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初めて投稿します。 とほほさんのネット上の言動には、平素から共感しています。
さて、先日、所用があって愛媛県の松山に行ったときのことです。 その際、松山のある人から、最近9条の会がきくち氏を招いて講演を開催したとのこと。そのきくち氏の講演内容について疑問があったのでその点について問われました。
内容は【911】のことでした。きくち氏は盛んに「おかしいと思いませんか?」という疑問形で終始一貫していて、「ぜひビデオを見て下さい」と訴えていたとのことでした。その人は、疑問形を連発する手法に疑問を抱いたとのことでした。「まちがっている」と批判するのではなく、「おかしいと 思いませんか?」という話法に誘導的な意図を感じ取り、それが疑問として 結実したという状態でした。
私はきくち氏の否定論を批判するサイトを後日送信しましたが、現在もなお きくち氏が陰謀説を説いているという現実、しかもそれが9条を守る会主催であるということに驚きました。
この現象は如何なる現象なのか、考えずにはいられません。 そして【911】に関するとほほさんの一貫した姿勢は、とてつもなく貴重で重要かつ必要な行為であることを改めて実感しました。 これは対きくち氏個人の問題ではなく、日本における反戦・平和を掲げる市民運動の、問題の質が凝縮されている現象ではないかと思います。
「分断統治」は、あらゆる方法をもって駆使されるというサンプルのような現象。権力にとって真実に依拠したマイノリティーをつぶすには、ちょいと 情報をふりかざせば、「ごらんの通り」という図に映っています。
おそらくこういったパターンは、今後において、これが「始まり」という気さえします。手をかえ品をかえ、権力による情報操作は続くにちがいありません。批判される対象は、騙すほうよりも、むしろ騙されるほうにその責任が問われて然るべき時代になっているのだと改めて認識した次第です。
とほほさんの言論活動に共感していましたので、報告のような投稿をさせて もらいました。
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