよ。

 以前に書いた書き込みを再掲します。

------------------------------------

日韓併合にいたる流れ

 韓国側から日韓併合にいたる流れを見ると、日本の行為は非常識であり、日本は韓国から
恨まれてもしょうがない部分もあるように思えますよ。

 朝鮮開国〜韓国併合の間で問題となりそうな事例を以下に4つほど提示します。

○鎖国中の朝鮮に軍艦で押しかけていって開国させ、不平等条約を結ばせた。【江華島事件】

○(合理的な理由が見当たらないのに)日本軍が王宮を襲撃し、政権を転覆させた。【甲午政変】

○外交官(日本国公使)が王宮を襲撃し、王妃を斬殺し、死体を焼き捨てた。【乙未事変・閔妃殺害】

○朝鮮の首都(王宮前も含む市街地)で【演習】と称して軍隊を展開し、そのうえで、武装した兵士と共に
 王宮におもむき御前会議?を開かせ、外交権を取り上げた。【第二次日韓協約・乙巳条約】

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1)【江華島事件】
  1875年に複数の軍艦を鎖国中の朝鮮の領海に進め、艦砲射撃演習と称して砲撃したり、
  沿岸の測量を行い、さらには首都近くまで進もうとしていました。
  上記行為に対し朝鮮側が反撃したら、日本の軍艦は要塞を攻撃し陥落させ、江華島を占領しました。
  最終的には治外法権を含む不平等条約(日朝修好条規)を結ばせています。

# 呼ばれてもいないのに軍艦で鎖国中の他国の領海に押し入り、砲撃や測量を行い、
#反撃されたら他国の領土を占領し、最終的に不平等条約を結ばせるというのは、
#かなり【無茶】でしょう。

# 他国の領海に入って砲撃したり測量していたら、攻撃されてもしょうがないと思うぞ。
# 2001年の北朝鮮の不審船なんか、領海侵犯しただけで海上保安庁の巡視船から
#砲撃されてるし。

# 尚、自国の地形や地図は軍事機密に類するものであり、他国の沿岸を測量することは、
#立派な軍事行動です。


2)【甲午政変】
  1894年に東学党の乱が発生し、朝鮮は清国に鎮圧を要請しました。
  このときに日本も「【日本公使館警備】のための兵【若干】」と称して、軍隊
  【一個旅団】を派遣しました。

# 【一個旅団】の軍隊を【若干】と言うのは、いくらなんでも無理があるぞ。

  結局、東学党の乱自体は朝鮮政府の説得によりおさまり、清国の兵は帰国しましたが、
  何故か【日本公使館警備】の為の日本軍は帰国せずに王宮を襲い、王宮を占拠し、
  朝鮮の政権を覆しました。

# 上記は【日本軍によるクーデター】ですよね。
# だいたい、何で【日本公使館警備】の為の兵が他国の【王宮占領】したうえで【政権転覆】を行うのだ?


3)【乙未事変・閔妃殺害】
  1895年、日本公使三浦梧楼は、日本浪人と朝鮮軍の訓練隊(日本人が教官)を宮中に乱入させ,
  閔妃を殺させた。日本政府は犯人の公使を帰国させただけで、処罰をしていない。

# 他国の外交官が皇居を襲撃し美智子妃皇后を殺しながら、犯人は母国に帰国しただけで
#処罰されないとしたら、これを許せますか?


4)【第二次日韓協約・乙巳条約】
  日本側は演習と称し朝鮮の首都に軍隊を展開したうえで、朝鮮政府閣僚を日本の公使館に
  呼び寄せ、条約の締結を求めた。
  条約の内容は朝鮮から外交権を取り上げる(独立国から属国にする)というものであった。
  閣僚が条約締結をしぶったら、武装した憲兵を連れて閣僚と共に王宮に行き、上記条約を結ばせた。
  このとき、王宮内外も警備と称する日本軍憲兵の管理下にあった。

# 何ゆえに、他国の【首都】ので軍事演習と称し軍隊を展開するのだ?
# 【首都】の【市街地(王宮前ふくむ)】で【他国の軍隊】が演習と称して展開すると言うのは
#かなり非常識だと思うぞ。
# 【首都】で【軍隊】を展開したうえで、武装した兵士を引き連れて王宮におもむき、
#外交権を取り上げる条約(事実上、独立国でなくなる条約)をむすんでいたら、
#恨まれても仕方ないような・・・

## 尚、韓国側の資料によると、上記条約を結ぶ際に日本側の代表者は条約に反対する韓国閣僚に対して
##「駄々を捏ねるなら殺ってしまえ」というような脅しを行ったそうである。
100 hits

[4805]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/25(土) 3:31 -

引用なし
パスワード
   ▼pekoさん:
>とほほさんは、日本人にひたすら反省を求めているようですが、朝鮮領有は日本がロシアと戦争の結果生じたに過ぎない現象であって、日本が特に反省する必要はないとと思いますよ。

そりゃ、植民地主義の勝手な理屈であって朝鮮半島には関係の無い話です。

以下はピエールさんの「朝鮮半島から見た日露戦争」から引用します。
全文は
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1;id=piryre#atop
日露戦争だけでなく、日清戦争からすでに「朝鮮」保護国化を目指した【侵略戦争】であったわけですね。国王を脅しつけて、「清打倒」の嘆願書を書かせるなど、まさに徳川幕府打倒と同じ発想。いや、源平の争乱以来、私たち日本人は天皇という「権威」を利用することによって敵の戦意を挫くというやり方に慣れきってしまっていたようだ。旧幕府派が「(将軍が官軍との対決に反対なら)上様を討ってでも戦う」と考えたのは、追いつめられたものが権威ではなく、己の「誠」に殉じようという本音だろう。だとすれば、日清戦争も「やりたくてやりたくて仕方がなかった」大日本帝国が、朝鮮国王の「権威」を借りて、「大義名分」をデッチ上げて始めたものだろう。もちろん、日本の朝鮮侵略の意図は、日清戦争のずっと以前の「江華島事件」から明白だったわけだが。

65 hits

[4806]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/25(土) 10:15 -

引用なし
パスワード
   ▼pekoさん:
>当時の国際法に照らして、合法であれば、何も問題ありません。

法に照らして合法であれば【問題ない】、のであれば「立法」と言う行為は不必要なのではないですか?問題があるからこそ「立法」が必要であり立法機関があるのではないですか?
pekoさんの理屈は「立法機関」の意義を否定しているのですが(^^;
82 hits

[4810]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/26(日) 17:12 -

引用なし
パスワード
   ▼pekoさん:
>当時の国際法に照らして、合法であれば、何も問題ありません。

さて、当時合法だから問題は本当に無かったのか?
以下は石橋湛山(第55代内閣総理大臣)の大正十年のワシントン海軍軍縮会議に際し、『東洋経済新報』 に発表した社説の一部だそうです。

問題が無いのであればなぜ時の総理大臣がこのような社説を発表するのでしょうか?
某MLで紹介されましたので転載します。
例えば満洲を棄てる、山東を棄てる、その他支那が我が国から受けつつありと考うる一切の圧迫を棄てる、その結果はどうなるか。また例えば朝鮮に、台湾に自由を許す、その結果はどうなるか。英国にせよ、米国にせよ、非常な苦境に陥るであろう。

 なんとなれば彼らは日本にのみ、かくのごとき自由主義を採られては、世界におけるその道徳的位地を保ちえずに至るからである。その時には、支那を始め、世界の小弱国は一斉に我が国に向かって信頼の頭を下ぐるであろう。インド、エジプト、ペルシャ、ハイチ、その他の列強属領地は、日本が台湾・朝鮮に自由を許したごとく、我にもまた自由を許せと騒ぎ立つだろう。

 これ実に我が国の位地を九地の底より九天の上に昇せ、英米その他をこの反対の位地に置くものではないか。我が国にして、ひとたびこの覚悟をもって会議に臨まば、思うに英米は、まあ少し待ってくれと、我が国に懇願するであろう。

 ここにすなわち「身を棄ててこそ」の面白味がある。遅しといえども、今にしてこの覚悟をすれば、我が国は救われる。しかも、これこそがその唯一の道である。しかしながらこの唯一の道は、同時に、我が国際的位地をば、従来の守勢から一転して攻勢に出でしむるの道である。

 以上の吾輩の説に対して、あるいは空想呼ばわりをする人があるかも知れぬ。小欲に囚わるることの深き者には、必ずさようの疑念が起こるに相違ない。朝鮮・台湾・満洲を棄てる、支那から手を引く、樺太も、シベリアもいらない、そんなことで、どうして日本は生きていけるかと。

 キリストいわく、「何を食い、何を飲み、何を着んとて思い煩うなかれ。汝らまず神の国とその義とを求めよ、しからばこれらのものは皆、汝らに加えられるべし」と

66 hits

[4811]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/26(日) 18:04 -

引用なし
パスワード
   ▼pekoさん:
>また、靖国と植民地主義は無関係で、マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置である的な発想は捨てるべきでしょう。 もう、ソビエトは失敗したのですから。

pekoさんは靖国神社に行ったことが無いのではないですか?(笑)
靖国神社の主張する歴史観とはアジア太平洋戦争を大東亜戦争と呼び、植民地主義を否定しいない、と言う主張をしているのです。

それから国家権力とは間違いなく人民に対する抑圧機関ですよ。人民を抑圧できなければ国家の意味が無いではないですか。だからこそ人民が主権を持ち国家を運営すると言う民主主義に意味があるのです。人民が主権をもっていても人民を抑圧するに十分な力を与えられているからこそ、民主主義は常に警戒心を解いてはならないのです。

それと「マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置である的な発想」と言う言説は日本語の文法として成立してません。読解を試みましたが意味不明です。誤記であるのであれば再度書き直してもらえませんか。

マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置的国家である、と言う発想は共産主義が失敗したのだから間違いである。と主張してます?(^^;
69 hits

[4812]Re(3):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAILWEB  - 07/8/26(日) 18:11 -

引用なし
パスワード
   ▼とほほ:
>それと「マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置である的な発想」と言う言説は日本語の文法として成立してません。

ん、いや文法は正しいのかな?

「マルクス・エンゲルス的な、国家は人民の抑圧装置である、的な発想」
と言う風に句読点を入れると良いのか(笑)
共産主義経済の失敗を根拠に【国家は人民の抑圧装置である】論を否定することは出来ないでしょう(^^;

共産主義経済化においても 1 + 1 の答えは 2 です。共産主義経済は失敗したのだから 1 + 1 の答えは 2 ではありません、と言っているようなものです。
79 hits

[4813]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 とほほ E-MAIL  - 07/8/26(日) 21:01 -

引用なし
パスワード
   ▼pekoさん:
>日本は、朝鮮半島と台湾を手放して、寧ろ経済発展を加速させました。なぜかと言えば、台湾や朝鮮半島は日本よりも貧しく、遅れているからです。一般論を言えば、自国より、貧困地域を併合しても、当然、税負担能力がなく、本国から派遣される治安組織、統治機構を維持できる財源がありません。

こう言う意見を聞くと本当に馬鹿ではないかと思います。日本の戦後の経済成長は連合諸国のODAの賜物です(笑)
こう言う意見を書く人って、日本が世界に誇る「東海道新幹線」が欧米のODA事業であったことを知っているのでしょうか?また日本の高度経済成長に不可欠であった朝鮮戦争への経済介入も連合諸国の恩恵でしょう(笑)

>つまり、本国から投資をせねばならず、持ち出す一方で、しかも住民は本国人と一体感を持つことはできず、従順ではありませんので、治安維持コストが減ることがないんです。植民地を持つことで本国国民にとって良いことは何もありません。領土が増加すると国力が増えたように錯覚しますが、それは軍事的な意味だけであって、本国の国民には負担が増えるだけです。

と言うわけでこのような事実はありません。本国の国民の負担はいつでもどこでもそのとおりであり植民地の方々より少しはましなだけです。
70 hits

[4850]Re(2):脱植民地主義
←back ↑menu ↑top forward→
 Anpontan E-MAIL  - 07/9/15(土) 14:39 -

引用なし
パスワード
   本題とは直接関係無い問題で恐縮なのですが、以下の部分については差し出がましいようですが一言意見を申し上げたいと思います。とほほさんのレスとも一部重なる部分ではありますが…

▼pekoさん:

>また、靖国と植民地主義は無関係で、マルクス・エンゲルス的な国家は人民の抑圧装置である的な発想は捨てるべきでしょう。 もう、ソビエトは失敗したのですから。

国家権力が国民を抑圧しうる事態が常に可能性として存在していることは、マルクス・エンゲルスとは直接的な関係が無いのではないでしょうか。絶対王政を念頭に置いている点などでは現代と差異がありますが、ロックの市民政府論にある抵抗権、革命権が参考になるでしょう。また、国家が人民を抑圧しうる可能性は今でもゼロだと想定されているわけではありません。むしろ、そういった可能性があるからこそ民主主義制度では人民(=有権者)が投票行動やリコール請求など種々の行動を通じて行政に自分たちの要求(といっても、本当は有権者一人一人が個別に持つ要求自体は一致しませんが)を反映した政策(たとえば、社会保障制度を整備しろとか、所得格差をなくせとか)を実行させる、という仕組みになっていて、その仕組みが多くの国で維持されてきたのだと思います。

そういう意味では、時々巷で耳にする市民運動自体を批判するような主張は謹んで欲しいものだな、と昨今思う次第です(主張内容に対する賛否と運動批判はまったく別)。市民運動が出来ない社会ってのは、かなり息苦しいと思うんですがね…。
70 hits

196 / 645 ツリー ←次へ | 前へ→
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃お蔵入り ┃旧思考錯誤 ┃南京事件資料集  
ページ:  ┃  記事番号:   
314612
(SS)C-BOARD v3.8(とほほ改ver2.2) is Free
タブブラウザ Sleipnir 公式ページ(上級者向け) [AD-SIZE] Get opera goo RSSリーダー
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送