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永好です。
『朝鮮人BC級戦犯』の問題で、誤解を招く記述をいたしまして申し訳ありません。
私の問題提起の焦点は、『朝鮮人BC級戦犯』における、『被害者』、『加害者』の認識の問題です。
『朝鮮人BC級戦犯』という表現は、まるで朝鮮人はなんらかの戦争犯罪を犯して裁かれた。つまり、朝鮮人は『加害者』であるから罪がある、という表現ですね。
本当に朝鮮人に罪があるのでしょうか?
朝鮮人は植民地支配によって日本人により皇軍兵士にされて、日本人によって戦争犯罪をさせられて、戦争犯罪人になって処罰を受けなくてはならなくなったんです。すべて日本によって、直接的にしろ、あるいは間接的にしろ『強制的』にそのようにせざるを得なくなったんですよ。朝鮮人のどこに責任があるんでしょうか。すべて日本の責任ですよ。朝鮮人は三重、四重の『被害者』ですよ。それが一般の日本人に『加害者』、つまり犯罪人のように認識されて処刑までされている。
故人の『人間の尊厳、名誉回復』のために、在日韓国・朝鮮人、韓国、北朝鮮、中国などや一部の良心的日本人がこだわっているのです。
『朝鮮人BC級戦犯』には一切罪はなく、三重、四重の『被害者』です。そして、日本が三重、四重の加害者なのです。この歴史認識が歴史を理解する上で非常に大切だと思います。そして、このことは日本を除く世界の共通認識です。間違っていると思う人は日本人『以外』の人に訊いてみてください。非常に大切な歴史認識だと思います。
『朝鮮人BC級戦犯』を『加害者』にする人、あるいはごく僅かでも責任があるなどという人は故人に対する冒涜です。
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