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[2934]A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 06/7/20(木) 17:26
[2935]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 06/7/20(木) 17:39
[3015]【資料】1988.4.25天皇記者会見の内容 ピッポ 06/7/30(日) 19:59
[3026]Re(2):秦郁彦氏の毎日への寄稿文 たんこなす 06/7/31(月) 19:46
[3049]Re(2):メモと手帳のありさま ピッポ 06/8/3(木) 9:54
[3050]Re(2):保坂正康の評価 ピッポ 06/8/3(木) 10:22
[2936]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 とほほ 06/7/20(木) 17:47
[2966]靖国問題の論点 とほほ 06/7/24(月) 18:36
[2937]さぁ、どうなるか? 張った張った! gallery 06/7/20(木) 18:14
[2939]Re(1):かんなんしんく ピッポ 06/7/20(木) 19:05
[2940]Re(1):さぁ、どうなるか? 張った張った! gallery 06/7/20(木) 22:47
[2938]Re(1):松平永芳宮司と筑波藤麿宮司 ピッポ 06/7/20(木) 18:45
[2972]Re(2):松平永芳宮司「誰が御霊(みたま)を汚したのか」 ピッポ 06/7/25(火) 8:54
[2941]Re(1):トクダネ日経とトクオチ各社の続報 ピッポ 06/7/20(木) 22:52
[2942]Re(2):日経「小泉純一郎首相は・・・」 ピッポ 06/7/20(木) 22:54
[2943]Re(2):日経「安倍晋三は・・・」 ピッポ 06/7/20(木) 22:56
[2944]Re(2):朝日「小沢一郎は・・・」 ピッポ 06/7/20(木) 23:00
[2945]Re(2):朝日「・・・政界に波紋・・・」 ピッポ 06/7/20(木) 23:04
[2946]Re(2):毎日メイン記事 ピッポ 06/7/20(木) 23:22
[2947]Re(2):毎日、小泉 ピッポ 06/7/20(木) 23:24
[2948]Re(2):産経 ピッポ 06/7/20(木) 23:28
[2969]Re(3):産経21日朝刊 一方でデマ形成 ピッポ 06/7/24(月) 21:56
[2953]Re(1):岡崎久彦が考案した詐術 ピッポ 06/7/21(金) 14:57
[2955]Re(2):岡崎久彦が考案した詐術 ピッポ 06/7/22(土) 1:37
[3105]Re(3):岡崎久彦のチョンボ「正論」 ピッポ 06/8/9(水) 12:27
[3106]Re(4):岡崎久彦のチョンボ「正論」 とほほ 06/8/9(水) 12:47
[3107]Re(5):岡崎久彦のチョンボ「正論」 ピッポ 06/8/9(水) 13:45
[2957]Re(1):【資料】日本会議メールマガ ピッポ 06/7/22(土) 11:44
[2968]Re(2):【資料】日本会議メールマガ ピッポ 06/7/24(月) 20:07
[2970]Re(3):【資料】日本会議メールマガ 渡辺 06/7/24(月) 22:05
[2971]Re(4):彼らの思考回路が分からん ピッポ 06/7/24(月) 23:40
[2974]Re(3):【資料】日本会議メールマガ ピッポ 06/7/25(火) 17:05
[2975]Re(4):【資料】いぬぶし議員「秘密の大計画」以来の大一番 ピッポ 06/7/25(火) 17:14
[3008]Re(5):【資料】天皇を無視したい今どきウヨク ピッポ 06/7/30(日) 1:48
[2963]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が:徳川証言 渡辺 06/7/24(月) 2:50
[2964]Re(2):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が:徳川証言 ピッポ 06/7/24(月) 12:58
[3136]Re(1):靖国合祀聞かれたら断った 広田弘毅元首相の遺族 ピッポ 06/8/11(金) 9:21
[3137]Re(2):靖国合祀聞かれたら断った 広田弘毅元首相の遺族 ピッポ 06/8/11(金) 9:31 [添付]
[4363]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 どろっぷ 07/4/26(木) 20:52
[4366]Re(2):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 07/4/27(金) 8:48 [添付]
[4375]Re(3):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 うさぎ 07/4/28(土) 7:08
[4376]Re(4):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 07/4/28(土) 8:00
[4378]Re(4):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 どろっぷ 07/4/28(土) 15:49
[4377]Re(3):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 07/4/28(土) 11:28
[4367]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇が不快感 ピッポ 07/4/27(金) 11:02
[4404]Re(1):「富田メモ研究委員会」の最終報告 ピッポ 07/5/5(土) 9:55

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[2934]A級戦犯 靖国合祀・昭和天皇...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 17:26 -

引用なし
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   トクダネ、ソース
日本経済新聞2006年7月20日(木曜日)朝刊14版1面トップ記事

できるだけ正確に再現したいと思います。ネトウヨたちの恣意的な改変を防止するためです。紙面を手元にお持ちの方のチェックをお願いします。また、写真のスキャンが可能な方のご協力もお願いします。

A級戦犯 靖国合祀

昭和天皇が不快感

参拝中止「それが私の心だ」

元宮内庁長官

88年、発言をメモ

《写真説明》
富田元宮内庁長官が残した手帳(写真左)と、昭和天皇がA級戦犯合祀について語った言葉を記した部分

 昭和天皇が1988年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し、「だから私はあれ 以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に 語っていたことが19日、日経新聞が入手した富田氏のメモで分かった。昭和天皇は1978年のA級戦犯合祀以降、参拝しなかったが、理由は明らかにしていなかった。昭和天皇の闘病生活などに関する記述もあり、史料としての価値も高い。(靖国神社は3面「きょうのことば」参照)=関連記事3面、社会面に
**************************************************

 靖国神社に参拝しない理由を昭和天皇が明確に語り、その発言を書き留めた文書が見つかったのは初めて。「昭和天皇が参拝しなくなったのはA級戦犯合祀が原因ではないか」との見方が裏付けられた。
 富田氏は昭和天皇と交わされた会話を日記や手帳に克明に書き残していた。日記は同庁次長時代も含む75-86年まで各一冊、手帳は86-97年の二十数冊が残されていた。
 靖国神社についての発言メモは88年4月28日付で、手帳に張り付けてあった。昭和天皇はまず、「私は、或る時に、A級(戦犯)が合祀され、その上、松岡、白取(原文まま)までもが。筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが」と語ったと記されている。
 「松岡」、「白取」はA級戦犯の中で合祀されている松岡洋右元外相、白鳥敏夫元駐伊大使。「筑波」は66年に厚生省からA級戦犯の祭神名票を受け取りながら、合祀しなかった筑波藤麿・靖国神社宮司(故人)を指すとみられる。
 さらに「松平の子の今の宮司がどう考えたのか、易々(やすやす)と。松平は平和に強い考(え)があったと思うのに、親の心子知らずと思っている。だから、私はあれ以来参拝をしていない。それが私の心だ」と述べている。
 この部分の「松平」は終戦直後に最後の宮内大臣を務めた松平慶民氏(故人)と、その長男で78年にA級戦犯合祀に踏み切った当時の松平永芳・靖国神社宮司(同)を指すとみられる。
 同日付けのメモの前半部分には、天皇誕生日(4月29日)に先立って行なわれた記者会見で、戦争に対する考えを質問されたことへの感想も記されていた。
 会見で昭和天皇は「何といっても大戦のことが一番いやな思い出」と答えているが、メモでは一部の政治家の靖国神社を巡る発言にも言及しつつ「戦争の感想を問われ、嫌な気持ちを表現したかった」と話していた。
 昭和天皇は靖国神社を戦後8回参拝したが、75年11月の参拝が最後となった。参拝しなくなった理由についてはこれまで、「A級戦犯合祀が原因」「三木首相の靖国参拝が『公人か私人か』を巡り政治問題化したため自粛した」との二つの見方があった。現在の天皇陛下も89年の即位以降、一度も参拝されていない。



富田氏のメモ信頼性高い

 昭和天皇、昭和史に関する著書の多い秦郁彦日大講師の話 富田元長官の日記、メモを見ると、昭和天皇の信頼を得た虚飾のない律儀な人柄が感じられる。富田氏は政治的な動きをつつしむ気配りの人だったようだ。それだけにメモの信頼性は高いと思う。
 昭和天皇の靖国不参拝問題は関係者の証言が乏しく、憶測で議論が続いてきたが、今回、決定的とみられるメモが出てきたため、今後はこの「事実」を踏まえた議論になるだろう。
 故松平宮司は遺族の了解をとらず、天皇の内意も確かめず、密かにA級戦犯を合祀してしまった。東京裁判を全否定する松平宮司の信念はともかく、必要な手順を踏まずにまつるべきではなかった。


(以上)
60 hits

[2935]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 17:39 -

引用なし
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   日本経済新聞2006年7月20日(木曜日)朝刊14版社会面より

富田氏メモ・靖国部分全文

 私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが

 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

 松平の子の今の宮司がどう考えたのか、易々と 松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている

 だから、私はあれ以来、参拝をしていない それが私の心だ
            (原文のまま)
65 hits

[2936]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭...
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 とほほ E-MAIL  - 06/7/20(木) 17:47 -

引用なし
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   ▼ピッポさん:
>トクダネ、ソース
>日本経済新聞2006年7月20日(木曜日)朝刊14版1面トップ記事

私もこのニュースをよそで知りましたが、これが真実だとすると昭和天皇ってちょっと卑怯すぎると思いましたね。完全なA級戦犯への責任転嫁のように感じました。
58 hits

[2937]さぁ、どうなるか? 張った張...
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 gallery E-MAIL  - 06/7/20(木) 18:14 -

引用なし
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   1..メモなかった説・信憑性ない説・捏造説
2..天皇は天皇、オレはオレ論
3..あいつは実は戦争責任者なんで、あいつの言うこと信頼しないぞ説
4..死の直前なのでボケてたんじゃないか説〔不敬罪〕

「天皇制に右翼を統合する求心力なし」
てなこと言ったの、津久井龍雄だったか鈴木邦男だったか忘れましたが、
どちらにせよ、天皇制不在のナショナリズムになるでしょう。これからは。
靖国崇拝する理論的根拠は、大部分が空中分解〔最終的に1.〜3.になると思う〕。
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20060720

まぁ実質的には今までもそうだったんですが〔『癒しのナショナリズム』参照〕。
結局、都合の良い道具なのですな>天皇制。
自分の都合により司馬遼太郎を持ち上げ、邪魔になれば斬り捨てる方々なので
天皇制も同様でしょう。自分にとって都合の良い考え方しかしできませんので、
5..靖国参拝否定 という選択肢を取るものは、天皇崇拝者以外ないでしょう。
59 hits

[2938]Re(1):松平永芳宮司と筑波藤麿...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 18:45 -

引用なし
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   [資料]松平永芳宮司の語るA級戦犯合祀と中曽根参拝
[資料]筑波常治教授と筑波藤麿靖國神社宮司
[資料]徳川義寛『侍従長の遺言 昭和天皇との50年』

が、矢吹晋氏のサイトに採録されています。
http://www25.big.or.jp/~yabuki/
此の際、保存しておいた方がいいでしょう。
http://www25.big.or.jp/~yabuki/2001/yasukuni.htm
60 hits

[2939]Re(1):かんなんしんく
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 19:05 -

引用なし
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   【皇室】A級戦犯の靖国合祀、昭和天皇が不快感示していた!「参拝中止は、それが私の心だ」…当時の宮内庁長官メモ見つかる
1:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153338339/
2:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153346918/
3:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153351428/
4:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153358111/
5:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153364595/
6:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153367117/
7:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153369937/
8:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153378708/
9:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153383530/
10:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153387210/

ネトウヨ君たちの必死の努力で、今日の利根川のように素早く流れているようです。ネトウヨ君たちが何をもって巻き返そうとしているかその心情を理解する貴重な資料かもしれません。いまなら(19時現在)まだDAT落ちしてないので、全てダウンロードできるようです。
60 hits

[2940]Re(1):さぁ、どうなるか? 張...
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 gallery E-MAIL  - 06/7/20(木) 22:47 -

引用なし
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   >1..メモなかった説・信憑性ない説・捏造説
>2..天皇は天皇、オレはオレ論
>3..あいつは実は戦争責任者なんで、あいつの言うこと信頼しないぞ説
>4..死の直前なのでボケてたんじゃないか説〔不敬罪〕
>5..靖国参拝否定 という選択肢を取るものは、天皇崇拝者以外ないでしょう。

少々補足。

5.靖国参拝否定 という立場を取れない以上、自己のアイデンティティを
見失わないためにも大至急、新たな論理的整合性を発見しなければならない。
 〔つーか、その時点で「最初から結論ありき」ではないかね?〕
とりあえず、小泉氏は 2.天皇は天皇、オレはオレ論 を採用してるようで。
天皇崇拝を維持しつつ、参拝を肯定する場合は 1. ですね。
2chでの真実を見たくない人は、予想通りこちらに流れているようで。

考えてみたら「天皇=左翼」説も在りかな、と。左翼に洗脳されていたんだと。
これも天皇制崇拝維持しつつ、靖国参拝を正当化し得る論理構成。
無茶苦茶に不敬ではありますが(笑)
64 hits

[2941]Re(1):トクダネ日経とトクオチ...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 22:52 -

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   以下に
トクダネ日経とトクオチ各社の続報を
紙面でなく、WEBから拾ってみます。
69 hits

[2942]Re(2):日経「小泉純一郎首相は...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 22:54 -

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   http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060720AT3S2001F20072006.html

昭和天皇発言メモ、首相「自らの靖国参拝に影響ない」
 小泉純一郎首相は20日、昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示していたことを記録した富田朝彦元宮内庁長官の日記と手帳(富田メモ)に関連して、自らの靖国神社参拝への影響を「ありません それぞれ人の思い、心の問題ですから 強制するものでもない」と強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 9月末までの首相在任中に参拝するかどうかについては「行ってもいいし、行かなくてもよし。誰でも自由だ」と言及を避けた。「適切に判断する」とするこれまでの表現は使わなかった。

 富田メモについて首相は「陛下にも様々な思いがおありになったんだと思う」と指摘。A級戦犯合祀後に昭和天皇が靖国神社を参拝しなかったことに関しては「私がどうこう言う問題ではないと思う」と述べるにとどまった。 (20:21)
64 hits

[2943]Re(2):日経「安倍晋三は・・・...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 22:56 -

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   http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060720NTE2INK0220072006.html

昭和天皇発言メモに波紋・「靖国」議論が加速
 昭和天皇が東京裁判のA級戦犯の靖国神社合祀(ごうし)に強い不快感を示していたことを記録した富田朝彦元宮内庁長官のメモを巡り政府や与野党では20日朝からさまざまな波紋が広がった。安倍晋三官房長官は小泉純一郎首相が参拝を続けるかどうかについて「首相自身が判断するものだ」と表明。合祀の是非や分祀論の論議が加速しそうだ。

 安倍氏は記者会見で、昭和天皇が合祀以降は参拝を見送ったことについて「そのときどきの社会情勢など諸般の事情を考慮しながら慎重に検討のうえ宮内庁で対処してきたと承知している」と説明。メモそのものに関しては「宮内庁から『詳細を承知していない』と報告を受けている」と述べた。

 自らの参拝に関しては「国のために戦った方々に尊崇の念、ご冥福をお祈りする気持ちは持ち続けたい」との持論を繰り返した。

 合祀の是非や分祀論については「政府としてコメントすべき事柄ではない」と答えなかった。 (13:44)
63 hits

[2944]Re(2):朝日「小沢一郎は・・・...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 23:04 -

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   http://www.asahi.com/politics/update/0720/010.html

民主・小沢代表「昭和天皇は偉い方」 靖国発言メモで
2006年07月20日19時58分

 「昭和天皇は本当に偉い方だったんだなあ。大御心(おおみこころ)だなあ」。民主党の小沢代表は20日、記者団にこう語った。小沢氏は最近でも「戦死ではない人たちが靖国神社にまつられること自体が間違いだ。天皇も堂々と参拝できるような本来の靖国神社にすべきだ」との持論を繰り返していた。

 超党派の国会議員でつくる「国立追悼施設を考える会」の呼びかけ人でもある民主党の鳩山由紀夫幹事長も「A級戦犯合祀(ごうし)が理由で天皇陛下が参拝されていないことが、証拠として示された意義は大きい」と語った。小泉首相に対しては「自分だけの意思で軽々に(参拝する)というのは許されない。この事実を重く受け止めて頂きたい」とくぎを刺した。

 共産党の志位委員長は「『靖国史観』派のシナリオが破綻(はたん)し、参拝を繰り返してきた小泉首相の主張に道理がないことを浮き彫りにするものだ。首相の参拝中止を改めて強く求める」との談話を発表した。社民党の又市征治幹事長も「昭和天皇の意思が資料で裏付けられた。戦争の反省と平和の希求という気持ちが表れた言葉だと思う。政府・与党がどう受け止めるのか注視したい」との談話を出した。
62 hits

[2945]Re(2):朝日「・・・政界に波紋...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 23:04 -

引用なし
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   http://www.asahi.com/politics/update/0720/010.html

「天皇の心」政界に波紋 靖国参拝、分祀論議加熱か
2006年07月20日21時48分

 昭和天皇の気持ちは、政界の議論にどう影響するのか――。靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)に昭和天皇が不快感を示したメモが明らかになったことで、小泉首相が靖国参拝を公約した8月15日、さらに9月の自民党総裁選を控えるなか、政界に波紋が広がった。天皇の真意をどう受け止めるのか、戸惑いも隠せない。小泉首相の参拝の是非やA級戦犯の分祀などをめぐる議論は、さらに熱を帯びそうだ。

 ■総裁選の争点化か

 「天皇陛下は心の中でこう思われていたのか、と靖国神社をもう一度考え直そうという影響を及ぼすんじゃないか」

 自民党の加藤紘一元幹事長は国会内で記者団にこう語った。天皇発言のメモがきっかけになり、総裁選に向けて靖国問題をめぐる議論が改めて呼び起こされるとの見通しを示した。ある閣僚経験者も「昭和天皇がこうおっしゃっていたと口に出して言う人はいないと思うが、心情的には影響を与える」との見方だ。

 山崎拓前副総裁も記者団に「靖国参拝は外交上の問題として扱ってはならないとの議論が一部政治家によって強調されてきたが、内政上の問題であることが明確になった」と述べた。争点化を望んでいない安倍官房長官らを念頭に、むしろ議論を活発化させるべきだとの考えだ。

 安倍氏が独走しつつあるなか、「反小泉・非安倍」の結集を目指す加藤氏らの勢力は、メモを機に巻き返しを図りたいとの思いが強いようだ。

 これに対し、ポスト小泉候補の口ぶりはそろって慎重だ。

 安倍氏は20日の午前と午後の記者会見で「政府としてコメントすべき立場ではない」などと繰り返すのみ。谷垣財務相も記者団に「天皇陛下がどういうふうにおっしゃったというのを政局と絡めて言うつもりはない」。このところ「靖国神社の非宗教法人化」を唱えている麻生外相も、この日はコメントを避けた。

 総裁候補にすれば、世論調査で賛否がほぼ二分する靖国問題に深入りするのは得策ではないとの判断もある。このため、「天皇の政治利用」との批判を避ける名目で、メモをきっかけに逆に靖国問題の争点化を回避しようとする動きが出てくる可能性がある。

 当面は小泉首相の「8・15参拝」が焦点になる。参拝に踏み切れば、今まで以上に国内の反発も強まることも想定される。

 20日の谷垣派の在京議員総会では「こういう状況で首相はどう判断するのだろうか」との声も出た。安倍氏の周辺からは「これで首相は参拝しない大義名分を得た」との見方も出ている。

 ■分祀論、じわり動き?

 政界には、A級戦犯の合祀に不快感を示した昭和天皇の発言メモが見つかったことで、分祀を求める論議に弾みがつくとの見方が多い。「各方面からA級戦犯分祀論が加速するだろう」。公明党の神崎代表は記者団にこんな見通しを示した。

 分祀論を支持してきた与謝野・経済財政担当相も会見で「(天皇が靖国参拝をやめた)本当の理由は分からなかったが、一定の背景説明が可能になった」と述べ、メモの意義を評価した。

 A級戦犯の分祀は、かつて中曽根康弘元首相が靖国神社に働きかけ、99年には当時の野中広務官房長官が同神社を特殊法人化して分祀する道を探ったが、いずれも実現しなかった。日本遺族会の中にも「靖国神社ができないと言っているのだから、できるはずがない」(幹部)との声も強い。

 分祀による靖国問題解決の壁が厚いため、与党内では別の打開策も浮上している。無名戦没者の遺骨を納める靖国神社近くの千鳥ケ淵戦没者墓苑では20日、隣接する国家公務員宿舎の敷地を使って墓苑を拡充する構想を進める自民党プロジェクトチームのメンバーが、周辺を視察。武見敬三座長は「年内に拡充案のとりまとめをしたい」と意欲を示した。総裁選での靖国問題の過熱化を避けようと、中川秀直政調会長が温めている案だ。

 一方、国立の戦没者追悼施設建設によって解決を図る案もあるが、首相の靖国参拝を支持する若手議員の会は同日、これに反対する意見書を取りまとめた。今津寛会長は天皇の発言メモについて「事実だとすれば重たいと受け止めざるを得ないが、首相に公式参拝をしてもらうことについてはいささかも変わらない」と強調した。

 分祀論は、ここへきて日本遺族会会長の立場で自民党の古賀誠元幹事長が主張し始めた。6月には「けじめをつける」と靖国神社の崇敬者総代を辞任した。国立追悼施設建設などの案により靖国神社の存在が形骸(けいがい)化しかねないとの危機感とともに、政争の具にしたくないとの思いがある。

 ただ、古賀氏自身も19日に北京であった中国共産党の王家瑞(ワン・チアロイ)対外連絡部長との会談で「実現は非常に難しい」と語った。関係者の意見集約が容易ではないからだ。20日帰国した古賀氏に記者団がメモの感想を求めたが、同氏の事務所の回答は「コメントすることは何もありません」だった。

 靖国問題解決に向けての自民党内の議論がすぐさままとまる気配はないが、メモを巡る論議を機に分祀論がじわり動き出すかもしれない。
64 hits

[2946]Re(2):毎日メイン記事
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 23:22 -

引用なし
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   昭和天皇:A級戦犯の靖国合祀に不快感 元宮内庁長官メモ

昭和天皇=宮内庁提供

富田元宮内庁長官が残した手帳の昭和天皇がA級戦犯合祀について語った言葉を記した部分=20日、石井諭写す 昭和天皇が1988年に、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)について強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝はしていない」などと語っていたとされるメモが、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)の手帳に残されていたことが分かった。昭和天皇は78年のA級戦犯合祀以降参拝しなかったが、その理由はこれまで明らかになっていなかった。間接的なメモとはいえ、昭和天皇の合祀についての考えが公になったことで、今後のA級戦犯分祀論議や首相の靖国参拝問題などに影響を与えそうだ。

 遺族らによると、富田氏は、74年に宮内庁次長に就任し、88年6月に長官を退任するまでの間、昭和天皇との会話などを日記や手帳に残していた。

 靖国神社についての発言メモは88年4月で手帳に張り付けてあった。メモはまず、「私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取(原文のまま)までもが、 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが」と記している。

 「松岡」はA級戦犯で合祀されている日独伊三国同盟を締結した松岡洋右元外相(東京裁判の公判中に死亡)、「白取」は白鳥敏夫元駐伊大使(同裁判で終身禁固刑、収監中に死亡)、「筑波」は66年に旧厚生省からA級戦犯の祭神名票を受け取りながら合祀しなかった筑波藤麿・靖国神社宮司(故人)とみられる。

 メモはさらに「松平の子の今の宮司がどう考えたのか」「松平は 平和に強い考があったと思うのに」などとしたうえで、「だから 私(は)あれ以来参拝していない それが私の心だ」と記している。「松平」は終戦直後の最後の宮内相、松平慶民氏(故人)。「松平の子」は、長男で78年10月ににA級戦犯を合祀した当時の靖国神社宮司、松平永芳氏(同)とみられる。昭和天皇は松平永芳氏が決断した合祀に不満だったことを示している。

 昭和天皇は45〜75年に8回靖国神社を参拝した。

 富田氏は警察官僚出身で、72年の浅間山荘事件を警察庁警備局長として指揮し、74年に宮内庁次長、78〜88年まで同長官を務めた。その間の87年には昭和天皇が天皇として初めて開腹手術を受けることを決断した。退任後は国家公安委員を務め、03年11月、83歳で死去した。

 遺族によると、富田氏は昭和天皇とよく御所などで会話し、それらをメモなどに書きとめ本棚に保管していた。靖国神社をめぐる今回の発言については、富田氏が長官を務めていた当時、直接聞いたことがあるという。

 昭和天皇の不快感について、靖国神社広報課は「コメントは差し控えたい」と短く談話を公表した。【桐野耕一】

■富田氏メモ靖国部分の全文■

 私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、

 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と

 松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている

 だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ(原文のまま)

 ◇内容信用できる

 ▽「昭和天皇独白録」の出版に携わった作家の半藤一利さんの話 あり合わせのメモが張り付けられていて、昭和天皇の言葉をその場で何かに書き付けた臨場感が感じられた。内容はかなり信頼できると思う。昭和天皇は人のことをあまり言わないが、メモでは案外に自分の考えを話していた。A級戦犯合祀を昭和天皇が疑問視していたことがはっきり示されている。小泉純一郎首相は、参拝するかどうかについて、昭和天皇の判断を気にしないのではないか。あくまで首相の心の問題で、最終的には首相が判断するだろう。

 ▽A級戦犯 第二次世界大戦後、ポツダム宣言に基づいて開かれた戦犯裁判で、「中心的指導者」とされた被告。終戦間際に連合国側が定めた「平和に対する罪」に該当するなどとして、首相経験者や陸海軍高官ら28人が起訴された。極東国際軍事裁判(東京裁判)での48年の判決では、全員有罪(公判中に2人死亡)で、東条英機元首相ら7人に絞首刑が言い渡された。78年10月に絞首刑の7人と公判中や収監中に死亡した7人の計14人が靖国神社に合祀されている。

 ◇分祀論議などにも微妙な影響

 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を示していたことを裏付ける資料が発見されたことは、小泉純一郎首相の靖国神社参拝がクローズアップされる中、政界に根強いA級戦犯分祀論議に一定の追い風となりそうだ。ただ、靖国神社側は分祀について、これまで強く否定している。

 天皇参拝が途絶えたことは、78年のA級戦犯合祀に配慮したとの指摘がもともと政界に強かった。一方で、75年の最後の天皇参拝と合祀の間に約3年の空白があることから、国会で野党が天皇参拝を追及したことが原因、との反論も根強かった。安倍晋三官房長官は20日の記者会見で資料について「宮内庁からは『個人のメモに基づくもので、詳細を承知していない』と報告を受けている。天皇陛下の参拝については、そのときどきの社会情勢など諸般の事情を考慮しながら慎重に検討して宮内庁で対処してきた」と説明。小泉首相の参拝への影響については「首相自身が判断するものだ」と語った。

 A級戦犯については、自民党の古賀誠元幹事長、山崎拓前副総裁らが神社からの分祀論を提起している。かねて中曽根康弘元首相は「天皇陛下もお参りできるためには分祀が一番いい」と主張しており、今回の資料発見で天皇参拝の復活を求める観点からの分祀論が勢いを得る可能性はある。

 ただ、政界が分祀論議を提起することは政教分離原則に抵触するとの批判があるうえ、靖国神社側は分祀を強く否定しており、状況は複雑だ。【中川佳昭】

英文を読む
毎日新聞 2006年7月20日 11時37分 (最終更新時間 7月20日 14時20分)
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[2947]Re(2):毎日、小泉
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 23:24 -

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   http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060721k0000m010103000c.html

昭和天皇メモ:小泉首相「靖国参拝に影響ありません」

昭和天皇の靖国神社に関する発言についての質問に答える小泉純一郎首相=首相官邸で20日午後6時20分、藤井太郎写す 小泉純一郎首相は20日夕、首相官邸で記者団に対し、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示した資料の発見が自らの参拝に与える影響について「ありません、それぞれの人の思いですから」と述べ、否定した。一方、自民党の久間章生総務会長や中川秀直政調会長が分祀論に同調する見解を改めて表明するなど、新資料の波紋が与野党に広がっている。

 首相は8月15日の終戦記念日に参拝するかが焦点となっているが、新資料とは切り離して判断する意向を示したものだ。また、「天皇陛下が参拝できる状況にした方がいいと考えますか」と記者団から問われ「それぞれ、心の問題ですからね。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから」と述べた。

 さらに、A級戦犯の分祀論について「一宗教法人に対してはあああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいいと思う」と述べ、政治的な働きかけは好ましくない、との見解を示した。

 一方、自民党の久間総務会長は20日の記者会見で「かねてからの持論だが、やっぱり合祀すべきでなかったと今でも思っている」と語った。中川政調会長は党本部で記者団に対し「私は最初から分祀・分霊論だ」としたうえで、「政治が口出しできる話じゃない」と述べた。【小林多美子】

 ◆富田朝彦元宮内庁長官のメモに関する小泉純一郎首相と記者団とのやりとり

−−どう受け止めるか。

 ◇これは心の問題だから、陛下(昭和天皇)もさまざまな思いがおありだったと思う。

−−合祀後、天皇が参拝していないが。

 ◇それぞれ人の思いがあるから、私がどうこう言う問題じゃない。

−−天皇が参拝できる状況の方がいいのでは。

 ◇それぞれの心の問題だから。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから。

−−追悼施設としてどのようなものが理想的か。

 ◇なかなか結論が見えにくい。

−−首相自身の参拝に影響があるか。

 ◇これはありません。それぞれの人の思いですから。心の問題ですから。強制するものでもないし、あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。

−−これからも行くか。

 ◇心の問題ですから。行ってもいいし、行かなくてもいいし、誰でも自由ですね。

−−A級戦犯分祀に対する考えは。

 ◇一宗教法人に対して、あああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいい。議論は結構です。

毎日新聞 2006年7月20日 20時47分
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[2948]Re(2):産経
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/20(木) 23:28 -

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   http://www.sankei.co.jp/news/060720/sha060.htm

昭和天皇、靖国のA級戦犯合祀に不快感

富田元宮内庁長官が残した手帳。昭和天皇の靖国神社のA級戦犯合祀についての発言が書き残されていた=20日午前、東京・大手町


≪元宮内庁長官、発言メモ書き残す≫

 昭和天皇が靖国神社のいわゆるA級戦犯合祀に不快感を示していたことを示すメモが表に出たことについて、安倍晋三官房長官は20日午前の記者会見で、「政府としてコメントする事柄ではない」と述べた。だが、自民党内は現在、戦没者の追悼をめぐって、A級戦犯分祀(ぶんし)論、国立追悼施設の建設や千鳥ケ淵戦没者墓苑の拡充論など百家争鳴状態にあり、波紋が広がるのは間違いなさそうだ。

 政府は、小泉純一郎首相の靖国参拝に関しては「首相自身が判断するもの」(安倍長官)との姿勢だが、首相の参拝に反対する勢力が、今回のメモ発見を利用し、勢いを増すことも想定される。またメモ発見が、首相の靖国参拝に反対している中国の高官が、「A級戦犯分祀論」を唱える自民党の古賀誠元幹事長に賛意を示したばかりというタイミングの問題もある。


 ただ9月の自民党総裁選に向けて「公になった言葉ではなく、非公式な会話メモで判断するのは、昭和天皇の『政治利用』につながりかねない」(百地章・日大教授)との懸念も出ている。


 政府筋は「(故・富田朝彦宮内庁長官のメモだけでは)昭和天皇が本当に不快感を示すご発言をしたかどうかは、誰も分からないだろう」とも指摘する。


 また、仮に内心がどうであれ、昭和天皇も現天皇陛下も春秋の例大祭には靖国に勅使を派遣するなど、靖国重視の姿勢を示し続けてこられた事実は重い。靖国の現宮司の南部利昭氏は就任に際して「天皇陛下から『靖国のこと、よろしく頼みます』と直接、言われている」(関係者)ともいう。


 今回のメモ発見でも、「戦没者追悼の中心施設は靖国」(小泉首相)という事実には何ら変わりはない。


 ■「政治利用」に懸念も


 昭和天皇が昭和63年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)について「あれ以来参拝していない。それが私の心だ」などと不快感を示されたとする当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)のメモが残されていることが20日、分かった。昭和天皇は50年以降、靖国神社を参拝されていない。A級戦犯合祀は昭和53年。


 関係者によると、富田氏は昭和天皇のご発言などを手帳などに書き留めており、63年4月28日付で靖国参拝に関するメモが残っていた。昭和天皇が「私は或(あ)る時に、A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが」「だから私(は)あれ以来参拝していない。それが私の心だ」などとお話しになったとしている。


 「松岡」「白取」はA級戦犯として祭られている松岡洋右元外相、白鳥敏夫元駐イタリア大使を指すとみられる。


 ほかに「筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが。松平の子の今の宮司がどう考えたのか、易々(やすやす)と。松平は平和に強い考(え)があったと思うのに、親の心子知らずと思っている」などの記述もあった。


 「筑波」はA級戦犯の合祀をしなかった筑波藤麿・靖国神社宮司(故人)、「松平」は最後の宮内大臣の松平慶民氏(同)、その「子」は長男でA級戦犯合祀をした当時の松平永芳宮司(同)とみられる。


 富田氏は昭和53年から63年まで宮内庁長官を務めた。

【2006/07/20 大阪夕刊から】

(07/20 16:00)
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[2953]Re(1):岡崎久彦が考案した詐術
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/21(金) 14:57 -

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   天皇が靖国参拝を止めたのは、三木首相の参拝が「私的」か「公的」かを巡って政治問題化したからだ、というのが右翼の右翼による定説である。
この定説を律儀に守る書き込みが2チャンネルになされている。

> 合祀は1978年で、天皇が参拝しなくなったのは1975年なんでしょ。だから「参拝しなくなったのは合祀が理由ではない」

ところがこれは、完全な詭弁。
まるで天皇が毎年参拝してたかのように思わせる、岡崎久彦が考案した詐術だ。

天皇は毎年参拝していたわけではない。
講和条約発効後の天皇参拝は、小泉純一郎答弁書によれば、

昭和二十七年十月十六日(1952年10月16日)
昭和二十九年十月十九日(2年後、1954年10月19日)
昭和三十二年四月二十三日(3年後、1957年4月23日)
昭和三十四年四月八日(2年後、1959年4月8日)
昭和四十年十月十九日(6年後、1965年10月19日)
昭和四十四年十月二十日(4年後、1969年10月20日)
及び
昭和五十年十一月二十一日(6年後、1975年11月21日)

つまり、1975年の参拝は前回の6年後である。
しかも、1975年11月21日は、私的参拝か公的参拝かが問題になった三木首相による参拝(1975年4月22日・8月15日・1976年10月18日)の2回目と3回目の間である。天皇がこの問題を理由に参拝に行かなくなった、とは考えられない。

松平宮司による天皇の内意に反したA級戦犯合祀強行は1978年。前回参拝からまだ3年後である。
59 hits

[2955]Re(2):岡崎久彦が考案した詐術
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/22(土) 1:37 -

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   岡崎久彦さん

定説ライター岡崎久彦による、中断『定説』

天皇陛下靖国神社御親拝のために
(2005年【日本の息吹】9月号掲載)
http://www.rosenet.ne.jp/~nb3hoshu/YasukuniTennouSinpai.html
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[2957]Re(1):【資料】日本会議メール...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/22(土) 11:44 -

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   以下は、日本会議首都圏地方議員懇談会 のサイトより
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-425.html#more

 
富田長官の非公式「メモ」の過大評価を慎み、その政治利用に反対しよう
日本会議メールマガを転送します。ご参照いただければ幸いです。

一昨日の日本経済新聞の記事に端を発して、本日の各紙は社説で、戦犯分祀や参拝中止、国立追悼施設の建設へといった主張を展開しています。

これに対して、産経だけは、冷静に議論を進めていますので、まず、その内容を転送いたします。

日本会議としても、見解をとりまとめ、できるだけ早く皆さんに提示したいと思っています。

ポイントとしては以下のような点があります。
 
1.富田「メモ」はあくまで、非公式のご発言を富田長官が記憶に基づいてメモにしたものであって、正確な表現とは限らない。非公式の「ご発言」要旨をもって、現在の問題に波及させるべきではありません。
 
2.ご発言が非公式のものである以上、その「ご発言」をもって政治利用することは厳に慎むべきです。
 
3.富田「メモ」は、必ずしも「A級戦犯」合祀に対するご批判とは限りません。三国同盟を推進した松岡外相らへの不快感を示されたと受けとけることも可能です。

4.「戦犯合祀」後も、皇族方が参拝されている事実を重く受け止めるべきです。


--------------------------------------

幸い、安倍官房長官は、マスコミによる政治利用に乗ることなく、国立追悼施設の調査費計上を否定されてます。また、「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手議員の会」は「非公式発言」と、首相の参拝は別という認識を示したうえで、国立追悼施設の新設に反対の要望書をとりまとめました。こうした動きを積極的に支持していきたいものです。
 (引用)
昭和天皇 富田メモ 三国同盟推進の2人批判か2006年07月21日 産経新聞 東京朝刊
 
昭和天皇はA級戦犯をひとくくりにして批判していたわけではない。
 
昭和天皇の側近、木戸幸一内相の「日記」をみると、昭和天皇はA級戦犯に同情を示している。昭和天皇は終戦直後の昭和20年8月29日に「戦争責任者を連合国に引き渡すは真に苦痛にして忍び難きところ」、9月20日に「敵側のいわゆる戦争犯罪人、ことにいわゆる責任者はいずれもかつては只管忠誠を尽くしたる人々」と語ったという。
 
宮内省御用掛の寺崎英成氏が記した「昭和天皇独白録」からは、昭和天皇がA級戦犯の代表格である東条英機元首相を信頼していたこともうかがえる。昭和天皇は21年3月ごろ、「元来東条という人物は、話せばよく判る」「東条は一生懸命仕事をやるし、平素いっていることも思慮周密で中々良い処があった」などと語っている。
 
大原康男・国学院大教授は「メモが事実だったとしても、昭和天皇がA級戦犯の合祀そのものに不快感を示しているとは言えない」と指摘す
る。
 
大原氏が注目するのは、今回のメモで言及された人物が、日独伊三国同盟を推し進めた松岡洋右元外相と白鳥敏夫元駐イタリア大使の2人とみられることだ。大原氏は「昭和天皇は『独白録』でも松岡のことを一番批判している」と語る。
 
一方、「公の発言ではなく、非公式メモをA級戦犯分祀論に結びつけるのは、昭和天皇の『政治利用』になりかねない」(百地章・日大教授)との懸念も出ている。
 
靖国神社は、昭和53年、厚生省が公務死と認定して靖国側に送った「御祭神名票」に基づいてA級戦犯を合祀した。
 
昭和天皇も現天皇陛下も春秋の例大祭には勅使を派遣するなど、靖国重視の姿勢を示し続けてこられた。昭和天皇の弟宮である高松宮さま(故人)と三笠宮さまは、合祀後も参拝を続けられた。現宮司の南部利昭氏は就任に際し「天皇陛下から『靖国のこと、よろしく頼みます』と直接、言われている」(関係者)とされる。
 
靖国側は分祀について「A級戦犯の御霊だけ除くことはできないし、ありえない」との立場を堅持している。
 
政府筋は「手帳のあのページだけ紙がはり付けてあるという。メモを宮内庁で見た人はいない。本当に昭和天皇が言ったかどうかも分からな
い」と指摘しており、分祀論の高まりには戦没者の慰霊を置き去りにした政治的意図を強く感じる。(阿比留瑠比)


 【正論】ノンフィクション作家・上坂冬子 慎みたい「富田メモ」の過大評価2006年07月21日 産経新聞 東京朝刊 オピニオン面
 ■合祀・分祀問題と直接の関係なし
 ≪三国同盟には反対のお心≫ 

昭和天皇が一部のA級戦犯に好感をもっておられないらしい、といううわさはかねて聞いていた。
 
うわさの域をでなかったのが、富田朝彦元宮内庁長官のメモとして公表されたのは(7月20日付日経新聞)、それなりに意味がある。
 
正直なところ私はこのスクープを見て、あっと息をのんだ。
 
それまでのうわさでは、もともと戦争に反対だった天皇が、日本を戦争に導き、軍を退くタイミングを外して犠牲者を増大させたA級戦犯、とりわけ絞首刑になった一部の人々に、決して良い感情を抱いておられないというようなものが多かったからだ。だが、予想に反して別な名前が挙げられたのが私にはショックでさえあった。
 
富田メモには、昭和天皇のご発言として松岡洋右元外相と白鳥敏夫元駐イタリア大使の名が挙がっている。
 
松岡元外相はまだ判決の下っていない昭和21年6月27日に、白鳥元大使は終身刑を科された身で昭和24年6月3日に、どちらも巣鴨プリ
ズンで病死している。
 
いまA級戦犯をめぐる合祀(ごうし)や分祀(ぶんし)で、戦争指導者としての軍人に主眼が注がれているが、松岡元外相、白鳥元大使は文官
である。2人とも日独伊三国同盟のために活躍した人物だから、天皇がこの同盟によほど反対しておられたと判断する根拠にはなろうが、それ以上の意味づけは軽々にすべきではなかろう。
 
≪短絡的な解釈は混乱の元≫

それ以上の意味づけとして案じられるのは、この通り天皇がA級戦犯に批判的だったのだから分祀すべきだとか、分祀がだめなら追悼碑設立に
踏み切るべきだという意見が勢いづくことだ。だが、今回のメモと、昨今話題になっているA級戦犯の合祀論や分祀論とは直接的な関係はない。
 
このメモひとつを根拠にして、短絡的に、処刑されたA級戦犯を靖国神社から外せということになると、東京裁判であれほど天皇を戦犯リスト
に入れないために努力した東条英機元首相の主張とのつじつまが合わなくなる。
 
東条元首相が天皇を無罪とするために、いかに努力したかはドキュメントフィルム「東京裁判」として残っているから一目瞭然(りょうぜん)
だ。あの東条証言がなければ、天皇も戦犯として指定されかねない状況であった。
 
もし、このメモを過大評価して靖国神社からA級戦犯を分祀せよということになれば、新たな論争が起きるだろう。すなわち天皇は東条元首相
の天皇擁護論を知っていたのか、知らなかったのか、ということになり、そのことに端を発して天皇の戦争責任論が蒸し返されることも考えられる。
 
いまでさえ、処刑されたA級戦犯の中には海軍は1人もおらず、陸軍のみというのはバランスを欠くという反論があるくらいだから、当然、陸
海両軍の統帥権を握っていた天皇の責任を問わないのは法の下の公平を欠くという意見が出てきたとしても無理はない。
 
オーストラリアのウエッブ裁判長が天皇を戦犯にしたかったのに反して、アメリカは日本の戦後処理を円滑に行うために、天皇を戦犯とすれば収拾がつかなくなるのを見越してキーナン検事に外すよう指示したことから明らかなように、東京裁判はもともと裁判の名に値しない政治決着である。

 ≪釈然としない時期の問題≫ 

今回のメモを見て釈然としなかったのは、時期の問題だ。A級戦犯が合祀されたのは昭和53年である。たしかに天皇は昭和50年を最後として参拝されていないから、合祀にこだわられたという見方も分かるが、昭和44年から49年まで靖国神社の国家護持論が国会で紛糾した。この論議の過程を見て、国民のコンセンサスが得られていないところへの参拝を思いとどまられたことも考えられる。
 
富田メモに天皇のご発言が記録されていたのは、合祀後10年も経た昭和63年というのは時期がズレ過ぎていないか。
 
考えられるのは、天皇には正確な情報を網羅して直ちに伝えられていたわけではないらしいということだ。少ない判断材料に基づいてのご発言だとしたら、必要以上の拡大解釈は慎みたい。
 
天皇のご発言が身近な人の日記から公にされたのは十分に歴史的な意味があるが、時期的に首相の靖国参拝、総裁選を控えて、ともすれば過大評価しそうな雰囲気でのスクープだけに気にかかる。
 
合祀、分祀問題とは直接的な関係はないことを、ここで強調しておきたい。(かみさか ふゆこ)


 
産経180721■
【主張】富田長官メモ 首相参拝は影響されない 

昭和天皇がいわゆる“A級戦犯”の松岡洋右元外相らが靖国神社に合祀(ごうし)されたことに不快感を示したとされる富田朝彦元宮内庁長官のメモが見つかった。昭和天皇の思いが記された貴重な記録だ。
 
昭和天皇が松岡元外相を評価していなかったことは、文芸春秋発行の『昭和天皇独白録』にも記されている。富田氏のメモは、それを改めて裏付ける資料だ。メモでは、昭和天皇は松岡氏と白鳥敏夫元駐伊大使の2人の名前を挙げ、それ以外のA級戦犯の名前は書かれていない。
 
靖国神社には、巣鴨で刑死した東条英機元首相ら7人、未決拘禁中や受刑中に死亡した東郷茂徳元外相ら7人の計14人のA級戦犯がまつられている。メモだけでは、昭和天皇が14人全員のA級戦犯合祀に不快感を示していたとまでは読み取れない。
 
政界の一部で、9月の自民党総裁選に向け、A級戦犯を分祀(ぶんし)しようという動きがあるが、富田氏のメモはその分祀論の根拠にはなり得ない。
 
天皇の靖国参拝は、昭和50年11月を最後に途絶えている。その理由について、当時の三木武夫首相が公人でなく私人としての靖国参拝を強調したことから、天皇の靖国参拝も政治問題化したという見方と、その3年後の昭和53年10月にA級戦犯が合祀されたからだとする考え方の2説があった。
 
富田氏のメモは後者の説を補強する一つの資料といえるが、それは学問的な評価にとどめるべきであり、A級戦犯分祀の是非論に利用すべきではない。まして、首相の靖国参拝をめぐる是非論と安易に結びつけるようなことがあってはなるまい。
 
昭和28年8月の国会で、「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が全会一致で採択された。これを受け、政府は関係各国の同意を得
て、死刑を免れたA級戦犯やアジア各地の裁判で裁かれたBC級戦犯を釈放した。また、刑死・獄死した戦犯の遺族に年金が支給されるように
なった。
 
戦犯は旧厚生省から靖国神社へ送られる祭神名票に加えられ、これに基づき「昭和殉難者」として同神社に合祀された。この事実は重い。
 
小泉純一郎首相は富田氏のメモに左右されず、国民を代表して堂々と靖国神社に参拝してほしい。

自民有志、国立追悼施設に反対表明
 
小泉純一郎首相の靖国神社参拝を支持する自民党議員でつくる「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手議員の会」(会長・今津寛衆院議員)は20日、靖国神社とは別の新たな国立追悼施設建設に反対する見解を取りまとめた。21日に安倍晋三官房長官に申し入れる。
 
見解は「国内的にも対外的にも、国立追悼施設建設の意義を見いだすことは困難」と強調。9月の党総裁選に関し「他国の介入、干渉を招いてはならず、この時期に追悼施設を声高に論じるべきではない」と指摘した。今津氏は会合で「靖国問題は総裁選の争点の1つであり、これだけが大きく取り上げられることは不本意だ。総裁選とは別に粛々と議論されるべきだ」と述べた。
(産経07/20 18:27)

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[2963]Re(1):A級戦犯 靖国合祀・昭...
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 渡辺 E-MAIL  - 06/7/24(月) 2:50 -

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   ▼ピッポさん:
>トクダネ、ソース
>日本経済新聞2006年7月20日(木曜日)朝刊14版1面トップ記事

富田メモの内容は、すでに知られている元侍従長・徳川義寛氏の証言を裏付けるものです。メモに松岡がでてくるのも、徳川氏の証言から当然といえます。
メモの意味は徳川義寛氏の証言と突き合わせることによって明瞭になると思うのですが、ピッポさんに紹介していただいた記事を見る限り言及されていません。どうして徳川証言に触れないのか理解しかねるところです。

なお、徳川義寛氏の証言は、聞き書き・解説 岩井克己『侍従長の遺言』(朝日新聞)に収録されているもので、戦犯合祀の部分については問答有用板に投稿したものがあるので参照ください。
http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=6914&range=1
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[2964]Re(2):A級戦犯 靖国合祀・昭...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/24(月) 12:58 -

引用なし
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   ▼渡辺さん:
>メモの意味は徳川義寛氏の証言と突き合わせることによって明瞭になると思うのですが、ピッポさんに紹介していただいた記事を見る限り言及されていません。どうして徳川証言に触れないのか理解しかねるところです。

日本経済新聞社が考証家として誰に頼ったか、と関係が有るのでしょうか?


>なお、徳川義寛氏の証言は、聞き書き・解説 岩井克己『侍従長の遺言』(朝日新聞)に収録されているもので、戦犯合祀の部分については問答有用板に投稿したものがあるので参照ください。
>http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=6914&range=1
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[2966]靖国問題の論点
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 とほほ E-MAIL  - 06/7/24(月) 18:36 -

引用なし
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   >ご存知かもしれませんが、A級・B級・C級というのは、罪の重さではなく
>犯した犯罪のグループですので、「超A級」という言い方は誤解を招くかと
>思います。おっしゃりたいことはよくわかります。

そうです、そうです、私も最近どっかで同じことを指摘したことがあります、が、しかし実は最近までは私の認識も「罪の重さ的」に捕らえていました(^^;
ですから学者の先生方は「こんなことはわざわざ書かなくても判っていることだろう」とパスしないで書いたほうが良いと思います(^^;(^^;
私がこれをきちんと認識できたのは前田朗さんの「戦争犯罪論」を読む機会に恵まれたからです。

でも、「罪の重さ的」な認識は日本では結構普及していると思います。マスコミがその辺を避けて報道していると思います。しかもこの認識は全く根拠のないことではないと言うことです。GHQの高官が日本の新聞でそのように説明したことがあるそうです。しかしこのGHQ高官の見解は誤りであることははっきりしてます。問題はそう認識している日本人が少なからずいると言うことです。

私がこの件で憂慮するのは「A級戦犯の分祀」が実現したら靖国参拝OKと言う雰囲気が醸造されはしないかと言うことです。私が参拝に反対するのはA級戦犯が合祀されているからではないです。靖国と言う考え方、国家神道と言う考え方、「国家のための殉教者」と言う考え方そのものに反対しているのです。無宗教追悼施設にしてもこの考え方が排斥されていない限りネオ靖国の新設に過ぎないと考えてます。

B級もC級も重要な戦争犯罪です。実際A級で死刑判決を受けたものはB級犯罪も犯しているから死刑なのです。しかも唯一日本でC級(人道に対する罪)で裁かれた花岡事件はついに教科書から姿を消しました。あまりマスコミのインチキ論点に引きづられて議論することも危険だと思います。
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[2968]Re(2):【資料】日本会議メール...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/24(月) 20:07 -

引用なし
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   以下も、日本会議首都圏地方議員懇談会 のサイトより
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-425.html

  2006年07月22日
 富田元長官「メモ」の一部しか報道しなかった日経
国民運動通信151号を転送します。富田元長官「メモ」に関する日本会議の見解です。


「戦犯」合祀に対する昭和天皇のご発言に関する宮内庁の富田元長官「メモ」について−安易な「A級戦犯分祀」論に反対する

●非公式「メモ」の政治利用は許されない

 7月20日朝、日本経済新聞の朝刊が一面トップで「A級戦犯 靖国合祀 昭和天皇が不快感」とする記事を掲載しました。昭和63年、昭和天皇がいわゆるA級戦犯合祀に不快感を抱かれ、「だから私あれ以来、参拝していない。それが私の心だ」と語っていた、とする「メモ」を、当時の宮内庁長官の富田朝彦氏が残していたというのです。

 まず問題にしなければならないことは、宮内庁長官という重職にあった方がなぜこのような非公式の「メモ」を手帳に貼り付けたまま放置していたのか、ということです。皇室をお守りすることが宮内庁長官の役割であるはずなのに、逆に側近として立場上知りえた「プライベートに漏らされたお言葉」をメモに記録し、その死後、これが公開されるというのでは、誰が皇室をお守りするのでしょうか。


 また、21日付各紙は、首相の参拝や分祀、国立追悼施設建設と結びつけて社説を書いていますが、 「宮内庁の元長官の非公式メモ」を、「A級戦犯分祀論に結びつけるのは、昭和天皇の『政治利用』になりかねない」(百地章・日大教授)と思います。

●昭和天皇は「我国にとりては功労者なり」とご発言

 「メモ」の内容についても、富田元長官が書き留めたものと言われていますので、重要なご発言を書き漏らしている可能性もあり、慎重に検討
すべきです。

 まず「戦犯」合祀に関しては、『木戸幸一日記』によると、昭和天皇が「戦争責任者を連合国に引渡すは真に苦痛にして忍び難きところなるが、自分が一人引受けて退位でもして納める訳には行かないだろうか」(昭和20年8月29日)、

「(A級戦犯は)米国より見れば犯罪人ならんも我国にとりては功労者なり」(12月10日)と発言されている事実や、昭和20年9月11日の閣議で「戦犯」の裁判は日本の手ですることをGHQに要求することを決定したことに対して昭和天皇が「昨日まで朕の信頼した臣僚を朕の名において処刑することはできない」と異議を出されたことを踏まえて慎重に検討すべきです。

 また、合祀後も、引き続き昭和天皇からは勅使を戴いている事実や、昭和天皇の弟宮である高松宮同妃両殿下と三笠宮同妃両殿下、そして常陸
宮同妃両殿下、寛仁親王同妃両殿下がたびたび御参拝になっているという「事実」を、私共は重く受け止めるべきです。

●「官民一体」「宮中への報告」を通じて合祀は行われた

 更に「メモ」を受けて、松平永芳宮司が当時、昭和天皇のご意向を無視して勝手に「A級戦犯」を合祀したかのように批判されていますが、事
実は異なります。

 そもそもどなたを合祀するのか、その対象名簿は、遺族援護法等に基づいて政府が決定してきました。つまり政府は遺族援護法等の対象となる
戦没者の名簿を「祭神名票」という形で靖国神社に送付してきたのです。

 「名簿」を受け取った靖国神社は、合祀される方のお名前を記した「霊璽簿(れいじぼ)」と「上奏簿(じょうそうぼ)」を作成します。そし
て「上奏簿」の方を宮中にお届けした後に、合祀を行ってきたのです。合祀は例大祭の前に行われ、合祀後の例大祭には必ず勅使を戴いてきてい
ます。

 「A級戦犯」も、このように政府の判断に基づき、宮中にも事前報告した上で合祀されたのであって、松平宮司が勝手に合祀したという批判は当りません。(了)
  
ところで、徳川義寛元侍従長(昭和60年10月1日〜昭和62年4月13日)は「侍従長の遺言−昭和天皇との50年」(平成9年)を出版しています。

その中の、第13章「靖国神社」で、次のように語っています。「私は、東条さんら軍人で死刑になった人はともかく、松岡洋右さんのように、軍人でもなく、死刑にもならなかった人も合祀するのはおかしい」と語られています。

富田元侍従長の「メモ」の内容と類似します。

あるプログで昭和天皇のご発言という触れ込みだったメモが、実は藤尾元文相のものだったと証言する内容が掲載されています。
下記の掲示板の写真をご参照下さい。

http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1715328

「藤尾(文相)の発言」という言葉が、新聞等で引用された文章のすぐ上にあり、意図的にこの言葉を隠して報道したとしか考えられません。

ただ、あの発言は藤尾氏と思われますが、昭和62年に侍従長を退官した徳川侍従長が富田氏に語ったことばをまとめたものだと思われます。

日経新聞は例のメモを公開しないと言っているそうですが、あの富田メモを正当に検証しなければ真実ははっきりしません。

あのメモを「第一級」と語った、秦郁彦氏は21日(翌日)の産経新聞には、この議論は凍結すべきと語っています。どうしてここまでトーンダウンしたのでしょうか。

日経新聞は富田元宮内庁長官メモを公開すべきです。

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[2969]Re(3):産経21日朝刊 一方でデ...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/24(月) 21:56 -

引用なし
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   朝刊 東京版から
http://www.sankei.co.jp/news/060721/morning/21pol001.htm

 
平成18(2006)年7月21日[金]
故富田氏「日記」 大戦、教科書にも言及 昭和天皇の思いつづる
 
 昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)について話されたとするメモのほかに、富田朝彦元宮内庁長官(故人)が書き残していた日記には、先の大戦や教科書問題などについて昭和天皇が気にかけられていた様子が記されている。

 昭和57年8月30日付の富田元長官の日記には、「陛下と約九〇分。教科書問題に関連して韓国や中国へのお気持ちを大正末期、昭和の事実を踏まえてお話くださる」。また、61年7月23日付には「この処、靖国のこと、教科書問題と、お召し言上しきりである」、8月31日付には「国際連盟脱退時のこと、開戦前後のことなどいろいろとお話をいただいた」と書かれていた。

 戦後、戦争責任や靖国神社への閣僚の発言が相次いだころの政治家への昭和天皇の人物評価もあった。

 昭和60年の大みそかには「中曽根(康弘元首相)の内奏については、『私が後藤田(正晴元官房長官)はなかなかの人物で立派な人物のようだが、田中とはどうなっているのかと質問したのだよ』と眼を細めて仰せになる。中曽根は『後藤田は中立です。田中は今や三つに分かれて』と説明し、(中略)『中曽根も大部内外の情勢につき、適切な心配りができるようになった。成長したと思うね』と仰せられる」とあった。

 このほか、昭和54年1月14日付では、「陛下のお風邪ご本復のご様子をお慶び申し上げると、『長官はどう』と仰せになる。陛下は『長官の公邸は古くてとても寒いそうだね…(中略)…修繕もしたと思うが…(中略)』。じーんとするものがこみあげてきた」と書かれるなど昭和天皇と元長官の心の通い合いがうかがえる記述もあった。

                   ◇

≪識者談話≫

 ■観念論になる/陛下と国民が判断/扱い慎重に

 ▼昭和史に詳しい秦郁彦・元千葉大教授(日本現代史)の話「日記とメモのコピーを見たが、信頼性は高い。昭和天皇がA級戦犯合祀に反対されていた『内意』は側近だった徳川義寛元侍従長の証言などで定説になりかけていたが、今回のものはそれを裏付ける史料だ。しかし、問題はどんな波及効果を及ぼすかで、どう議論してみても、最終的な判断が靖国神社にある限り観念論になってしまう。この問題はしばらく論議を凍結してはどうか」

 ▼新田均・皇学館大教授(神道学)の話「事実とすれば、激動の時代を目撃してこられた昭和天皇の昭和63年時点の思いとして重く受け止めたい。特に松岡洋右元外相らへの厳しいご認識が伝わってくる。だからといっていわゆる『A級戦犯』を分祀しなければいけないとか首相が参拝してはいけないという結論にはならない。これからのことは、今上陛下と平成の国民が今の時点で主体的に考えて国家意思を決めるべきだ」

 ▼富田朝彦氏の後任として宮内庁長官を務めた藤森昭一氏の話「天皇陛下の私的なご発言であっても内容が重要であれば、個人の判断としてメモに残すことはあり得ると思う。それ自体は悪いことではないが、外に出すという点については、おのずと慎重にならざるを得ない。富田さんが亡くなった今では分からないが、今回のメモも公表するつもりで書き残したのではなく、個人的なものだったはず。内容に対するコメントは皇室に仕えた者として難しいが、富田さんが事実にないことを書くような人でなかったことは確かだ」


※ピッポ註
日経新聞は紙面では富田メモの詳細を21日には特集で、21日からは連載で報じている。しかし、WEB版ではそれらの記事を公開していない。産経が他社のソースでありながら詳しく報じるのは、そうした紙面とWEBとのギャップを埋めながら、WEB参加者に対して情報の意味付けに自社風バイアスをかけるためと思われる。

いっぽう日経新聞がWEBで記事の出し惜しみをしている結果、次のようなデマがWEBの中で横行している。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/07/post_2401.html
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1715328
デマ形成プロセスをみる思い。

こうしたデマを「日本会議」も増幅している。
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-426.html
70 hits

[2970]Re(3):【資料】日本会議メール...
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 渡辺 E-MAIL  - 06/7/24(月) 22:05 -

引用なし
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   ▼ピッポさん:
>以下も、日本会議首都圏地方議員懇談会 のサイトより
>http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-425.html

>あるプログで昭和天皇のご発言という触れ込みだったメモが、実は藤尾元文相のものだったと証言する内容が掲載されています。
>下記の掲示板の写真をご参照下さい。
>
>http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1715328
>
>「藤尾(文相)の発言」という言葉が、新聞等で引用された文章のすぐ上にあり、意図的にこの言葉を隠して報道したとしか考えられません。

彼らの思考回路が分からん(^^;
自分で自分を「藤尾」と言うか...
「松岡、白取」「筑波」と苗字で呼び捨てにしたり、宮司の心境を云々できるのは誰か考えればわかるようなもんだが...もっとも、このメモは4と番号がふってあるので前後関係から天皇の発言と断定して発表したんだろうね。
68 hits

[2971]Re(4):彼らの思考回路が分から...
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 ピッポ E-MAIL  - 06/7/24(月) 23:40 -

引用なし
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   ▼渡辺さん:
>彼らの思考回路が分からん(^^;
>自分で自分を「藤尾」と言うか...

渡辺さんは真面目ですね。
真面目な方では当然、
>彼らの思考回路が分からん(^^;
となるでしょう(笑)。

「日本会議」という組織は、2chなどでのDQNなアイデアも決して無視しません。それがミエミエのDQNであったとしてもです。2chネラーの間で人気のあるデマは積極的に取り込むのです。彼らは、渡辺さんのように真実を究めることに、メリットを本質的に感じていません。逆に、真実を危(殺)めれば危(殺)めるほど、歴史と政治に宗教的な想念を持ち込み易くなるからです。

荒唐無稽なことをいろいろと並び立てて元の資料の信頼性を貶めるやり方は、東中野先生も「日本会議」書記局?もきっと同じでしょう。

なお「日本会議」の中枢に直結する宗教団体が、2chを初めとするWEBを組織的にコントロールしているということは、どうやらホントのように私は感じます(それほど大人数ではなくてもコントロール可能)。

WEB論争の先賢たちはいかがお感じでしょうか?
71 hits

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