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[3084]ヒロヒトは人非人である 福田恒存撲滅会会長 06/8/7(月) 15:09
[3087]Re(1):ヒロヒトは人非人である とほほ 06/8/7(月) 21:50
[3088]Re(1):ヒロヒトは人非人である タラリ 06/8/7(月) 22:09
[3091]Re(2):ヒロヒトは人非人である コボ朗 06/8/8(火) 1:26
[3093]Re(3):ヒロヒトは人非人である 熊猫 06/8/8(火) 8:28
[3094]Re(4):ヒロヒトは人非人である eichelberger_1999 06/8/8(火) 12:21
[3103]Re(5):ヒロヒトは人非人である 熊猫 06/8/9(水) 8:18
[3108]Re(6):ヒロヒトは人非人である eichelberger_1999 06/8/9(水) 16:48
[3095]Re(1):ヒロヒトは人非人である eichelberger_1999 06/8/8(火) 12:53
[3096]Re(2):ヒロヒトは人非人である とほほ 06/8/8(火) 14:10
[3097]靖国前宮司のインタビュー とほほ 06/8/8(火) 14:40
[3099]Re(3):ヒロヒトは人非人である eichelberger_1999 06/8/8(火) 18:10
[3100]Re(4):ヒロヒトは人非人である 福田恒存撲滅会会長 06/8/8(火) 22:11
[3101]Re(5):ヒロヒトは人非人である 福田恒存撲滅会会長 06/8/8(火) 22:17
[3102]かな使い とほほ 06/8/9(水) 4:46
[3239]Re(1):かな使い 佐藤 俊 06/9/19(火) 0:58
[3280]Re(2):かな使い 会長 06/9/29(金) 14:14
[3283]Re(3):かな使い 佐藤 俊 06/9/29(金) 17:19
[3284]Re(4):かな使い とほほ 06/9/29(金) 17:32
[3286]Re(5):かな使い 佐藤 俊 06/9/29(金) 18:24
[3287]Re(6):かな使い とほほ 06/9/29(金) 18:40
[3288]Re(7):かな使い 佐藤 俊 06/9/29(金) 19:59
[3295]Re(8):かな使い とほほ 06/9/30(土) 0:06
[3395]Re(9):かな使い 佐藤 俊 06/10/15(日) 21:03
[3396]Re(9):かな使い 佐藤 俊 06/10/15(日) 21:08
[3413]Re(10):かな使い 会長 06/10/16(月) 14:53
[3414]Re(11):かな使い 会長 06/10/16(月) 20:31
[3437]Re(11):かな使い 佐藤 俊 06/10/19(木) 23:16
[3438]Re(12):かな使い 会長 06/10/20(金) 8:16
[3443]Re(13):かな使い 佐藤 俊 06/10/20(金) 21:25
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[3447]Re(15):かな使い 佐藤 俊 06/10/20(金) 23:58
[3457]Re(16):かな使い 会長 06/10/21(土) 16:07
[3472]Re(17):かな使い 佐藤 俊 06/10/22(日) 23:22
[3456]Re(14):かな使い 会長 06/10/21(土) 15:48
[3473]Re(15):かな使い 佐藤 俊 06/10/22(日) 23:28
[3478]Re(16):かな使い とほほ 06/10/23(月) 4:50
[3479]Re(17):かな使い 会長 06/10/23(月) 10:05
[3480]Re(18):かな使い 会長 06/10/23(月) 10:07
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[3404]Re(10):かな使い タラリ 06/10/16(月) 0:16
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[3109]Re(5):ヒロヒトは人非人である eichelberger_1999 06/8/9(水) 17:07
[3115]Re(6):ヒロヒトは人非人である コボ朗 06/8/10(木) 0:56
[3138]Re(7):ヒロヒトは人非人である とほほ 06/8/11(金) 12:01
[3116]Re(3):ヒロヒトは人非人である 勝山晋介 06/8/10(木) 2:12
[3121]Re(4):ヒロヒトは人非人である とほほ 06/8/10(木) 5:43
[3125]Re(5):ヒロヒトは人非人である 勝山晋介 06/8/10(木) 9:47
[3143]天皇の戦争責任について コボ朗 06/8/12(土) 11:27
[3166]Re(1):天皇の戦争責任について とほほ 06/8/22(火) 2:05
[3450]遅レス失礼。 コボ朗 06/10/21(土) 6:15
[3463]Re(1):遅レス失礼。 とほほ 06/10/22(日) 6:33
[3534]Re(2):遅レス失礼。 コボ朗 06/10/25(水) 18:04

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[3084]ヒロヒトは人非人である
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 福田恒存撲滅会会長 E-MAIL  - 06/8/7(月) 15:09 -

引用なし
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   富田メモより
>私(昭和天皇ヒロヒト)は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と 松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ

 ヒロヒトはなんという人非人だろう。松岡、白鳥、狂言自殺実行者東条英機を初めとするA級戦犯共が、自らの命を懸けてヒロヒトに戦争責任なしと証言したために、東京裁判の被告人にされず命が助かったというのに、A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにしたとは、言うに 事欠いてなんということだ。昭和天皇ヒロヒトこそまさに人間の屑、ヒトデナシである。
352 hits

[3087]Re(1):ヒロヒトは人非人である
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/7(月) 21:50 -

引用なし
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   ▼福田恒存撲滅会会長さん:
> ヒロヒトはなんという人非人だろう。松岡、白鳥、狂言自殺実行者東条英機を初めとするA級戦犯共が、自らの命を懸けてヒロヒトに戦争責任なしと証言したために、東京裁判の被告人にされず命が助かったというのに、

私もその通りだと思います。
首相に靖国に行かせない根拠としてメモを利用するのは間違ってます。昭和天皇の戦争責任をきちんと追及できなくなってしまう恐れがあります。
317 hits

[3088]Re(1):ヒロヒトは人非人である
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 タラリ E-MAIL  - 06/8/7(月) 22:09 -

引用なし
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   ▼福田恒存撲滅会会長さん:
>富田メモより

> ヒロヒトはなんという人非人だろう。松岡、白鳥、狂言自殺実行者東条英機を初めとするA級戦犯共が、自らの命を懸けてヒロヒトに戦争責任なしと証言したために、東京裁判の被告人にされず命が助かったというのに、A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにしたとは、言うに 事欠いてなんということだ。昭和天皇ヒロヒトこそまさに人間の屑、ヒトデナシである。

裕仁氏が恩知らずだという趣旨の発言ですが、天皇を戦争犯罪に問わないというのはこれはアメリカ側の裁判開始当初の意向で戦犯の発言は関係ないでしょう。

それり、それまで天皇が靖国神社にそれまでは参拝し続けたというのは天皇が、我がために死んだ戦死者をよくやったと顕彰するための行為です。

天皇はあからさまな政治に関与する発言、すなわち天皇の政治的利用ではなく、文化的な行為によってよりよく政治的な行動を示すように思います。
松平の戦犯合祀は天皇の靖国参拝を妨げたという一点ではよいことではなかったかと思います。分祀して天皇も「こころおきなく」参拝するのが望ましい、というのが最悪な解決です。
179 hits

[3091]Re(2):ヒロヒトは人非人である
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 コボ朗 E-MAIL  - 06/8/8(火) 1:26 -

引用なし
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   戦前の天皇は神様なんだから「人でない」のは当たり前。
天皇が責任認めちゃったら、それこそ戦犯の死が無駄死にでしょ。
戦犯(の多く)が天皇の責任を庇って死んだからこそ、
その意思を尊重しない宮司を叱ったんだよ。
判ってねぇなぁ。
181 hits

[3093]Re(3):ヒロヒトは人非人である
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 熊猫 E-MAIL  - 06/8/8(火) 8:28 -

引用なし
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   ▼コボ朗さん:
>戦前の天皇は神様なんだから「人でない」のは当たり前。
>天皇が責任認めちゃったら、それこそ戦犯の死が無駄死にでしょ。
>戦犯(の多く)が天皇の責任を庇って死んだからこそ、
>その意思を尊重しない宮司を叱ったんだよ。
>判ってねぇなぁ。

 極東軍事裁判において裕仁は訴追されておりません。訴追されていない者を庇う必要はありません、「天皇の責任を庇って死んだ」というエビデンスは何でしょうか?
 起訴されていない者を庇うのは無意味であり、そのような権限が戦犯たちにあったとは思えません。
 連合国の前に無力な存在であった戦犯たちが天皇の責任を庇ったのであれば、東京裁判とは敗者の思いのままにできた骨抜き裁判という見解でしょうか?

 オーストラリアなどは、天皇を起訴しようとしていましギャラップ世論調査でも天皇の処罰を求める意向が80%ありましたが、アメリカの意図はマッカーサーがアイゼンハワーに宛てた電報に要約されるのではないでしょうか。
天皇を告発するならば、日本国民の間に必ずや大騒乱を引き起こし、その影響はどれほど過大視しても、し過ぎることはないだろう。(中略)最小限に見ても、おそらく一〇〇万の軍隊が必要となり、無期限にこれを維持しなければならないであろう。
 マッカーサーが天皇の責任を庇ったというのであれば、理解できなくもありませんがコボ朗さんの主張の根拠が理解できません。
170 hits

[3094]Re(4):ヒロヒトは人非人である
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 eichelberger_1999 E-MAIL  - 06/8/8(火) 12:21 -

引用なし
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   ▼熊猫さん:

> 極東軍事裁判において裕仁は訴追されておりません。訴追されていない者を庇う必要はありません、「天皇の責任を庇って死んだ」というエビデンスは何でしょうか?

 一般的に言って、法廷で無罪を主張する被告が、起訴されてない第3者をあげて、彼こそ真犯人であるとして、起訴の不当性を訴えることは、法廷戦術として十分ありうることだと思います。それを前提にすれば、極東軍事裁判では、被告はその戦術をとらなかったのだとすれば、「訴追されていない者を庇」ったことになるのではありませんか。
 
 お求めのエビデンスとしては、よく知られているのは以下の例です(吉田裕『昭和天皇の終戦史』p.114より引用)。すこし長いですが、吉田氏の本から引用します。

「四七年一二月三一日の東京裁判の法廷で、東条英機被告は、「日本国の国民が、陛下の御意思に反してかれこれするということはあり得ぬことであります。いわんや、日本の高官においてをや」と証言した。東条は自分の証言の政治的含意についてあまりに無自覚だったが、ウィリアム・ウェッブ裁判長は、この証言の重要性についてすぐに法廷の注意をうながした。なぜなら、この東条の論法でいけば、太平洋戦争の開戦は天皇の意思だったということになるからである。
 すでに天皇の免責を決めていたキーナン主席検察官は、この証言のもつ危険性に気づいてすぐに行動をおこした。キーナンは田中隆吉を通じて松平康昌に働きかけ、松平は拘禁中の木戸幸一を訪ねて東条への説得を依頼した。この結果、翌四八年一月六日の法廷で東条は、「それは私の国民としての感情を申し上げておったのです。責任問題とは別です。天皇の御責任とは別の問題」と述べて、前回の証言を事実上撤回したのである。
 田中隆吉の息子で、田中の秘書的な役割を果たしていた田中稔によれば、この東条工作のあとで、田中は松平に招待され、その場で非公式に、「今回のことは結構であった」という天皇の「お言葉」を伝えられるとともに、「御下賜品」として、「ジョニーウォーカー、レッドラベルのウィスキー一本」をもらっている」

 東条には昭和天皇を真犯人として指弾するつもりはなかったのでしょうが、しかし、昭和天皇の責任にふれる発言をした場合には、昭和天皇を庇うために、判事、検察、宮中そうがかりで、東条に対して因果を含める説得工作がおこなわれたわけです。
170 hits

[3095]Re(1):ヒロヒトは人非人である
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 eichelberger_1999 E-MAIL  - 06/8/8(火) 12:53 -

引用なし
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   ▼福田恒存撲滅会会長さん:

> ヒロヒトはなんという人非人だろう。松岡、白鳥、狂言自殺実行者東条英機を初めとするA級戦犯共が、自らの命を懸けてヒロヒトに戦争責任なしと証言したために、東京裁判の被告人にされず命が助かったというのに、A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにしたとは、言うに 事欠いてなんということだ。昭和天皇ヒロヒトこそまさに人間の屑、ヒトデナシである。

 気持ちはわかりますが、この論法でいけば、昭和天皇はA級戦犯合祀後も、あるいはA級戦犯が合祀されたからこそ、靖国神社に参拝し、自分の代わりに犠牲になった被告たちの慰霊につとめるべきだったのであり、そうするのが人としての当然のつとめであったということになりますね。

 昭和天皇が退位してすでに一私人となっておれば、それもよいかもしれませんが、天皇位にある人物が、A級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝することの、政治的意味の大きさを考えると、私は、昭和天皇の判断は賢明であったと思います。

 1985年の中曽根総理大臣の靖国参拝がどれほどの反響を国際的にひきおこしたか、思い出してください。昭和天皇がA級戦犯合祀の靖国神社に親拝すれば、その時点での日本の国際的立場がどれほどまずくなったか、おわかりになると思います。昭和天皇はなかなかの政治家ですから、そういうことはよくわかっていたはずです。

 富田メモに示されているのは、昭和天皇の戦後の戦争観です。その戦争観は昭和天皇一人のものではなくて、占領期から宮澤政権までの日本の保守派の有力部分(別のメッセージで紹介した吉田裕さんの言葉によれば「穏健派」であり、保守本流の吉田茂路線といってもよいかもしれません)に共有されていたものです。
 この保守派は、ここ十数年の間にやせ細ってしまって、ほとんど死滅しかかっているといってよいかもしれません。それが、突然、今はなき昭和天皇の声となってあらわれたので、世の耳目を驚かし、90年代になって台頭してきた新保守派にとまどいを与えたのです。

 「穏健派」の戦争観は、
1.大東亜戦争は軍部の暴走によってひきおこされたものであって、自分たちはそれに対して責任はない。
2.その意味で、大東亜戦争肯定論に対しては否定的。
3.東京裁判の判決に対しては受容的。

 いっぽう、ここ十年の新保守派は、ご存知のように、
1.大東亜戦争肯定論
2.東京裁判そのものを否定
ですので、戦争観があいいれない関係にあります。そして、A級戦犯合祀を強行した松平宮司の戦争観は、こちらであり、その戦争観にもとづいておこなわれたのが、A級戦犯合祀にほかなりません。

 昭和天皇は戦前の大元帥から戦後の象徴天皇に変身しましたが(戦争責任を免責され、在位するためには、これは避けられない変身です)、それを可能にしたのは上記のような戦争観でした。
 ですから、この戦争観を否定することは、昭和天皇にとって、戦後の自分の存在そのものを否定することにつながりますから、「あれ以来参拝していない それが私の心だ」というのも、当然のことのように思われます。
157 hits

[3096]Re(2):ヒロヒトは人非人である
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/8(火) 14:10 -

引用なし
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   ▼eichelberger_1999さん:
> 気持ちはわかりますが、この論法でいけば、昭和天皇はA級戦犯合祀後も、あるいはA級戦犯が合祀されたからこそ、靖国神社に参拝し、自分の代わりに犠牲になった被告たちの慰霊につとめるべきだったのであり、そうするのが人としての当然のつとめであったということになりますね。

いや、そうは言っていませんでしょ。
天皇がその政治的立場から靖国参拝をしないことは全く賛同すべきことでもし参拝しておれば私も大反対すると思います。が、それは合祀云々をのぞきです。

> ですから、この戦争観を否定することは、昭和天皇にとって、戦後の自分の存在そのものを否定することにつながりますから、「あれ以来参拝していない それが私の心だ」というのも、当然のことのように思われます。

それは天皇の戦争観ではなく、戦争責任問題をそういう形で終わらせたいとする意志にしか過ぎません。ましてや今回のメモは公言したものを記録したわけではないのですから、、、。天皇が人としてあるべき姿は己の戦争責任を自覚し、己が殺した全員に対して喪に服することです、が、それは靖国に参拝することではありません。彼の心の中だけの問題でも良いのです。しかし、側近に内輪の話としてそういうことを言うのは私も昭和天皇は卑怯だと思います。

私は以前にも書いたのですが靖国問題を政教分離であるとかA級戦犯合祀であるとかの論点で議論するのは危険だと考えてます。靖国と言うものの持っている精神やシステムそのものを批判していかないことには、他の追悼施設を新設したところでネオ靖国にすぎない、と言うことは何度か主張してきました。案の定アホの麻生が靖国を宗教法人からはずして宗教ではないことにしよう、と言うことを思いつきました。宗教ではないとすれば政教分離批判で靖国参拝を批判することが出来なくなるわけです。

私は靖国や天皇の戦争責任は事実に基づいてきちんと批判していくべきだと思います、今回の天皇メモに対する批判はそういうことです。形式上の政治的立場が云々、などと言う批判をしているから日本は戦争責任問題をきちんと解決できないのだと思います。
160 hits

[3097]靖国前宮司のインタビュー
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/8(火) 14:40 -

引用なし
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   ▼とほほ:
>私は靖国や天皇の戦争責任は事実に基づいてきちんと批判していくべきだと思います、今回の天皇メモに対する批判はそういうことです。形式上の政治的立場が云々、などと言う批判をしているから日本は戦争責任問題をきちんと解決できないのだと思います。

靖国の湯澤貞前宮司のインタビューが報道されてます。
http://news.tbs.co.jp/20060807/newseye/tbs_newseye3352240.html より転載します。私は方向としては湯澤貞前宮司の考え方に同調します、が、まだまだ靖国がやらねばならないことは前宮司の言う程度のことでは済まされません、もっともっと徹底した自己批判が必要であり、靖国そのものに対する批判をして、その上で自己批判したのだからOKだろう、などと言う打算も棄てるべきです。靖国を許すかどうかはあくまで靖国の被害者達の決めることです。
靖国前宮司、問題解決に「柔軟路線」も

 靖国神社の「前の最高責任者」が初めてカメラの前で明言しました。いわゆる「A級戦犯」の分祀は不可能だとしながらも、各方面から批判があがる靖国神社の博物館、遊就館の展示内容を将来的に修正することもあり得ると、JNNのインタビューで答えました。

 「大東亜戦争は『きれいな戦争』だったというだけでなく、若い人にも希望を持たせるような発信ができないかということもありますし、それから外国にも理解をしてもらうことができれば」(湯澤 貞 前宮司)

 湯澤 貞さん(77)は、一昨年まで靖国神社の最高責任者である宮司を務め、小泉総理の参拝も4回にわたり見届けてきました。

 「次の総裁になった方も是非お参りして頂きたいと思っています」(湯澤 貞 前宮司)

 靖国神社は1869年、東京招魂社として創建され、明治維新以来246万人あまりの戦没者が神として祀られています。

 戦前は陸海軍の直轄で、多くの若者が「靖国で会おう」を合言葉に戦場に散っていきました。戦後、一宗教法人として独立しますが、かつては日本の軍国主義を支えた精神的支柱でもありました。

 「『A級戦犯』に限らず、一度合祀した方々を除くことはできない」(湯澤 貞 前宮司)

 湯澤前宮司は、いわゆるA級戦犯分祀論について従来の見解を繰り返すものの、今後の神社のあり方については内部でも様々な議論を重ねていると強調しました。

 「(今後は)戦争に関係の無い方々が参拝する。本当に参拝者が胸を開いてお参りしてくださるようなことを」(湯澤 貞 前宮司)

 先の大戦は自存自衛のためのやむを得ない戦争だったと主張する遊就館。境内に併設されたこの博物館に靖国神社の歴史観は顕著に表れています。

 「『慰霊』と『顕彰』、『顕彰』の部分では多少の誇張も。日本の兵隊さんはこれだけ頑張ったと」(湯澤 貞 前宮司)

 しかし、湯澤氏は展示内容については、設置過程で異論があったと明かした上で、将来的には修正もあり得ると明言しました。

 「専門家の中には(展示の仕方が)行き過ぎという意見も。多少の展示の変更はあり得る」(湯澤 貞 前宮司)

 あまり知られていませんが、靖国神社の境内には本体とは別に、日本人以外にもすべての外国の戦没者を祀る鎮霊社という小さなほこらが存在します。これを拡充し、新たな靖国神社をアピールする案も検討されていると湯澤氏は語ります。

 「今のままではあまりに小さい、世界の戦没者を祀っているということになれば、多少(印象も)違うのでは」(湯澤 貞 前宮司)

 しかし、鎮霊社は、アジア諸国からの反発をかわすための、いわば言い訳として建てられたに過ぎないとも指摘されています。

 (Q.靖国問題は自民党総裁選の争点になるか?)
 「私どもは争点にしない方がいいと思いますけれども、ここまで来るとそうはいかないでしょうから、ただ静観しているしかしょうがないと」(湯澤 貞 前宮司)

 A級戦犯合祀に昭和天皇が不快感を示したとされるメモが新たに見つかるなど、分祀論への対応も含め、靖国神社にはここに来て、改めて説明が迫られています。(7日17:54)

185 hits

[3099]Re(3):ヒロヒトは人非人である
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 eichelberger_1999 E-MAIL  - 06/8/8(火) 18:10 -

引用なし
パスワード
    とほほさん。どうも、議論がかみあわないようですね。

 私の3095は、福田恒存撲滅会会長さんの3084へのコメントであって、それに同意を表明されたとほほさんの3087に対するものではないことを、まずご理解ください。

 とほほさんが、昭和天皇を「卑怯」だとするのは、昭和天皇が戦争責任をきちんととらずに、うやむやにし、かわりにA級戦犯にそれを転嫁したこと、その事実をもって「卑怯」とみなしているからだと思います。言い換えれば、昭和天皇がA級戦犯が合祀されたことを理由に靖国参拝をやめたことそのものを「卑怯」とみなしているわけではない。むしろ、私と同じく、とりやめたこと自体は評価に値すると考えておられることが、今回の発言ではっきりしました。

 しかし、もとの3095の投稿は、はたしてとほほさんと同じことを表明しているのでしょうか。

▼福田恒存撲滅会会長さん:
>ヒロヒトはなんという人非人だろう。松岡、白鳥、狂言自殺実行者東条英機を初めとするA級戦犯共が、自らの命を懸けてヒロヒトに戦争責任なしと証言したために、東京裁判の被告人にされず命が助かったというのに、A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにしたとは、言うに 事欠いてなんということだ。昭和天皇ヒロヒトこそまさに人間の屑、ヒトデナシである。

 とほほさんのように、戦争責任を転嫁したことを人でなしと言っているようにも読めないわけではないですが、むしろ私は、「A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにした」ことをもって、ヒトデナシだと断じているように読みました。だからこそ、

>気持ちはわかりますが、この論法でいけば、昭和天皇はA級戦犯合祀後も、あるいはA級戦犯が合祀されたからこそ、靖国神社に参拝し、自分の代わりに犠牲になった被告たちの慰霊につとめるべきだったのであり、そうするのが人としての当然のつとめであったということになりますね。

と書いたのです。この読み方がそれほど外れた読み方だとは思っていません。

 次ぎに、3095で私が言いたかったのは、とほほさんが指摘する昭和天皇の「卑怯」なふるまい、すなわち昭和天皇が自ら戦争責任をきちんととらずに、連合国によって免責され、かわりにA級戦犯にそれを転嫁したこと、そのことが結果として、昭和天皇をしてA級戦犯合祀後の靖国神社に参拝するのをできなくさせてしまったのだ、という歴史的因縁を指摘するところにありました。
 言い換えれば、昭和天皇が合祀後の靖国神社に参拝しない/できないのには、それなりに相当の歴史的理由があるということを指摘したかったのです。昭和天皇が自らの戦争責任を棚上げにしたことと、A級戦犯合祀後の靖国に参拝できない/しないのとは、あたかもコインの裏表の関係にあるのです。

 そして、その関係は昭和天皇の死後十数年たつと、いわゆる戦争経験世代の死滅とともに、だんだんわかりにくくなってきているように思えます。

 もちろん、上記のことを指摘したからといって、昭和天皇の戦争責任問題が解決するわけでもありませんし(そもそも昭和天皇は亡くなったわけですから、この問題は永遠に未解決となったのです)、靖国問題に結着がつくわけでもありません。その意味では、とほほさんからこういうお叱りを受けるのも、ある意味で、しかたがないのかもしれません。

▼とほほさん:
>形式上の政治的立場が云々、などと言う批判をしているから日本は戦争責任問題をきちんと解決できないのだと思います。

 ということで、私の発言は日本の戦争責任問題の解決あるいは靖国問題の解決に寄するところがなさそうですので、これ以上は控えることにいたしましょう。
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[3100]Re(4):ヒロヒトは人非人である
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 福田恒存撲滅会会長 E-MAIL  - 06/8/8(火) 22:11 -

引用なし
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   ▼eichelberger_1999さん:

> とほほさんのように、戦争責任を転嫁したことを人でなしと言っているようにも読めないわけではないですが、むしろ私は、「A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにした」ことをもって、ヒトデナシだと断じているように読みました。

私の投稿の趣旨は、あなたの仰るとおりです。

>>気持ちはわかりますが、この論法でいけば、昭和天皇はA級戦犯合祀後も、あるいはA級戦犯が合祀されたからこそ、靖国神社に参拝し、自分の代わりに犠牲になった被告たちの慰霊につとめるべきだったのであり、そうするのが人としての当然のつとめであったということになりますね。
>と書いたのです。

> 言い換えれば、昭和天皇が合祀後の靖国神社に参拝しない/できないのには、それなりに相当の歴史的理由があるということを指摘したかったのです。昭和天皇が自らの戦争責任を棚上げにしたことと、A級戦犯合祀後の靖国に参拝できない/しないのとは、あたかもコインの裏表の関係にあるのです。

 これもその通りだと思います。

 ただ私の意見を補足すれば、必ずしも靖国参拝に限定されるものではないのですが、というか、それ以外に広くヒロヒトの戦争責任についてのものですが、記者会見の席で戦争責任について質問され「そういう文学的方面のことについては私は分

かりませんので云々」という発言や、昭和天皇独白録なるものをでっち上げて、己が以下に海戦に消極的であったかを証明しようとしたこと、更に、「終戦時の自分の決定は閣内の意見が一致しなかったために憲法の規定に基ずいて自分が決断し

た」と一見もっともらしいことを述べて戦争終結の功績を独り占めにする一方で、開戦時の態度については「国民のほとんどが開戦に賛成している状況においてもし自分が反対したならば殺されるおそれがあった」という趣旨のことを述べて、責任
を回避しようとしたことに我慢がならなかった訳です。

 開戦前のシミュレーションでも日本の敗北は決定的でしたし、愚将山本五十六の「半年間は十分に暴れて見せますが云々」問い発言などをヒロヒトが知らなかったはずはないし、負け戦で国土および人民がどのような惨事に見舞われるかというこ

とも十分に分かっていたはずです。それを「殺される恐れがあったから開戦を認めた」というのはなんと言う言い草でしょうか。猿の集団でもでもボスは集団を守るためにいかなる状況においても命を懸けて戦います。それを「殺されるかもしれな

かった」とは。12月8日の開戦時には私はまだ子供でしたが、8月15日まで、ヒロヒトはあくまで現人神であって、それを殺そうと思うような人はほとんど存在しなかったでしょうし、仮に殺そうと考えても絶対に成功しなかったでしょう。お

そらくヒロヒトは摂政時代に 難波大助 によって殺されそうになったことがよほど恐ろしかったのでしょう。なんとも情けない、猿にも劣る卑怯者を日本人は君主、神として奉戴していたわけでなんとも情けなくなります。
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[3101]Re(5):ヒロヒトは人非人である
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 福田恒存撲滅会会長 E-MAIL  - 06/8/8(火) 22:17 -

引用なし
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    余計なことで、このトピックの趣旨とはまったく関係の無いことですが、私の「福田恒存撲滅会会長」という妙なハンドル名は、本当は「福田恒存をやっつける会会長」というのですが、その名前ではここでの投稿者名の語数制限を超過するので、応急的にこのように変な名前にしたのです。

 なお、福田恒存をやっつける会会長というキーワードで検索すれば、どういうことを私が主張しているかが分かります。
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[3102]かな使い
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/9(水) 4:46 -

引用なし
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   ▼福田恒存撲滅会会長さん:
> なお、福田恒存をやっつける会会長というキーワードで検索すれば、どういうことを私が主張しているかが分かります。

あはは、私はそっち方面には全く疎くて、、、。福田恒存さんという方はそういう方だったのですね(^^ゞ
私の周りでも時々旧かな使いの方が現れますが、確かに旧かな使いなのですが文体は現代文と言う方もおられ読みにくいしご苦労なことだと思ってました。ところが「旧かな使いに変換してくれるソフト」と言うものがあるのですね(笑)2CHネラーあたりはそういうのを使っているのでしょう。

しかもこの掲示板にも時々そのソフトの開発者さんがあほな投稿をすることがあります。「おっちゃん」というのですが(^^;
現れたらやっつけてやってください。(笑)
ま、私は旧かな使いで投稿された文章は資料以外はめんどくさいから読まないだけの話なのですが、会長さんはとてもお怒りの様子、その主張を一度まとめて拝見したいですね。
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[3103]Re(5):ヒロヒトは人非人である
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 熊猫 E-MAIL  - 06/8/9(水) 8:18 -

引用なし
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   ▼eichelberger_1999さん:
> 一般的に言って、法廷で無罪を主張する被告が、起訴されてない第3者をあげて、彼こそ真犯人であるとして、起訴の不当性を訴えることは、法廷戦術として十分ありうることだと思います。それを前提にすれば、極東軍事裁判では、被告はその戦術をとらなかったのだとすれば、「訴追されていない者を庇」ったことになるのではありませんか。
「起訴されていない第3者」ではなく、「第3者」で十分でしょう。しかしその「第3者」が裕仁であることを特定できなければエビデンスにはなりません。真犯人は自分以外であれば誰でもよいわけですから、裕仁である必要はありません。
 また、既に裕仁の免責は決定事項であり戦犯が庇う必要の無いものであることは繰り返し説明をする必要の無いことです。

eichelberger_1999さんの提示したエビデンスを検証しましょう。
>「四七年一二月三一日の東京裁判の法廷で、東条英機被告は、「日本国の国民が、陛下の御意思に反してかれこれするということはあり得ぬことであります。いわんや、日本の高官においてをや」と証言した。東条は自分の証言の政治的含意についてあまりに無自覚だったが、ウィリアム・ウェッブ裁判長は、この証言の重要性についてすぐに法廷の注意をうながした。なぜなら、この東条の論法でいけば、太平洋戦争の開戦は天皇の意思だったということになるからである。
> すでに天皇の免責を決めていたキーナン主席検察官は、この証言のもつ危険性に気づいてすぐに行動をおこした。キーナンは田中隆吉を通じて松平康昌に働きかけ、松平は拘禁中の木戸幸一を訪ねて東条への説得を依頼した。この結果、翌四八年一月六日の法廷で東条は、「それは私の国民としての感情を申し上げておったのです。責任問題とは別です。天皇の御責任とは別の問題」と述べて、前回の証言を事実上撤回したのである。
> 田中隆吉の息子で、田中の秘書的な役割を果たしていた田中稔によれば、この東条工作のあとで、田中は松平に招待され、その場で非公式に、「今回のことは結構であった」という天皇の「お言葉」を伝えられるとともに、「御下賜品」として、「ジョニーウォーカー、レッドラベルのウィスキー一本」をもらっている」
 実に面白いエビデンスを提示しましたね(^^)前後のやり取りが気になるので、東京裁判関係の蔵書を調べましたが、残念ながら熊猫コレクションにはありませんでした。
 東条の行動はどうにでも解釈できますので、エビデンスとしては不十分です。東条の経歴は陸軍士官学校・陸軍大学校及び軍歴からして、高度な軍事訓練を受け銃の使い方は熟知しているはずなのに、ピストル自殺すら失敗する不自然さ。
 むしろ東条は裕仁に罪を押し付けるために「日本国の国民が、陛下の御意思に反してかれこれするということはあり得ぬことであります。いわんや、日本の高官においてをや」と、言ったのではないでしょうか。もしも、東条に裕仁を庇おうとする意思があれば出てこない発言です。つい本音がポロリと出たか・・・・・。
 また、東条に裕仁を庇う意思があるのであれば、わざわざ「東条工作」とやらは必要ないでしょう。東京裁判の主導権は連合国(アメリカ)にあり、天皇の免責は決定事項であることくらい、東条や他の戦犯も知っていることではないでしょうか。
 今回のエビデンスの最大のポイントは「それは私の国民としての感情を申し上げておったのです。責任問題とは別です。天皇の御責任とは別の問題」ではないかと思います。
 木戸と東条の間に如何なる会話があったのか非常に気になるところです。これら二つの相反する証言を、トリミングした状態で判断するのではなく前後の経緯を知りたいものです。1月6日の法廷で再度、同じ話題に触れる必要がキーナンやウェッブにあったとは思えませんが、キーナンが東条の証言を引き出したのであれば「東条工作」があったということは間違いの無い事実だと思います。
 東条の証言は弁護側との答弁の中から出た言葉だと思っていましたが、キーナンとのやりとりの中から出た言葉とも考えなければいけないようです。
 吉田裕氏の著書に詳しく書かれているのでしょうか?
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[3108]Re(6):ヒロヒトは人非人である
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 eichelberger_1999 E-MAIL  - 06/8/9(水) 16:48 -

引用なし
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   ▼熊猫さん:

> また、既に裕仁の免責は決定事項であり戦犯が庇う必要の無いものであることは繰り返し説明をする必要の無いことです。

裁判である以上、昭和天皇の免責が最終的に確定するのは、判決が出てからであり、開廷時点で確定していたのは「天皇不起訴」だけです。裁判の審理の進行次第では、はたして昭和天皇免責の方針がそのまま維持できるかどうか、検察側といえども予断を許さぬものがあったはずです。
 熊猫さんの主張するように、すでに昭和天皇の免責は確定されているのだから、被告はいまさら昭和天皇を庇う必要はなかったとしましょう。そうすると、被告達は、昭和天皇が戦争指導においてはたした役割について、実際にあったとおりに、正直に陳述することができ、かつ陳述したことになります。
 つまり、熊猫さんの主張にしたがえば、東京裁判の審理において、昭和天皇のはたした役割については、少なくとも被告達は包み隠さず、自分たちが事実と信じるところを証言したうえで、東京裁判の判決がだされたことになってしまいます。

 ところで、昭和天皇には戦争責任があるというのが、この掲示板の参加者の多数意見だと思われますが、真実、昭和天皇に戦争責任があるのならば、被告たちによって法廷で赤裸々にかたられ、あきらかにされた昭和天皇の言動は、当然ながら、昭和天皇の戦争責任を否定できないかたちで、暴露したにちがいありません。つまり、訴追されなかったが、被告達と共犯の人間が法廷の外にまだいることが、審理の過程で明らかにされたはずです。その上で免責を確定させる判決が出されたとして、はたして連合国側の世論が納得したでしょうか。

 実際の東京裁判の審理においては、昭和天皇の役割が赤裸々に語られることはありませんでした。
 しかし、熊猫さんの主張にしたがえば、被告達には別に昭和天皇を庇う必要がなかったわけですから、逆に被告が法廷で語ったことが、戦争において昭和天皇が果たした役割の実相だったことになってしまいます。被告達は法廷では、昭和天皇の責任を云々したりしなかったので、被告達が語ったことが包み隠さぬ事実だったとすると、一転して昭和天皇には戦争責任がなかったことになってしまいます。
 熊猫さんが、昭和天皇には戦争責任なしと考えておられる方だとは思いませんので、これではパラドクスになってしまいます。

> むしろ東条は裕仁に罪を押し付けるために「日本国の国民が、陛下の御意思に反してかれこれするということはあり得ぬことであります。いわんや、日本の高官においてをや」と、言ったのではないでしょうか。もしも、東条に裕仁を庇おうとする意思があれば出てこない発言です。つい本音がポロリと出たか・・・・・。

 「昭和天皇に罪を押し付ける」などという考えを東条がもっていなかったことは、いくつかの資料から明らかです。

 東京裁判のはじまる前に、海軍大将米内光政にマッカーサーの軍事秘書官であったフェラーズ准将が極秘の依頼をおこないます。その内容は以下のようなものでした。

 GHQは天皇を訴追したくないが、天皇を戦犯として訴追すべしとする意見が有力な連合国国民を納得させるためには、裁判で東条に全責任を負担させることが是非とも必要である。そのためには、東条に次のようなことを法廷で言わせて欲しい。「改善前の御前会議に於て仮令陛下が対米戦争に反対せられても自分は強引に戦争まで持っていく腹を決めて居た」と。

 これを聞いた米内は「全く同感です。東条嶋田に全責任をとらすことが陛下を無罪にする為の最善の方法と思います。」と答え、東条の弁護人であった塩原時三郎を通じてそのことを巣鴨拘置所の東条に伝えます。

 東条は、「米内もバカだナ。俺が生きてこうしているのも、ただ一点、そのことのためだけだ。心配は無用である。東条は国民に対しては逆賊といわれるかもしれないが、陛下をお守りすることだけは、いのちがけでやり通す覚悟である。」と答えたそうです(塩原時三郎『東条メモ』による)。
 
 また、東条はその「遺言」で、「天皇陛下に累を及ぼさなかったので安心して死ねる」と述べています(上記は、いずれも升味準之輔『昭和天皇とその時代』による)。

> また、東条に裕仁を庇う意思があるのであれば、わざわざ「東条工作」とやらは必要ないでしょう。東京裁判の主導権は連合国(アメリカ)にあり、天皇の免責は決定事項であることくらい、東条や他の戦犯も知っていることではないでしょうか。

 そうですよ。そのことを知っているからこそ、天皇に累をおよぼしかねない発言をするのを避けたのです。しかし、思わず本音が出ることもあった。その時には、天皇に累がおよばないように、総掛かりで大きな火事になるぬよう、もみ消したのです。

> 木戸と東条の間に如何なる会話があったのか非常に気になるところです。

 私の知っている範囲では、会話の内容はつかめません。木戸の日記には、この件はまったくでてきません。

>これら二つの相反する証言を、トリミングした状態で判断するのではなく前後の経緯を知りたいものです。

 東条の最初の陳述は、木戸の弁護人であるローガン弁護士の質問に対するものでした。
「ローガン弁護人:例えば、内大臣の木戸幸一が、天皇の平和を希望するという意志に反して、勝手に行動したり、進言したりすることはありますか。
 東条被告:そんなことはまったくあり得ないことです。日本国の臣民が、陛下の御意志に反してあれこれすることなどあり得ません。まして(木戸のような)高官においておや、であります」高橋紘・鈴木邦彦『天皇家の密使たち』より

 フェラーズとの約束にしたがえば、ここで東条は、「場合によっては陛下の意思に反しても行動することがある」と言わねばならなかったにもかかわらず、無意識のうちにほんとうの気持ちが出てしまったのです。
 それを聞いたキーナン検事は、「トウジョウの奴め、バカな」と舌打ちし、はらわたが煮えくりかえる思いだったと、『天皇家の密使たち』には書かれています。そこで、キーナンは一芝居うつために、裏工作をおこなったのです。

 東条の二度目の発言は、1月6日にキーナンの質問に対してなされたものです。

> 吉田裕氏の著書に詳しく書かれているのでしょうか?

 吉田氏の本には私が紹介した以上のことは書かれていません。
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[3109]Re(5):ヒロヒトは人非人である
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 eichelberger_1999 E-MAIL  - 06/8/9(水) 17:07 -

引用なし
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   ▼福田恒存撲滅会会長さん:

>
> ただ私の意見を補足すれば、必ずしも靖国参拝に限定されるものではないのですが、というか、それ以外に広くヒロヒトの戦争責任についてのものですが、
(中略)
>責任を回避しようとしたことに我慢がならなかった訳です。

 福田恒存撲滅会会長さんが「ヒロヒトは人非人」と仰有った意図は、よく了解いたしました。
 「A級戦犯が祭られているから靖国神社に参拝に行かないことにした」ことのみならず、総じて昭和天皇が自らの戦争責任をほおかむりしたこと、そのこと全体に対して「ヒロヒトは人非人」だとされるわけですね。

 その点が確認できて、さいわいでした。お礼申し上げます。
 
 前言もありますので、この件に関しては、ここまでにさせていただきます。

 なお、かなづかいに関しましては、だいぶ前に読んだ、加藤典洋『敗戦後論』の、それまで旧かな論者であった、大岡昇平がある時機を境に新かなを使うようになった(レイテ戦記は新かなで書かれている)。そこに大岡の戦後に対する決断があるという論が、今でも印象に残っております。
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[3115]Re(6):ヒロヒトは人非人である
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 コボ朗 E-MAIL  - 06/8/10(木) 0:56 -

引用なし
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   やっつける会会長さん(略させて頂きます)
HNからして他者否定先行では、
批判だか中傷だか判りませんよ。

>猿の集団でもでもボスは集団を守るためにいかなる状況においても
>命を懸けて戦います。

生物学的な事実と反しますし人間は猿じゃありません。
責任を取るとは命を捨てる事ではなく事態を収束させる事です。

あなた自身が、
>8月15日まで、ヒロヒトはあくまで現人神であって、

と仰るように、昭和天皇の玉音放送が無ければ
日本人は最後の1人まで玉砕したでしょう。
繰り返しますが、責任を取るとは命を捨てる事ではなく、
事態を収束させる事です。
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[3116]Re(3):ヒロヒトは人非人である
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 勝山晋介 E-MAIL  - 06/8/10(木) 2:12 -

引用なし
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   大変だ。とほほさんと、主張のベースがぜんぜん違うのに主張内容がほとんど同じだ。
それにしても、靖国問題で騒ぐ人が右も左もいろいろな主張をされていることに、いまさらながら感心しました。片方の側に片寄りすぎると、もう片方が全員同じことを主張しているという錯覚にとらわれてしまい、表面的にしか物事を捉えていなかったと反省しています。(私なんかの場合は、左側の方々は全員A級戦犯分祀を主張していると思ってました^^;)

▼とほほさん:
>天皇がその政治的立場から靖国参拝をしないことは全く賛同すべきことでもし参拝しておれば私も大反対すると思います。が、それは合祀云々をのぞきです。

私も天皇が靖国参拝をすることには反対です。(政教分離の原則によって反対します)


>私は以前にも書いたのですが靖国問題を政教分離であるとかA級戦犯合祀であるとかの論点で議論するのは危険だと考えてます。靖国と言うものの持っている精神やシステムそのものを批判していかないことには、他の追悼施設を新設したところでネオ靖国にすぎない、と言うことは何度か主張してきました。案の定アホの麻生が靖国を宗教法人からはずして宗教ではないことにしよう、と言うことを思いつきました。宗教ではないとすれば政教分離批判で靖国参拝を批判することが出来なくなるわけです。

 靖国問題をA級戦犯分祀すべきという論点で議論するのには私も反対です。仮に、見事分祀にたどり着けたとして、右側の皆さんはA級戦犯を祭った神社に行くでしょうし、左側の皆さんがA級を分祀した靖国神社に行くとはとても思えません。
 麻生外務大臣の今回の案も、同じ理由で賛成はできません。
 ちなみに私は、靖国神社を政治の場で争うこと自体が反対です。首相だろうと大臣だろうと、個人の主義主張は自由です。靖国に参拝したいなら、参拝すればいい。政教分離の原則に則り、政治の場で、参拝の是非を問うこと自体がおかしいと考えています。

>私は靖国や天皇の戦争責任は事実に基づいてきちんと批判していくべきだと思います、今回の天皇メモに対する批判はそういうことです。形式上の政治的立場が云々、などと言う批判をしているから日本は戦争責任問題をきちんと解決できないのだと思います。

 最近さまざまなところを観閲していて思うのですが、皆さんのおっしゃる「戦争責任」が、各個人で大きく意味が違う気がします。とほほさんのおっしゃる「戦争責任」とは一体何に対する責任でしょうか?(ちなみに私の言う戦争責任とは、戦争に負けた、指揮官としての責任です)

#最後ですが、ここの掲示板にいる皆さんは、靖国問題ですこしでも"妥協"できますか?
#一切"妥協"できないという方は、本当に"話し合い"で解決する気あるのですか?
#他の投稿で書きましたが、"妥協できない平和主義者"が一番"平和"じゃありません。
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[3121]Re(4):ヒロヒトは人非人である
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/10(木) 5:43 -

引用なし
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   ▼勝山晋介さん:
>#最後ですが、ここの掲示板にいる皆さんは、靖国問題ですこしでも"妥協"できますか?
>#一切"妥協"できないという方は、本当に"話し合い"で解決する気あるのですか?
>#他の投稿で書きましたが、"妥協できない平和主義者"が一番"平和"じゃありません。

まずは人の投稿を読みなさいよ。あなたのオツム、思考方法がもろ右翼なんですよ(^^;
そういう方に限って自分は右翼だと自覚していない(^^;(^^;
そういう論文はこの掲示板に一杯書いてあるから、[#2307]とかは参考になると思いますよ。

妥協するとは何に対して何を妥協するのですか?あなたの言う平和主義者とは誰のことでどんな主張をしている方ですか?そしてその方はこの掲示板にいるのですか?いい加減これ以上無意味な投稿が続くようなら投稿をお断りすることもあります。
154 hits

[3125]Re(5):ヒロヒトは人非人である
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 勝山晋介 E-MAIL  - 06/8/10(木) 9:47 -

引用なし
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   ▼とほほさん:
>そういう方に限って自分は右翼だと自覚していない(^^;(^^;

いえ、おそらく私は相当片寄った人間ですよ。
私の一番の理想はすべての白人と黒人を排除し、日本人以外の黄色人を二級市民、日本人を一級市民とする世界ですし。こんな理想を持つ私が平和なわけは無いでしょう。
まあ、外国人はおろか大多数の日本人にも受け入れられない考えだとは思いますが。

>そういう論文はこの掲示板に一杯書いてあるから、[#2307]とかは参考になると思いますよ。

早速読んでみたいと思います。

>妥協するとは何に対して何を妥協するのですか?

首相をはじめとする国務大臣や国会議員たちの靖国神社参拝問題に対して、
 1、首相の参拝を認める
 2、首相・国務大臣の参拝は認めないが、国会議員の参拝は認める
 3、首相・大臣・議員の参拝は認めないが、公務員の参拝は認める
 4、一般市民以外の参拝を認めない
 5、参拝は認めないが、靖国神社の存在は認める
と言ったような妥協案を結論として認められるか?と言ったことです。


>あなたの言う平和主義者とは誰のことでどんな主張をしている方ですか?

靖国参拝問題に関して言うならば、政教分離の原則に則って反対しているのではなく、A級戦犯の合祀が理由の方・国家神道を否定しているために靖国自体の存在に反対の方です。
また、日本の武装に関しては、「日本が非武装を宣言すべき」との立場をとっている人々です。

>そしてその方はこの掲示板にいるのですか?

少なくともほほさんはそうだと認識しています。

>いい加減これ以上無意味な投稿が続くようなら投稿をお断りすることもあります。

それはこの掲示板の管理人であるとほほさんの自由です。
もともと掲示板に言論の自由は保証できないので。(管理者の意向次第ですし、既に[3110]に対する私の返信は消されているようですし。)
152 hits

[3138]Re(7):ヒロヒトは人非人である
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 とほほ E-MAIL  - 06/8/11(金) 12:01 -

引用なし
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   ▼コボ朗さん:
>と仰るように、昭和天皇の玉音放送が無ければ、日本人は最後の1人まで玉砕したでしょう。

ちょっと投稿のご趣旨とはそれるかもしれませんが(^^;
これは物は言いようと言う奴で、無謀な侵略戦争を推進し日本に原爆が落とされて300万人の日本人がその天皇に殺されたのですから、天皇の戦争責任は重大です。つまり言い換えれば「300万人の日本人が死ぬまで」天皇は戦争を止めなかったのです。

また「日本人が最後の一人まで玉砕したでしょう」と言うのは憶測以外の何者でもありません。現実には玉音放送がなくてもあの時期もはや日本軍に余力はなく、米軍は簡単に占領していたとする見方のほうが適当ですし、占領後の日本一般民衆の抵抗はほとんどなかったと思われます。どちらにしろ歴史のIFは無意味です。

「玉音放送で多くの日本人が救われた」などと言う認識は本末転倒だと考えます。
158 hits

[3143]天皇の戦争責任について
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 コボ朗  - 06/8/12(土) 11:27 -

引用なし
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   ▼勝山晋介さん

一級市民とか二級市民とか言わなければ優越感を持てないんでしょうか?
ほとんどの日本人はそんな事言わずとも自分の実力で差を付けています。
国籍にしか自信が持てないなんて悲しすぎます。

靖国参拝しても、真に「心の問題」なら、自宅で祈っても構わないはずです。
結局他人の目を気にしながら、「批判するな」とは虫が良すぎます。
靖国神社を「参拝する事を批判する」のと
靖国神社を「批判する事を批判する」のは表裏一体です。

▼とほほさん

>無謀な侵略戦争を推進し日本に原爆が落とされて
>300万人の日本人がその天皇に殺されたのですから、
>天皇の戦争責任は重大です。
>つまり言い換えれば「300万人の日本人が死ぬまで」
>天皇は戦争を止めなかったのです。

300万の犠牲は「未必の故意」だと仰りたいんでしょうか?
「天皇に殺された」とゆう表現は感情的過ぎると思います。
それに300万人の同胞が死んでも
「まだ」やめようとしなかった人々や、
あまつさえ結果を知りながら、
あの戦争を再評価しようとする人々よりは
遥かに「マシ」でしょう?と云う事です。

引きずり下ろされる前に自ら幕引きをしただけでは
不充分だと仰りたいのは良く判ります。
天皇を許せとか感謝しろとか言ってる訳じゃありません。
ですが他にどんな責任の取り方があったでしょうか?
別の項目で言ったように、
命を差し出しても責任を取った事にはなりません。

平和を保つためには好戦派をなだめる事も重要です。
俺自身は天皇を退位させなかったのは
アメリカの意向だと考えています。
そしてそれは好戦派の反米感情を和らげ、
結果論ですが戦後日本の復興に役立ったと考えています。

>また「日本人が最後の一人まで玉砕したでしょう」と言うのは
>憶測以外の何者でもありません。
>現実には玉音放送がなくてもあの時期もはや日本軍に余力はなく、
>米軍は簡単に占領していたとする見方のほうが適当ですし、
>占領後の日本一般民衆の抵抗はほとんどなかったと思われます。
>どちらにしろ歴史のIFは無意味です。

沖縄戦をどうお考えですか?
ifは無意味と言われればその通りですが、
玉音放送が無くても本土はああはならないってのは、
いくらなんでも楽観的過ぎると思います。
156 hits

[3166]Re(1):天皇の戦争責任について
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 とほほ  - 06/8/22(火) 2:05 -

引用なし
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   ▼コボ朗さん:
>300万の犠牲は「未必の故意」だと仰りたいんでしょうか?

未必の故意?とんでもない(笑)
犠牲を前提としているのが戦争であっていわゆる刑法上の「未必の故意」とは全く意味が異なります。未必の故意とは、この石をここから落としたら誰かが死ぬ可能性があることを認識しながら落とした殺意のことです。

戦争を始めたら兵士又は民間人が必ず死ぬことを天皇は知っていたわけで、未必の故意の刑法疑念とは明らかに異なります。

>ifは無意味と言われればその通りですが、
>玉音放送が無くても本土はああはならないってのは、
>いくらなんでも楽観的過ぎると思います。

ふむ、沖縄戦における歴史認識が私とは異なるようです。
歴史のIFに意味が無いことにはご賛同いただけますでしょうか?
歴史に意味があるのは真実だけです。

沖縄戦における民衆の死は日本軍が殺したのです。これは責任問題に転化した理論上の問題だけではなく現実的に日本軍が殺害した沖縄民衆の例はいくらでも数えることは出来ます。それどころか米軍は日本軍に殺されようとしている民衆を自らを盾にして救っています。

集団投降で命を救われた沖縄民衆は万を超えます。
象徴的なのは米軍に投降しようとした民衆が海を泳いで米軍艦に近づこうとします。その民衆を銃撃したのは日本軍です。米軍はボートをまわし、その日本軍の銃撃から民衆の命を守ったのです。

それが沖縄戦の実態です。
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[3239]Re(1):かな使い
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 佐藤 俊  - 06/9/19(火) 0:58 -

引用なし
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    会長は2chなどの別の掲示板で、「福田恒存は徴兵忌避をした卑怯者だ」という主張を繰り返ししています。
 福田は戦争中、たしかに徴兵されることはなかったのですが、会長はそのことを「官憲に手をまわして徴兵を逃れた」とし、「福田は卑怯者だ!」と主張しています。しかし徴兵忌避をしたことがなぜわかったのか聞かれると、「徴兵されなかったことが証拠だ」といっています。つまり何の証拠もないわけです。
 とまれ会長が「徴兵逃れは卑怯な振る舞いである」と主張していることは間違いありません。
 ところがこのスレを見てみると、「ヒロヒトは人非人」とか「愚将山本五十六」とか、ほかの掲示板でですが「戦艦武蔵大和は馬鹿の象徴」といっています。まさかこれで「大東亜戦争は聖戦であり、日本兵は神兵だ」とはいいますまい。
 つまり会長は、「太平洋戦争は日本の愚挙、蛮行である」と非難しつつ、しかし「徴兵を逃れたのは卑怯だ」と主張しているわけです。これは矛盾していませんか。太平洋戦争が聖戦などではなく他国への侵略でしかないのなら、それに加担しなかったことは「卑怯」どころか、むしろ賞賛すべきでしょう。
 福田が戦前「御国のために死ね」とか主張していたというならまた話は違ってきますが、わたしはそんな話は寡聞にして知りません。
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