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こういう選挙は統一候補を立てていかないと勝てないことは各政党や反石原候補は十分承知していると思うのです。ですから統一候補を立てる、という点では皆異存は無いと思うのですね。
日本の頑強な保守基盤の上ではこの戦術はやはり重要です。 問題はだれが候補者になるのか? と言う話し合いが平行線を辿ることは当たり前で、そこを安易に妥協したりするとそれこそ政党の存在意義にも関わりますし各政党支持者の反発も買うと思うのです。
そこで各政党・無所属候補陣営が統一候補者はまず白紙の状態で会合を持ち各政党の共同案として公約や政策マニュアルを作成するのです、今回の場合は選挙の争点に石原批判を加えることも重要だと思います。この会合は民主党が一番強いから民主党の案が優先される、と言う「数の論理」は通用しないと思う、民主党がそれをやったら絶対に統一候補は生まれないからだ。
そしてその内容が決定したら、それを、当選後に実行するには誰が一番適任か? と言う観点から各政党や無所属候補が議論して統一候補を決めていく、と言う方法が一番民主的だと思う。 経験を積み重ねることでこの戦術も練れてきてより良い共闘手法を確立していくことは重要だと思います。
統一候補でなくては勝てない、だからお前が降りろいや降りるのはお前だ、と言う手法では統一は無理だと思うな。 これが共闘の本来あるべき姿では?
何が何でも統一だ、だから反石原の一点だけで共闘すべき、なんてのはそんなものは共闘でもなんでもないと思う(^^ゞ
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