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南京大虐殺がなぜこうも嫌われるのか理由が一つ分かりました。
旧将校は帯刀が当たり前でした。 父も当然、当時剣道3段ですからそれなりの腕でしたので捕虜の斬首なんてことは散々行っていました。 65連隊第5中隊の角田中尉は当時剣道5段です。 父は小隊長が二人続けて戦闘中に亡くなった時に、一時小隊長代理として帯刀して戦闘を行ったが動きにくかったので暫くしたら刀を外した、と書いています。
父の証言を撤回するなり矮小化するなりの干渉をして来た方々は、子供達に教えるわけにはいかない、と言ったようなことをいって干渉して来ていました。 どうも、子供達に教えるわけにいかない、ことの理由に斬首行為があるのではないでしょうか?
旧将校にしてみれば、帯刀しているわけですから斬首なんて当たり前の行為であり、居合い道などで日ごろ訓練している腕の見せ所でもあったわけです。 おじいちゃんは日本軍将校だったんだよ、とか亡くなったおじいちゃんは剣道何段でとか、こういうことの持つ意味に多分に斬首行為を行ったという事実が含まれてくるという考えになったのでしょう。
向井氏、野田氏、田中軍吉氏などの例を知ってきますとどうもそのように考えられます。
私なんか親父は剣道の先生だし、いろいろ逸話もあるので斬首なんて全く抵抗なく聞いていたのですが、そのようなことを知らないで南京事件や日中戦争における斬首行為の話を聞くと驚かれると思います。
戦史室などがかくもこの事件の隠蔽にこだわるのはこれも理由の一つだと思います。
斬首、腹切り、が当たり前の世界なんて、映画の中の世界以上に今の人には残虐に映るかもしれません。
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