|
旧思考錯誤で「香田さんの死を受けて」と言うタイトルで小泉を糾弾したことがあります。 http://t-t-japan.com/bbs/article/t/tohoho/9/zbhqrf/zbhqrf.html
最近次のような記事を発見しました。自民党でも昔は気概のある立派な人が居たんだな、と最近の右傾化をますます許しがたくなってきます。
そんなさなか4月7日、イラクから衝撃的なニュースが飛び込んできます。今井紀明さん、高遠菜穂子さん、郡山総一郎さんの若者3人が誘拐されたのです。武装勢力にとらえられた3人の生々しい映像が中東の衛星テレビ局アルジャジーラで放映されました。このとき箕輪さんがとった行動が、「自分が代わりに人質になる」という申し出でした。新聞(北海道新聞)では次のように報道されています。
----------
元自民党衆院議員の箕輪登元郵政相(80)=小樽市在住=は14日までに、カタールの衛星テレビ・アルジャジーラに対し、イラクで人質となっている日本人の身代わりになる用意がある、とするメッセージを送った。
犯人グループにあてたもので、「私は元閣僚の1人で、自衛隊派遣という小泉純一郎首相の誤った政治選択に関して提訴中です」と自身を紹介したうえで、「あなた方が拘束した3人の日本人の代わりに人質になる覚悟があります」として、テレビ番組などでメッセージを流すよう求めている。
これについて箕輪氏は、「当面の問題は3人を助けることで、80歳になった私の命など惜しくはない。小泉首相ら政府関係者は、『テロ』という言葉を使うのはやめた方がいい。レジスタンスだと思っている彼らの神経を逆なでする」と話している。
----------
3人は4月14日に無事解放されましたが、5月にはフリージャーナリストの橋田信介さんと甥の小川功太郎さんが銃撃されて死亡、10月には旅行者としてイラク入りした香田証生(こうだしょうせい)さんが誘拐殺害されます。11月には日本の外交官、奥克彦参事官と井ノ上正盛三等書記官の乗った車が銃撃され、死亡しました。それにも増して戦争終結宣言もむなしく現地のイラク人や多国籍軍の兵士などがおびただしい犠牲者を生み出し続けています。
ウェブマガジン カムイミンタラ
〜北海道の風土・文化誌より
| |