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どうも、パルミーロです。
▼うさぎさん: > 民主主義とは何かを全く分かっていないようで・・・。まあ、 >「日本式」の民主主義ではこの手の考えも許されるのでしょう。
こういうことを言う手合いが、一方では、北朝鮮や中国の「非民主制」を批判するんですから、ダブルスタンダードここに極まれり、ですね。
高橋氏の言う「民主主義」が民主主義なら、北朝鮮も中国も十分「民主主義」です。 G7諸国のどこにも、99%の投票率で99%の得票を得たような与党のもとで統治されている国はありません。「民主主義」のもとでの決定が絶対ならば、与党が用意している「北朝鮮人権法」など論外ということになります。たかだか6割そこそこの投票率で4割の得票がいいところの党に、投票率・得票率ともに99%の党の政策を批判する資格はないということになります。(ちなみに、制度的には、北朝鮮も中国も複数政党制です)。日本も北朝鮮も、どちらも抑圧的だ、と考える人間にのみ、人権法その他を議論する資格があるのだと思います(北朝鮮政府が、グアンタナモを批判したとして、説得力があるでしょうか?)。 国家にとっては、どれだけ自由主義的か、も、重要な要因です。インディビデュアリズムの祖国イギリスで国旗国歌の強制などしておりません。国家主義の本家本元(革命によって「国民国家」を勝ち取ったのだからある意味当然)フランスには、入学式も卒業式もありません(ゆえに国旗国歌の問題はおこりようがない)。国旗国歌の強制は、まさに、日本を中国や北朝鮮並みの国にしようという試みにほかなりません(以前だれかが、戦前の日本を、「天皇制スターリン主義」と呼んだのを思い出しました)。
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