|
『学習の友』12月号に石山久男氏の「日本軍は南京で何をしたのか」という記事があります。ここで紹介するほどの内容は記載されていませんが、この他にも多くの雑誌等で南京事件が取り上げられているので留意する必要があると思います。『季刊戦争責任研究』第58号は「買い!」です。
じつは南京事件70周年ということで、南京に行く予定にしていましたが東京でもシンポがあるということですので、急きょ予定を変更して東京へ行くことにしました。一生に一度くらいは笠原先生や吉田先生の井上先生の話を聞いてみたいと思っていましたので、主催者の皆さんには感謝です。 私としては『季刊戦争責任研究』という雑誌があることを知っただけでも収穫でした。 南京の方には福岡から49人が参加しており私が参加すれば50人だったかと思うと、少々もったいない気がしました(^^) 福岡からだと、東京の御茶ノ水に行くよりも中国の南京の方が早くないだろうか?という気がします。
マイナスにとらえるとシンポそのものは私としては消化不良でした。「南京づくしの二日間」を期待していたのですが、南京事件と関係のない話ばかりで、折角の南京事件シンポが.......」という気もしないでもありませんでした。
プラスにとらえると南京事件から一歩前に進む必要があるのか?という新たな課題が私の前に立ちふさがったような気がします。自分の本棚だけでなく外の世界に足を延ばすのか考えさせられました。南京事件について調べるだけでは駄目かな?自問自答する機会を頂いたと思えば非常に価値のあるシンポであったと思います。
| |