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この掲示板の皆さんは栗原証言については毎日新聞の福永平和氏と朝日ジャーナルの本多勝一氏の記事以外は捏造記事であることは承知していると思います。
父の所蔵していた本の「間違いだらけの新聞報道」に板倉由明氏の捏造記事が掲載されていましたので肝心のところだけ論評しておきます。 注文カードが付いたままですので板倉氏から贈呈されたものだと思われます。
”三、板倉−本多改鼠論争
(A)毎日新聞の栗原スケッチ記事
昭和59年8月7日の毎日新聞に「元陸軍伍長、スケッチで証言」と題して、会津若松連隊に南京戦に参加した栗原利一氏の証言が、当時のスケッチとともに「南京大虐殺」の証拠として掲載された。 証言のきっかけは、その半月ほど前の7月22日、毎日新聞は《南京大虐殺、中国側が”立証”》と題して、中国側公式資料(日本訳『証言・南京大虐殺』青木書店)を大きく紹介し、犠牲者30余万人と見出しをたてている。栗原氏はこの記事に反発して、南京であったことを正確に伝えてもらうために毎日新聞社会部の福永平和記者に、スケッチを示して実情を説明した。 しかし、栗原氏の意図に反し、記事は「大虐殺の証明」として扱われてしまった。 私はすぐに栗原氏と連絡をとって真意を確かめたが、残念なのは、記事に幻惑されて栗原氏に匿名の非難や手紙が殺到したことであった。 9月27日の『毎日』「記者の目」で福永記者がこれをとりあげて「勇気ある当事者証言/匿名の中傷、卑劣だ/反論堂々と姿現して」と批判している。 ただ、さすがに気が咎めたものか、栗原氏の真意《30万、40万なんて数ではない。どんなに多くても10万以下だ。中国側の証拠や資料をうのみにするわけにはいかない。日本側も、やったことははっきり認めなくてはいけない》と遅まきながら載っている。”
「私はすぐに栗原氏と連絡をとって真意を確かめた」は当然、真っ赤なウソですね。 ここでなぜ板倉氏が「すぐに」などとしてもいなことを言っているかは後ほどの大嘘で分かります。 板倉氏によれば毎日新聞の次は自分だったといいたいようです。 核心タイムテーブルでの貴方の出番はずっと後ですから。 残念!
「匿名の非難の電話や手紙が殺到した」のは事実です。 「10通くらいの手紙が来た」などと冗談をおっしゃった畠中氏よりかは正確です。 家では私が郵便箱から新聞や郵便物を取るのが日課ですが毎日、ドサドサと来ていましたよ。
「遅まきながら載っている」は既に朝日ジャーナルに同様に記事が掲載された後ですから別にこの時点では目新しいことではありません。
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